今回は、おっさんリーマンスロッッターが、バジリスク絆を後ヅモしたお話をお届けしようと思います。
バジリスク絆の高設定なんて、強いホールの強い日に朝から並んで、朝イチでツモるくらいしか打てないと思っていたので、久しぶりに打ててかなり嬉しかったです。
最近では、強い日だからといって、毎回バジリスク絆に設定が入るとも限らないですしね。
「絆はほっといてもフル稼働するから、3回に1回くらい設定使っときゃいいんだよ!」
「まあ、せいぜい撤去の日まで抜かせてもらうぜ、ケケケ」
とホール裏の会議室で言われているのかもしれませんよ。
絆の設定配分についてはこちらについても書いているので、ご覧ください。
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バジリスク絆、勝ててますか?最近ありがちな設定状況
最近思うのですが、バジリスク絆の状況ってまだいいんでしょうか? もちろんホールによって状況は全然違うでしょう。 今でも特定日のたびに設定6を使っているホールや、通常営業日でも設定6があるというアツいホ ...
綺麗なグラフの絆
その日は、夕方過ぎに仕事を終え、ホールへ行きました。
近くのホールが特定日だったので、まずはそちらからみます。
案の定、稼働はかなりあります。
どうせ混んでるだろうと思っていたので、想定の範囲内ってやつです。
北斗の拳の新伝説創造の、たしか498Gの台が落ちていました。
天井も近いので打ってみます。このハイエナは、600枚ほど出ました。
よさげな履歴でしたが、特定日だし、高設定かも?
なんて、一瞬夢を見かけましたが、おそらくスランプグラフをみただけでは判断できない台だと思ったので、とりあえず気持ちよく終わります。
このホールは人が多いんで、近隣の競合店に移動します。
店内を見ると、バジリスク絆に7千枚近く出ている台があります。
グラフを見ると、結構綺麗なグラフです。
4回のATで綺麗に7千枚出て、その後はモミモミとしている感じでした。
しかし、BCスルーは少なくかなり良さそうな感じです。
「へー」
と思いながら他のシマを見ていると、その絆がメダルを流しているじゃありませんか!
台の目の前まで来ましたが、まだ空いています。
気持ちよく7千枚出た後、グダグダ伸びないATを繰り返し、大きく飲まれないものの、出玉が伸びない展開。
AT後、1スルーしたところでやめたようです。
ちなみに、BC最高スルーは1スルーです。
「こんなもん、設定6やろ!」
心の中から囁く声が聞こえます。
躊躇して打てないチキン
しかし・・・
なぜか躊躇して、台を押さえられません。
近隣店が特定日の時は、こちらも頑張っている気配はあったけど、正直そこまで頑張っていた印象はない。
でも、たまに何かやってくるホールでもある。
絆にも設定を使ってるっぽいけど、たまにって感じ・・・
ちなみに前の打ち手は若いお兄さんです。
履歴で見る限り、朝イチから打っていたっぽいのです。
これをまだ時間があるのにやめるということは、高設定確定演出は出ていなかったのだろうと思われます。
しかし、グラフもキレイ。最大スルーも1回だけ。
さらにいうと、高設定だったとしても打てる時間は4時間程度。
万が一低設定だった場合、ただ前任者の上ブレ分を穴埋めして終わるだけの生贄で可能性も・・・
と、僕がグダグダしているうちに、台にスマホが突っ込まれます。
他の人に押さえられてしまいました。
そして、なぜかホッとした自分。
言い訳がましいですが、設定狙いは、あまり遅い時間からはリスクを取らないほうがよかったりします・・・
高設定確定ならまだしも、曲がりなりにも、捨てられた台です。
リスクをとって、うまいこと高設定をつかんでも、その旨味を味わえる残り時間が少なくなるからです。
早い時間帯ならば果敢に攻めてもリターンも大きいし、リカバリーもまだ可能だけど、遅い時間になると、選択肢は狭まります。
データロボから展開を空想するチキン
しかし、まだ未練がありました・・・
ネットやデータロボで履歴を何度も見ます。
ちなみに、僕は絆はそこまで打ち込んでいませんが、結構必死にデータを見ました。
このデータの見方は意外と使えるかもしれませんので、少し詳しくデータを見た箇所や方法を紹介しようと思います。
まず見るのは、グラフですね。
キレイな上がり方です。
一撃7000枚だったら、低設定でも事故ればいけます。
そんなグラフだとかなり微妙です。
しかし、この台は、500枚、2000枚、1500枚、4000枚とか、そんな感じで7000枚に到達しているのです。
実はもっと小刻みにあたっていたのかもしれませんが。
そして、間に大きくコインを減らしている箇所がないのです。
設定1っぽい台だと、一撃で出ても、BT間で大きくハマりやすく、それで2000枚とか削られたりもします。
だから、そういう荒波のグラフの台はよくありません。
しかし、この台は、7000枚までキレイに上がり、その後、少し中だるみっぽい展開ですが、それでもズバッと2000枚減るようなグラフではなく、ジャグラーがグダグダしたようなグラフで耐えています。
おそらく、もう1回長いATが来れば、そのまま差枚数10000枚に到達する、そんな感じでした。
さらに詳しく見ていきます。
スルー回数は、最大1スルーです。ほぼ1回目のBCでBT突入しています。
途中で6スルーとか、深いスルーがあったとしても、それだけではなんとも言えませんが、軽いに越したことはありません。
あとは、フリーズや真瞳術チャンスが絡んだのかどうか。
フリーズに関しては、データサイトやデータロボによっては見分けられます。
普通のBCは、獲得枚数は38枚とか40枚前後になりますが、フリーズ(PBC)の場合は、100枚前後になります。
BCの獲得枚数がわかるデータロボなら、まずはこれで見分けられます。
100枚獲得のBC=PBCの後にたくさん出ても、そこは事故と見なせ、それだけで前のめりになって打ってしまうリスクを回避できます。
これは結構使えるテクだと思っています。
一通り履歴を見ると、PBCはなし。いい兆候です。
次は真瞳術。
これに関してはほぼ判別不能ですが、一応見抜く努力だけはします・・・・
方法としては、スランプグラフと履歴を丁寧に見ていき、どこかでBCも引けずに継続しまくっている箇所がないかを探します。
例えば、グラフはずっと右肩上がりなのに、その時間帯はBC間300Gハマリとか。
こういう場合、真瞳術で大量にストックして、その後BCを全然引けずに継続しまくったパターンがあります。
もちろん、高継続率のATならば、それだけで継続することもあるので、グラフだけで判別するのはほぼ不可能です。
ただ、高継続を頻繁に取っていたとなれば、高設定の可能性が上がってきますので、これだけを見てなんとも言えません。
ただ、展開を予想しようと思ったら、こういう方法もあるよ、という程度です。
見た限り、真瞳術っぽい流れは確認できませんでした。
というか、見ても何もわかりませんでした。
まあ、こういうことの方が多いと思います。
ここまで見て、やっぱり打って見る価値はあるなという感じです。
しかし、その台は、チキンスロッターサイッチーが躊躇している間に他の人が押さえ、打っているので、僕は何もできません。
よく、恋愛系の話で
「告白してフラれるよりも、告白しなかった方が後悔する」
みたいなのありますよね。
あれを思い出していました。
しかし、後悔先に立たず・・・
仕方ないので、もう一度、特定日のホールへ戻りました。
しかし、稼働はさらに上がり、打てそうな台はありません。
僕は、人が多いホールは苦手なんです。。。
そんなわけで、一縷の望みを託し、さっきの絆をもう一度見に行きます。
すると・・・
空き台になっていました!
しかも3スルーで!
正直、3スルーとか気にしません。
むしろ、3スルーからなら、リスクが低い状態で打てます。
絆で遊ぶ立ち回りについて前に書いたんですが、それが3スルーから打てば、期待値はマイナスにならない、という内容で、
今回は、これを設定狙いにも応用できます。
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バジリスク絆で、負けずに遊ぶ立ち回り
先日の記事で、最近のバジリスク絆の設定配分に関して書いてみました。 「高設定なんか使わなくても、ガンガン稼働するじゃん!じゃあ低設定放置でいこか」 というホールが多いのではないかという内容です。 &n ...
これで、とりあえずほぼリスクゼロでATを1度取りに行けます。
いざ勝負
いざ打ち始めると、モードとかわからないうちに、共通ベルからBC当選しました。いきなりいい感じです。
同色BC中に巻物を引き、それでかはわかりませんが、ATに入りました。
投資は100枚。
最初のATは500枚ほど出ました。
AT後、高確っぽいところで謎当たりの同色を引きました。
これも、ハイエナしているときは「騙されるもんか!」と反発していますが、
高設定狙いをしているときに出るとかなりアツく見えます。
また巻物からだと思いますが、AT当選。
このATも400枚ほど出て、まとまったコインを手にします。
そして、その直後、再度、高確から謎同色BCです。
この時点で高設定を確信しました。
しかし、ここはスルー。
次は、1スルーの後、オールベルでATに入るも、単発。
その次は、本日最大の4スルーとなり、5回目のBCでBT突入。
ここまでBT4回目ですが、AT開始画面は弦之介しか出てきません。
そして、このATが伸びました。
同色BCからストック。
絆高確が複数光まくり。
「絆ってこうやって出すのか」
と思い出しながら打っておりました。
そして、どうやって引いたのか知りませんが、祝言がきました。
これがかなり続きます。
もうええわ、ってくらい続いた後に終わりました。
すると、次のセットも、祝言・・・
どうやって引いたか全くわかりません。
多分、BC中のストック時にかなり薄いところで祝言x2というのを取ったっぽいですね。
ただあまり細かいことは知らない方がかえって楽しいのでそのままにしておきました。
フリーズの確率とか、知らない方がかえって引けるみたいなやつですね。
2回目の祝言もかなり継続しました。
途中、無想一閃のハズレとかもあり・・・
無想一閃、最近は、6連敗中くらいですかね・・・
まあ、閉店時間もあるのであんまり乗せても悲しいだけですが。
そして、祝言が延々と継続し、僕もそろそろ閉店時間が気になり出します。
午後10時頃、やっと終わった2度目の祝言ですが、なんとここで、次のセットでも絆モードに入ります。
さすがにビックリしました。
3個目の祝言?
しかし時間が・・・
なんて思っていると、この絆モードはスルー。
なので、単なる絆モードか、祝言かは断定できませんでした。
その後、貯まっていたストックを放出し、閉店間際でエンディングに入り、無事取り切れました。
祝言の恩恵がないと、やっぱり無理ゲーだなとしみじみ思いましたよ。
途中で真瞳術とか入っていたら、取り残し確定でしたね。
途中、いろんな演出があったのですが、楽しむ余裕も写真を撮る余裕もなく、約5000枚獲得して終了となりました。
出玉は、前任者と合わせてトータルではプラス12000枚、
挙動は、最高スルーは4スルーで、あとは全部0or1スルー、謎当たりも複数、同色の割合も高いなど、
高設定の可能性は高かったと思います。
まあ、出れば6ってことにしておきましょう。
久しぶりに楽しいバジリスクタイムでした。
普段は、設定狙いにしてもハイエナにしても、だいたい苦行ですからね。
通常時は、どの機種もそうですが苦行・・・
AT入っても、どうやったら伸びるか、もはやわからない・・・
もう無心で打っていますが、絆高確でニンジンぶら下げられているのに、対応役が引けないストレス。
最後、かなり焦ってたけど、楽しかった。
早ければ、2017年末までの撤去の可能性もありますが、また、機会があれば狙ってみたいです。