ジャグラー

「6号機アイムとの付き合い方」

6号機アイムジャグラーが登場してしばらく経ちますが、個人的にはあまり触ることはありませんでした。

6号機だから避けていたというわけではありませんが、もともとアイムジャグラーを打つ頻度がかなり低かったのと、やはりホールにとってもまだ主要機種とはなっていないのかなと思っていました。

しかし最近(2021年秋)になって少しずつ触る頻度が増えてきて、5号機のアイムジャグラーよりもいいなと思う部分も多いので、6号機アイムジャグラーとの距離感や付き合い方を考えてみました。

「設定3 or 5」みたいな状況を狙う

6号機アイムで形になりそうな気がするのは、特定日などで全体的に平均設定が上がり設定5くらいならばバラバラと入りそうな状況でREGが突っ走った台を後ヅモ狙いするやり方かと思います。

ネットではホール関係者が「アイムは3ベース」みたいな話をしているのを目にしますが、大手ホールの特定日のアイムのシマやデータを眺めると、実際にこのような傾向が見えてくることがあり、僕はそんな状況が楽しいかなと思っています。とはいえこの状況にそのままダイブしたら厳しいとは思いますが・・・

6号機アイムの設定3の機械割は99.5%といわれていて、打ち方によってはもう少し下がる可能性もありますし、なにより非等価店は現金投資をしてくれるだけで換金ギャップで利益が上げられるので、ホール側からすれば利益も上げられるし、ヒキ次第では高設定っぽい数値にもなるので客側も勝てば官軍的なところで遊べますしね(トータルでは勝てませんが)。

特定日は、そういう設定3の海の中に設定5もバラバラと混ぜることで、「お!?」と思われる数値の台も増えてくるし、全体的なボーナス回数もついて全体の稼働も伸ばせて、最終的には「今日は結構入ってたな」感も演出できるし、気持ちよく勝てた打ち手に「6号機ジャグも意外と悪くないね」と、次もリピートのきっかけになってくれれば今後にもつながります。

なので、5号機から6号機への過渡期である今なら、こんな打ち方をしていれば期待値的には大怪我はしないと思いますし、これを少し洗練させれば期待値プラスに持ち込める気がします。

6号機アイムの設定5の機械割

6号機のアイムジャグラーは、チェリー狙いと1枚掛けを実践すれば設定5の機械割が104.93%となるそうです(ガリぞう氏調べ)。

これにブドウ抜きも加えれば、ほぼ105%と考えていいのではないでしょうか? 余談ですが、6号機アイムは一枚がけのブドウの払出枚数が減ったのですが、その分当選率がだいぶ上がっている気がするので、ブドウ抜きの効果は以前よりも高いんじゃないかと思っています。

105%といえばヘタなAT機の設定4よりも割はいいし、AT機よりも安定感は高くて現金投資の割合も低く抑えられると思います。絆2や番長3、最近ならギアス3とかも設定4でも106%ありますが、展開が悪くて現金投資が5万とかになれば、換金ギャップだけで5000円以上のマイナスで機械割的には1%くらい下がりますし、何よりも閉店一時間以上前にはヤメないといけないですしね。まあAT機はジャグラーと違って確定演出があるので、確定さえ出てくれれば安心(?)していくらでも突っ込めるメリットがありますけど。

そんなわけで個人的には6号機アイムの5は「全然打てる」と思っています。

ただあてもなく打つと設定3、最悪の場合それ以下の設定を長く打つことになってしまうので、積極的に狙っていくというよりは、抽選が悪くて狙いたい機種に座れない時に、「特定日にいつも強い印象のある場所」を軽く触ってみたり(最後尾入場でも取れたりするので)、あとはしばらく経ってREG先行で捨てられた台を履歴打ちで打ったりといったケースが多いです。

何より手堅いのが夜ですね。6000G7000Gと回ってREG確率が1/250よりもいい、「設定5の可能性が高い」と思われる台を打つ感じですかね。期待値は少ないですが、設定3以下を打つ可能性もかなり減らせると思います。

実際にアイムのシマに滞在していると、1000GでB0R10みたいな台が普通に空き、しかもそれをみんなスルーしたり、夜にB30R30合算1/110みたいな台が空いたりということもあり、そういう後ヅモのチャンスがマイジャグよりも高く感じるのもアイムのいいところです。さすがに長時間放置されたままってことはないですが、マイジャグのシマの競争率とは全然違うと思います。

とはいえやはり難しい

とはいえ、簡単に高設定を確信できないのがジャグラーの難しいところ。

先日は、400GでREG3回でヤメられた台を打ち、序盤の2500GでBIG13回REG14回となり、「抽選300番でも余裕の後ヅモ!アイムとか楽勝ジャン!」と鼻息を荒くしていたのに、夕方にはREG確率も1/300を切り、中ハマリの連続にビビってヤメ、結局夜にはREG確率も1/330にまで落ちていたり。

最近露出控えめジャン!

 

かと思えば、最初の1000GでBIG2REG1回みたいな感じでと長時間放置されたいた台に年配客が座ったら鬼連をして、その人がヤメた後を次の人が打ち切って、閉店時には合算もREG確率も普通に高設定っぽく仕上がったり。

これはアイムに限った話ではないですが、ジャグラーでは

「ずっとツモったと思っていた自分の台がハズレで、ゴミ台と思ってずっと放置されていたあの台が当たりとか・・・」

という経験は数知れずです。

アイムのスペック表を見ると、設定3でもREG確率が1/331となっていて、これだと設定3でもREG確率が突っ走ってしまうことが多いのです。ある程度回せば設定2以下の可能性はかなり回避できると思いますが、REG確率が1/250くらいの台だと、設定3の投入比率が高いということからも、設定3を打っていたという可能性は割と高い気がしますね。

ハナハナとかハナビのバケ死台を見るとわかりますが、1/350近いREGを1/220とかで引けてしまったりということは割とあるんですよね。逆にジャグラーでもBIGが1/400を切ることもあるように、「確率分母のプラスマイナス100くらいのブレはよくあること」と思っておくと、こういう台を高設定と勘違いするリスクは減らせますが、だからといって「じゃあ打たない!」と考えると何も打てなくなるので、個人的には、「下の可能性も残っている」と分かった上で、別の打てる理由が見えれば打つし、打った結果いい動きをしなければ早めに見切るというスタンスでやっています。

設定3ベースなどの中間メインのホールほど、こういう展開に翻弄されやすいのかと思いますが、リスクを抑えて遊ばせてもらっている以上、これは受け入れるしかないですね。仮に設定5だと思って打っていた台がスカっていたとしても、下のベースが設定3とかであれば期待値的なロスはほとんどないわけですしね。

5号機よりは腰を据えやすい

ただ、ジャグに限らず6号機ノーマルの最大のメリットは通常時のコイン持ちの良さですね。その分ボーナス枚数が割をくってるわけですが、一度持ちコインができると大崩れしづらいのと、貯メダル再プレイから現金投資を回避しながら持ちメダルにつながる可能性も5号機よりは高いので、攻撃力よりも防御力が高いというイメージで、座ったらじっくりまったり打ちたい人には好ましい仕様です。

設定を狙っている以上、あまり現金投資とか換金ギャップを意識しない方がいいとはいえ、まだ自信が持てなかったり、残り時間が少ない時の現金投資は気が乗らないことも多く、そのせいで打ち続けていれば拾えた期待値を見逃すこともあると思うので、わずかとはいえ同じコインで長く打てるのはいいことですね。

大崩れしにくいとはいえ、2000枚程度の下山は割と見かけてますけどね。ただ下山するにしても、全飲まれまでにかかるゲーム数と時間は長いのでその過程でいろいろと考えることはできると思います。

とはいえ、何も判断できないまま1000枚入ってヤメ、みたいな展開は以前よりは少なくなると思うので、これも長期的にトータルでプラスに持ち込めればいい、と考える打ち手にはプラス要素だと思いますね。

 

とこんな感じで6号機アイムとは付き合っていますが、この状況や考え方も6号機マイジャグが出回って稼働が落ち着いてきたら変わっていると思うので、この時期は変化する状況を観察しつつ、勝ちやすい、遊びやすい状況が見えたら楽しむ気持ちで手出しするのがいいのかなと思いますね。

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