ジャグラー

「今の時代に勝つために必要なもの」

どうも!

春先からスロット遊びを再開してしばらくが経ちましたが、今回は6号機時代のジャグラーとかについての雑感を書いてみたいと思います。

気合の低迷

ここ最近非常に強く感じているのはスロットに対するやる気の低迷です。

運動不足解消のために徒歩圏内のホール巡りをするという日課は続けていて、これはこれでいい運動習慣だと思っているのですが、以前のような「スロットを打ちたい!スロットで勝ちたい!」という欲求が薄れています。

例えばよさげな状況や台がすぐに見つからない場合、昔ならば

「今打てる台はないけど、あの店のあの台は空いたら打ちたいな。あとでもう一度チェックするか」

みたいな感じで、勝つために打てそうな台を虎視眈々と狙い、時には夕食を食べつつ待機なんてこともしていました。

しかし最近では

「どうせ空かないし、空いても他の人が打つだろうし、自分が打てても負けたらバカらしいよな。むしろ今の時間ならスーパーの半額狙いの方がオイシイだろ」

と、勝つための基本を全否定するようなスタンスでスーパーでの立ち回りを優先することが多いくらいです・・・

時間軸を活かした立ち回り

さてスーパーでの期待値稼働といえばいわゆる「半額狙い」が王道の立ち回りだと思いますが、僕のような兼業だと半額の時間帯をうまく使えないこともあるので、そんな時は大穴狙いで「おつとめ品」を狙うこともあります。

僕の地域では、刺身とかカットフルーツといった宵越しが効かない機種が「おつとめ品」の対象になりやすいと感じています。店側にとっても閉店取りこぼしは痛いので、その心理を逆手に取るのです。

たとえば通常980円とかの刺身の盛り合わせが21時くらいには半額になるわけですが、これをさらにギリギリまで泳がせると、23時前後に「おつとめ品」札が刺さって240円とかにまで値引きされることがあります。実に75%オフですね。

カットフルーツなら500円くらいする盛り合わせが100円に下がったりなんてミラクルも起こりますが、個人的にはフルーツでお腹を満たしたいという欲求がないので

「萌え系とかフルーツ系が好きなヤツが拾えばいい」

とスルーすることが多いです。

「おつとめ品狙い」は、期待値がギリギリまで煮詰まった濃いゾーンを狙う立ち回りで、ツボにハマると無双できるのですが、台が育つ前にライバルに青田刈りされてしまうリスクもある、いわば諸刃の剣でもあります。

「おつとめタイム」まで待機したのに何も戦利品を得られない場合、割引対象外のサラダとかお惣菜を趣味打ちをしてしまうリスクがあるので、初心者でマインドとメンタルがしっかりとしていない方は21時前後の半額札が落ちやすいゴールデンタイムで確実に期待値を取るのが無難でしょうね。まあその時間帯はライバルも多くてウザいのはわかりますが・・・

あと、「おつとめ品」の刺身の場合、ツマ(大根)に魚、特にマグロだと血の色が染み込んでちょっと赤くて生臭くて食べられないことも多いので、その辺の期待値ロスはあらかじめ折り込んでおかないとダメですね。

またこの立ち回りは、その人のライフスタイルによって向き不向きが大きいのも注意が必要です。「おつとめ品」狙いをするということは、必然的にかなり遅い時間帯に夕食を摂るということです。

恋人、配偶者や子供とグループ稼働している場合、相方を飯抜きで待たせることによるメンタル面でのリスクは意外と大きいものです。

僕は空腹は我慢できる代わりに食べる時にドカ食いしてしまうタイプなのですが、反対にストックができずにドカ食いをしない代わりに空腹になるとすぐにイライラしてしまうタイプの人もいます。相方がこういうタイプの場合、「見」に徹するシビアな立ち回りをしづらかったり、最悪の場合、稼働スタイルの相違からグループ解消なんて恐ろしい可能性も否定できません。

その点はピン向きの立ち回りではありますが、深夜の食事は体脂肪になりやすい説もツイッター界隈でまことしやかにいわれているので、トータルで見れば表記の期待値ほど美味しくないこともあります。なので一応の知識として引き出しに入れておいて、タイミングがあったときにだけ使う、いわばMB拾い的な位置付けで考えるといいでしょう。

あともちろんですが、店に対する配慮も必要です。5割引ばかりを狙っていると別の常連にクレームを入れられたり、レジに流す時に店員に「またエナ乞食が来た」と白い目で見られたり、ホールコン(POS)にアラームが上がることもあります。

店側のマークを回避するには、たまには3割引や2割引の安い台でもあえて打ったり、白服(割烹着を着た半額札を刺す人)の動向もチェックして「なんか自分が惣菜コーナーに近づくと白服がフルーツコーナーに移動する」みたいな気配を感じることが多い場合は、生鮮食品のシマに移動して、そこの柱の影から惣菜シマの様子を伺うなど目立たない配慮や努力も必要です。この辺は歴の長い専業なら自然にやっていることです。

 

、、、という戯言はさておき、最近のスロット熱の低迷の原因の一つにマイジャグ5があると思っていて、端的にいえばスカッと勝てなくて悲しいということなのです。

マイジャグ5でスロットは健全な娯楽に

僕はジャグラーが好き、というか、平日の夕方以降に勝てそうなのはハイエナ、技術介入機、ジャグラーくらいしかないと思っているのですが、ハイエナは最近はハマリ台を探しにAT機のシマに足を踏み入れることもほとんどなく、技術介入機を「設定1上等で打ち倒す」というのが自分には少し気が重いのと、もはや目押しに自信がないこともあって避けがちで、ならばジャグラーで、と思ってきました。

そんなわけでジャグラーに関してはあれこれと考えて試行錯誤もしてきたつもりですし、「ジャグラーで負けるわけにはいかない」という自負心もあってかマイジャグ5も収支的には一応プラスではあります。

個人データも記録してあるのでみてみると、これまでに144000Gほど回してBIGが1/267 (設定2〜3)、REGが1/301 (設定3〜4)、合算は1/141 (設定3〜4)という感じです。

このようにデータで見ると平均設定は3と4の間くらいは打てていて、この結果に「6号機ジャグラーでも勝てる!😤😤」と希望を見出すこともできますが、時給でみるとマイジャグ4の半分近くに落ちています。

これは僕が夕方以降に打つことが多いのと、「特定日に高設定を終日打ち切った」みたいな記憶がまだ数えるほどしかない上に、そういう時に限ってREGに寄りまくってBIGが引けずに苦しんだのも原因かもしれません。ホールさえきちんと選べば設定6も狙えると思いますが、そういう状況のホールでは何台も掘れないことも多いので、とりあえず一台打ってありそうなら続行、なさそうなら帰宅、で、夜に履歴打ち、みたいなスタイルで気長にやるべきかもしれません。

ただ通常営業に関しては以前よりもさらに難しくなったと思います。これは打ち手である僕の勝手な予想ですが、5号機マイジャグでは設定2or4みたいな状況が多かったのが、今は設定1or3の状況が増え、夜から「これは打てる!」と思って打った台が設定3とかで期待値を積み上げられていないのが思ったように収支が伸びない原因だと思います。

逆にいえば、設定2のREGヒキ強に騙される可能性は減っているので、REGがきちんとついている台を打っていれば以前よりも負けづらい気がしています。そこからさらにプラス域に持っていくには、設定3に騙されないためのホールの傾向把握とよりシビアな台選びと見切りが必要になってくるのでしょうが。

愛情の時代

また最近はスロットに対する愛情が不足がちなのか「多分入っているんだろうな」と思っている台でも捨てることが増えました。

ある日は、並びで入っていることが濃厚なマイジャグ5に座ったのですが、BIG間1700Gハマリで捨てました。次に座った猛者が次の3000GでBIG25回引いたり。

設定4も「あっさりと出ないのなら捨てる」のもアリだと思うようになってきました・・・つい先日もバジリスク絆2の設定4を打ったのですが午後1時に捨てて気になっていた二郎系ラーメンを食べた後に帰宅していました・・・絆2の設定4は、初打ちの時に500枚くらい勝って「さすが106%!」なんて思いましたが、どちらかというとキツイ展開が多く、あれは「まずは2000枚入れて、そこから何枚取り返せすかを運試しするゲー」だと思っています。

完走できればプラスになるし、できなければその日は負け。そう思って気合でレバーを叩くのが正しい遊び方かと思います。

、、、って、こんな寝言を言い出したら勝ちはおぼつかないと自分でもわかります。。。106%を終日打てば期待値3万円で、こんな台をずっと打っていればいずれ必ず結果がついてくるはずなのに、それを心身が拒み始めるという、以前まではなかった自分の状態に少し困惑しています。ただまだ新しい「おもちゃ」(趣味やのめり込む対象)がないし、割と長いこと楽しんできた遊びだし、今でも好きだと思っているのでやっているんですが・・・

アイムに関しても状況的に並びで設定5だろうなという状況で合算1/100でぶん回し体制に入った途端に1000Gハマリを喰らうのが最近だけで2度続けてありました。

自分の行くホールでは最近は並べて設定を入れるパターンが非常に多く、その並びの中の台だったので、おそらく当たりだったと思います。

設定1でも1000Gハマる確率なんて相当薄いのに、自分はある意味ではヒキが強いのかと思うほどです・・・

しかも2回とも店側は翌日も据え置いてくれたらしいのですが、自分は「アイムはゴミだろ」とか心が病んでいるので朝から狙う気にはなりません。翌日打った人は終日打って最大500Gハマリが一回だけで4000枚出すとか、、、アイムに関しては高設定濃厚でも負けるということを何度か繰り返して、穢れが解放された時に神展開を味わえる台だと思っているので、その日4000枚出した人は穢れMAXでその台に座ったということなのでしょう。

ただ6号機ジャグラーはコイン持ちが以前よりもいいので、こんなひどい展開でもまあまあ追えてしまうんですよね。以前ならば同じ展開なら700Gとかで持ち玉がなくなって

「所詮ジャグラーだしバカらしいから捨てる」

と結末を見ずに捨てていたのかもしれません。なので6号機ジャグラーになってダラダラと打てることで、よく確率の怖さや面白さを体感しやすくはなったのかもしれません。

ただ頭ではハマリとか確率の偏りはわかっていても、まだ持ちメダルはあっても、まだ財布の中にお金は十分に残っていても、

「もうどうでもええわ」

となりやすいのも6号機ジャグラーだと思います。

お金を吸い込まれるおが怖くてヤメるというより、ダルくてヤメることが圧倒的に増えた気がします。

で、

「6号機ジャグラーはダルいと思ってもそこからさらにもう一歩耐えるべき」

と最近は思っているのですが、気分が乗っていない時は体もすぐに疲れてくるので、なかなか追えなくなりました。

メンタルとかマインドみたいな言葉って、今までは「下ブレに耐える」とか「期待値プラスしか打たない」みたいな話が多かったと思いますが、今の時代のジャグラーで勝つには、立ち回りとかホール情報に加え、「ダルい展開に耐える」という、ジャグラーに対する愛情とか信心深さが今まで以上に試されるのかと思っています。

-ジャグラー