データ分析・攻略 稼働記事

「最近の収支とか稼働内容とか」

今年(2021年)の1月はスロットで全くやれる気がせず、半月で-20Kというマイナス収支のまま、「しばらく距離を置きます」と敗北宣言をしてスロットとは距離を置いていました。

一番辛かったのはマイナス収支や下ブレではなく、ハイエナ・設定狙い問わず「打てる台」を見つけられない日が続いたことで、この状況で勝とうと思ったら「自分がやりたくない立ち回り」をしなければならず、「そこまでしてスロットをやる意味を感じないな」と思ったのです。

が、その痛みも忘れ今年の秋にノコノコと復帰し3ヶ月ほどが経ったので、今回は僕が最近打っている台や立ち回り、収支なんかを紹介したいと思います。

本来、収支とか稼働内容は、人それぞれ目標、スロットに割ける時間、軍資金、地域の状況、好きな機種や立ち回りも全然違うのでわざわざ人前でいうことでもないと考えていますが、もしこれを見て、「厳しいといわれる時代でも、兼業リーマン稼働のこんなオッサンでもまだ勝ててはいるのか」と、勝ちたいけど現状うまくいっていない方の刺激になれば幸いと思って書いてみます。また自分の他の記事の内容に多少の信憑性が付くのならそれもプラスですしね。

全体の収支

今回振り返った期間はちょうど3ヶ月で、収支が+782K(月平均+260K)でした。

総遊技時間は443時間で、時給でみると1765/hとなっていますが、ここには並んでいた時間やら台を探していた時間は入っていないので実際はもっと下がりますね。

3ヶ月で443時間ということは150h/月です。フルタイムの会社員の勤務時間が160h/月とかなので、これは兼業スロッターとしては相当なキチっぷりです。

でも僕にとってスロットは、1日に一度外を歩いて体を動かしたり機械と戯れて気分転換をするきっかけであり、遊びつつ小銭をもらえれば最高という考えなので苦痛もありません(不調期は凹むこともありますが)。

そもそもが遊びなので、金額とか時給やらを見て●●より効率がいいとか悪いとか考えることもなく、どちらかといえば、大半の趣味はお金を払ってやるものだけど、スロットは上手く立ち回れればお金を使わずに遊べる可能性があるゲームなのでありがたいと思います。

祝日がある週は、週末とつなげるような形(祝日が火曜日なら月曜日を休んで4連休にするとか)で有給を取ったりして、その有給で旅行に行くわけでもなく近所で「スロプごっこ」をやっていました。

「自分が休んだら会社や同僚に迷惑がかかる」と考える立派な方もいますが、自分はそんなこと考えたこともないクズ野郎です🤪

仮に自分が今日消えたとしても会社も社会も何事もなく回り続けるし、もしその程度で回らなくなる会社ならそれは経営者の問題なので勝手に潰れるべきだし、従業員はむしろ会社に放り出されたり会社が潰れても自分が困らないような備えをするべきと考えています。

日本では現場の人の勤勉さに甘えて管理者が怠惰、無能になるというパターンが多いように感じますが、ワタクシは「もう令和の時代だし、そんなニッポンを変えていこうよ!」と愛国心を胸に有給を取ってパチ屋に並ぶわけです。

というスロッカスの妄言はさておき。。。

期待値収支

僕は「期待値収支」を一応記録するようにしています。期待値収支とは、自己評価で計算した打った台の期待値を積み上げたもので、それが+761K(+253K/月)だったので、この期間のプラス収支は、単なる上ブレではなく、勝つべくして勝ったと思いたいところです。

「思いたい」というのは、期待値収支はハイエナや高設定確定が出た台ならば計算しやすいのですが、自分はジャグラー比率が高いので正確に測るのは不可能なのです。

ジャグラーの設定なんてものは設定を入れた人間にしかわからず、予想すら不可能なのはわかっていますが、それでも自分は閉店後のデータやホール全体の状況を振り返ってなるべくピンポイントで予想するようにしています。打った後の単なる予想なので間違っていても失うものはないですしね。

「クソ負けたから設定1」とか「合算もREGも6をぶっちぎってたから設定6」という乱暴な決めつけではなく、「今日は合算1/106で5000枚出たけど、自分の台の推測要素、他の当たり台のデータ、このホールの過去の傾向も考えると今日の当たり台は設定5だったんじゃないか」みたいに、事務所にいる店長の顔、店のノルマ、店のコンピュータに保存されている設定表までを勝手に妄想しつつ、なるべく設定を見抜く努力をする機会にもしています。

ジャグラーで勝つにはこれ!?

これはこれでジャグラーで勝ちやすくなるために役立つエクササイズだと思っていますが、これを期待値収支と呼ぶには信頼度が低いので、あくまで参考程度としています。。。

よく打った機種

稼働時間的には

  1. マイジャグ4 = 161時間
  2. マイジャグ3 = 100時間
  3. バジリスク絆2 = 80時間

と、この3機種だけで全体の稼働の8割程度を占めていました。3機種といいつつマイジャグ3と4なんて同じなので、実質マイジャグと絆の2機種ですが😅

「オッサン、昔から同じ機種しか打ってなくない?」

という声も聞こえてきそうですが、まさに

Exactly(その通りでございます)

という感じです。ただマイジャグも絆も多くのホールのメイン機種であり、メイン機種をメインで打つのは無難な選択だと思うし、個人的にも愛着がある機種なので「設定が入るから仕方なく打っていた」ということもありません。

みんなが好きだから人気になってメイン機種になったのか、メイン機種だから扱いがよくて人気になるのか。いわゆる「鶏が先か卵が先か」という話ですが、実際にはその両方のスパイラルなのでしょう。

そもそものゲーム性やスペックが優秀だからこそ人気が出てメイン機種になり、そういう機械に設定が入るのだから、それはやはり面白いんだろうと思います。

だから、メイン機種を好きになってしまうというのは勝つための近道かもしれません。逆にマイナー機種に惚れてしまい、それしか打ちたくないという場合、それはそれでスロットとの楽しい向き合い方の一つだと思いますが勝ちへの道筋は険しいものとなるでしょう。

その他のメイン機種の中では番長3もまだ設定が入っていたとは思いますが、個人的には番長3の経験値が全くといっていいほどなく、導入直後に下振れたまま、設定推測、狙い方、楽しさがわからないままここまで来てしまったので、もう今さら打つこともないでしょう。

上記の機種以外では、

  • まどか前後編 = 32時間
  • アイムジャグラーEX(6号機) = 15時間
  • ファンキージャグラー2(6号機) = 13時間

と続いています。

まどか前後編と6号機アイムについては別記事でも書いているのでそちらもご覧いただければと思います。

ファンキー2は少ししか打っていないけどやりづらい台だと感じました。設定6の機械割は110%と魅力的だけど、現実的にツモっても4や5ということが多いのかなと。設定5の1/300というREG確率を基準に追いかけると、長く打った末に「実は低設定でした」という罠にかかりやすい機種で、あまり積極的に打たないかなと感じました。まあそんなこと言ったらどのジャグラーも同じく難しいんですけどね。

これは単に「たかが240枚でガコンガコンうるせえんだよ。マイジャグさんみたいに静かに光れないのかよ」という個人的な感情のせいかもしれませんw

あとは新ハナビの全56を30分で捨てたり😅、それ以外はハイエナやら設定狙いでわずかに打った機種が続いてました。

収支に貢献した機種

続いては収支を見てみます。トップ3は

  1. マイジャグ4 = +364K (時給2253)
  2. 絆2 = +223K (時給2776)
  3. マイジャグ3 = +68K (時給679)

でした。遊技時間と同様でマイジャグシリーズと絆だけで収支の8割以上を占めています。

絆2はハイエナでは8勝15敗で収支もマイナスでしたが、設定狙いでは設定6も打てているし、4以上もまあまあ打てていたので、自分にしてはそこそこやれていたと思います。

マイジャグ3の収支がマイジャグ4に比べてだいぶ悪いのが面白いですね。これはホールのマイジャグ3の扱いが悪かったのか、それともたまたまマイ3を狙った時にダメだっただけなのかわかりません。

わりと打ったまどか前後編については、+16Kで時給500となっていました。設定狙いでは設定6も打てているし、スカった日も設定2以上(機械割99.8%)で、あとはハイエナばかりなんですが、全然結果がついてこなかったですね。単純に試行が足りないだけなのか、叛逆同様に公表の機械割がアレなのか、真相は闇の中のままで終わってしまいそうです。

ハイエナvs設定狙い

立ち回りの比率でいうと、設定狙いが95%でハイエナは5%でした。ハイエナを避けていたつもりもないですが、他のハイエナも多くて途中からは諦めていました。

といいつつもこの期間のハイエナで57台打っていて、期待値的には89600円積んだつもりですが、実際の収支の方は-22000円でした😭 ハイエナは「ライバル減らし」という名目で浅めから打つこともあるので多少荒れるのは仕方ないと思っていますが。

ちなみに4パチも一度だけ打っていました。スロットで詰んだ日に、打ってみたかった新台を趣味打ちで貯玉2500発だけと決めて打ったのですが、すぐに当たって+10Kで勝ち逃げしましたw

ハイエナが不調だった代わりに設定狙いが好調で+791Kでした。10月くらいからコロナの感染者数が急激に減って緊急事態宣言も解除され、ホールが再び力を入れていた甘めの時期だったかもしれません。それと、週末にわかりやすい仕掛けをしてくれるホールが多く、店内ポスターやSNSでの煽り、末尾系、並び系だの機種推しといった示唆に乗って打てたのもリーマンスロッターには嬉しかったです。

自分は「自分は設定狙い派」とか「オレはエナに専念する」といった意識もなく、その時に打てそうな台があれば打つだけですが、もしハイエナだけだったら「拾えない、拾っても勝てない」とまたスロットに絶望していたと思うので、ヘタなりに以前から設定狙いの真似事をやっていてよかったと思います。

マイジャグは平均設定4くらいは打てていたのか

マイジャグの個人データを見ると、総ゲーム数が160290Gで、BIG確率1/249、REG確率1/295、合算1/135となっていたので、REGは4くらい、合算では4と5の間くらいと、多少上ブレ気味に見えますが、低設定を踏んだ分も含めてこの数値というのはそこそこやれていたと思います。一時期、「自分はもう個人データなんかなくても勝てる」と自惚れて個人データをつけない時期があったのでデータの正確性は多少欠けていますが…

たしかに個人データなんて面倒なことをしなくても勝てると思いますが、僕は後からデータを眺めて安心したり反省することが多いので、特にジャグラーのような訳のわからない機種を相手にするなら、多少面倒でもデータを取るべきだと思い直しました。

その時期に応じた立ち回りで勝てれば十分

この時期は、ハイエナの穴を設定狙いでカバーできたのがよかったかと思います。

今後の状況がどう変わるか予想もつかないので、ホール状況に変化に合わせて立ち回りを変えていくのがいい気がしています。そういう意味では今ハイエナしかしない人は設定狙いも意識したほうがいいとは思いますが、そういう方はマイナス期待値を叩くのを極端に嫌うイメージがあるので、すぐには対応できずにジリ貧になっていく人もいるのかなとは思います。

また、スロットの勝ち方はネット上に溢れていますが、兼業、特に会社員という立ち位置だと、世に出ている「勝ちやすい立ち回り」が思ったほど使えないことが多いと思います。例えば、巷ではオイシイといわれるリセット狙い、遊タイムの宵越し狙いといった期待値が高めのハイエナや、競争率の低い平日の特定日を回る設定狙いなど、王道的な立ち回りをできないので、パチンコ屋で得られる期待値という観点では専業と比べると大きなハンデがあります。

週末に同じことをやろうとしても単純に競争率が高いし、最近は週末の設定配分もだいぶよくなりましたが、それでも日曜日は今でも回収傾向が強いと思います。片手間稼働ではこういうハンデもあり、それが「スロットってこうやれば勝てるんだ!」と実感しづらい原因の一つだと思います。

僕は一時期、仕事をせずに毎日朝から打てる専業を妬むような気持ちもありましたが、実際に長めの休みに数日間打ち続けると、「365日がこれの繰り返しだとさすがにキツイかも」と思いますし、、むしろこれからはスロットに全振りするリスクがますます高まるので、仕事や勉強をしながら時間的な制約を受け入れつつもその中で好きなスロットと接するのが色んな意味でスマートかと思います。そして兼業スロッターの最大の強みである「状況が悪ければ距離を置く」作戦を活かして、スロットが嫌いにならないように、楽しめる範囲でほどよく付き合っていきましょう☺️

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