データ分析・攻略

バジリスク絆のハイエナの方法を公開!

以前「バジリスク絆で負けずに遊ぶ立ち回り」という記事を書きました。

バジリスク絆の設定状況が以前よりも落ちているにも関わらず、人気機種のために競争率はかなり高く、趣味打ちをするにはかなりキツい機種となってしまいました。

 

絆をもっと打ちたい!

でも勝てない!

出ない台は打ってもつまらないし、負け額もキツい!

 

そこで、

「3ベル」「6ベル」は一度忘れて、ハイエナチックな立ち回りでまずは負けずに遊べるようにしてみませんか?

という内容を紹介させていただきました。

そこで紹介したハイエナ的な立ち回りは、稼ぐための立ち回りではなく、あくまで大怪我をせずに楽しく遊ぶための立ち回りということでした。打てる台は比較的簡単に見つかるかわりに、期待収支がチャラに近いので「楽しく遊ぶ感覚」で行うべきものでした。

バジリスク絆で、負けずに遊ぶ立ち回り

先日の記事で、最近のバジリスク絆の設定配分に関して書いてみました。 「高設定なんか使わなくても、ガンガン稼働するじゃん!じゃあ低設定放置でいこか」 というホールが多いのではないかという内容です。 &n ...

今回はその続編として、僕が実際にやっているバジリスク絆のハイエナの方法を具体的に書いてみたいと思います。

 

バジリスク絆が打ちたい!

高設定なんか全然ツモれない!けど打ちたい!

これからスロットで勝てるようになりたい!

 

という方にオススメしたい内容となります。

絆のハイエナを始めたきっかけ

僕は以前は、アクロス、ジャグラー、ハナハナなどのAタイプばっかり打っていました(今でもノーマルタイプをかなり打っています)。

当時の僕は、今から思えば時代錯誤なのですが、Aタイプこそがスロットの王道で、AT・ART機なんかは邪道だと思っていました。

しかし、バジリスク絆は長きに渡ってホールの主力機種だったこともあり、特定日の朝の抽選でいい番号を引いたときとか、そういうときに設定6を夢見て打つようになりました。

そんなニワカスタートだったわけですが、なぜハイエナで打つようになったのかというと

サイッチー
打っているうちに絆が好きになった!アツいポイントがわかってきて、いろいろ噛み合ったときの楽しさがたまんねー!
サイッチー
でも設定狙いしても全然勝てない!
サイッチー
っていうか負けすぎ・・っていうかお前、単発多すぎやろ!絶対リベンジしてやる!
サイッチー
絆をもっと打ちたいけど負けるのは嫌だ!
サイッチー
じゃあハイエナをやろう!

という感じだったのです。

 

ハイエナ自体は前からやっていたのかというと、そうでもありませんでした。

僕がハイエナを始めたのはバジリスク絆にリベンジするためでした。

 

2017年12月に、絆を含めた「高射幸性機種」の設置割合が下がったので、それで一気に打てなくなるかなと思いましたが、2018年の今でもまだまだ打てているので、なんだかんだ言って撤去ギリギリまで打てるんじゃないかと思い、今回、僕が実際にやっている方法を公開したいと思います。

絆ハイエナ入門

ではさっそく、僕が実際に行なっているバジリスク絆のハイエナの立ち回りを紹介しましょう。

スルー回数狙い

僕にとってのバジリスク絆のハイエナは、「スルー回数天井狙い」がメインです。

スルー回数狙いがわからない方のために補足しておくと、バジリスク絆は通常時はまずはバジリスクチャンス(以下BCといいます)という獲得40枚くらいの小当たりを目指します。

BCを当てて、そこからメインのAT=バジリスクタイム(以下BTといいます)を目指します。

BCに当選したのにBTに当選しないことを「スルー」したといいます。

前回のBT終了後から1回目のBCがスルーしたら「1スルー」、2回目のBCなら「2スルー」となります。

 

スルー回数天井狙いとは、この「スルー」を何度か繰り返した台だけを狙い打つという立ち回りです。

 

バジリスク絆には内部テーブルがあり、それぞれの台は必ずいずれかのテーブルに滞在しています。そしてその滞在テーブルによってスルー回数の天井が決まっています。

スルー回数の天井は滞在中のテーブルによって異なりますが、ほとんどのテーブルでは9回目か10回目のBCでBTに当選するようになっています。

BCに当選するたびにBTの抽選もしているので、スルー回数天井に到達する前にBT当選することが多いです。

また、そうめったにはありませんが、テーブルNという地獄テーブルに滞在することがあり、その時は11回目が天井となります。

 

またスルー回数を重ねるほどにBT当選率が高まります。モードが高い状態だとBC当選時にBTも同時に当選しやすくなるからです。

絆にはモードという仕組みがあり、モードは滞在テーブルと現在のスルー回数によってあらかじめ決まっています。

絆はテーブルとかモードの仕組みがかなり複雑なのですが、基本的にはスルーを重ねるごとにモードCと呼ばれる期待度が高めのモードに滞在しやすくなり、必然的にBTにもつながりやすくなります。

そして、モードCのさらに上に、モードD・Eというモードがあるのですが、これらはBC当選と同時にBT当選も確定するモードです。

このモードは、BCのスルー回数天井に到達するとセットされます。スルー回数天井に到達すると必ずBTに当選するのは、台の内部モードがモードD以上になっているからです。

 

つまりスルーを重ねた台を打つと、

  • モードCの可能性が上がるので、BT当選率も高い
  • 最悪の場合でもスルー回数天井まで行けばそこでBT当選する
  • そのため投資額を抑えてBTを目指すことができる

のです。

 

それでは、スルー回数天井狙いはどう狙ったらいいのか?

 

僕の場合、基本的に4スルー以上なら打ちます。

人によっては4スルーは怖い、勝てないという人もいます。

怖がらせるつもりではありませんが、BC間で500Gハマれば、それだけで17K近くの投資を迫られます。

それが2回続けば、それだけで34Kです。

そして、出玉が全く出ずに単発で終了する可能性も十分すぎるほどあります。

 

しかしそれでも4スルーから期待値はあるといわれているので、僕は悪いときのことはあまり考えないようにして気にせず打っています。

ただし、状況によっては4スルーの場合打たないこともあります。

具体的には以下のような感じです。

4スルーのボーダー

僕は最近は非等価のホールで打つことがほとんどです。

会員カードを持っていると貯メダルの再プレーができるので、非等価ホールでは会員カードは必須です。

僕のいる地域では再プレーの上限が1日500枚までとなっていますが、それでも何もないよりははるかにマシです。

非等価店では現金投資をギリギリまで遅らせるのが鉄則といわれています。会員カードはフル活用しないとハイエナはできません。

 

非等価ホールで再プレー残高が500枚以下の場合は、4スルー後のハマリが浅い場合は打ちません。

いくつか例をあげましょう:

  • 再プレーできるメダルが全くない時に4スルー30Gとかを見つけた → 打たない
  • 再プレーできるメダルが250枚ある時に4スルー240Gとかを見つけた → 打つ
  • 再プレー枚数が500枚かそれ以上ある場合なら → 4スルーなら0Gでも上等で打つ
  • 等価ホール → 4スルー0Gでも上打つ

こんな感じでしょうか。具体的な線引きではなく、あくまで貯メダルと現金投資の割合でみています。

5スルー以上の場合

5スルー以上の場合、ほぼ無条件に打っていきます。

5スルー以上であれば、非等価で現金投資スタートをしたとしても打てますが、ギリギリなラインです。

昔のことは知りませんが、今のご時世だと5スルーはオイシイ部類だと思います。そんな5スルーでも、現金投資スタートだとギリギリなラインになってしまうほど、現金投資スタートとは不利なものだと思っています。

とはいえ僕の場合、その日の再プレー枚数を使い切ってしまったり少なくなってしまったホールは即退散して、別の貯メダルが使えるホールへ行ってしまうので、5スルーの台を現金投資でスタートしたことはありません。

台の優先順位づけ

ホールを歩いていて打てそうな台を見つけたら、とりあえず確保します。

しかしすぐには打ち出さずに、もっと良さそうながないかチェックします(このとき、ハイエナ台だけでなくジャグラーなども全体的にみます)。

他になにもなければ最初に確保した台を打つわけですが、たまに打てる台が複数見つかることがあります。

 

他機種を混ぜると話が複雑になるので、バジリスク絆で複数台空いている場合のことを考えてみましょう。

スルー回数が違う台が複数ある場合

4スルー以上の台が複数ある場合、スルー回数が多い台から優先的に打ちます。

たとえば、4スルーの台と6スルーの台が空いていた場合、6スルーの台から優先して打つという感じです。

打っている最中にもっとスルーしている台が空いた場合

4スルーの台を打っている最中に6スルーの台が空いたなら、6スルーの台に移動します。

とはいえこれは状況によりけりです。

たとえば、自分が打っている4スルーの台がモードD以上(BC当てればBT確定)が確定している状況なら、4スルーの台を打ち続けるべきです。

しかし、自分の打っている4スルーの台がそういう特別な状況でなければ、よりスルー回数が深い台へ即移動します。

 

この辺は「どっちの台を打つ方が投資額が少なくBTに当選しそうか」という視点で判断します。

「この4スルー台にもう7K使ったからもったいない・・・」

とかいうことは考えてはいけません。

4スルーの台にすでに入れたお金はサンクコスト(埋没費用)として見切るべきです。

すでにハマっている台の方が確実ですからね。

心の持ちようですが、4スルーの台に7K入れて6スルーにまで育てたと思えば、精神衛生上は少しいいかもしれません。

 

悔しがるなら

「4スルーの台に飛びついて打ち出す前に、あっちの台が空きそうな気配に気づけなかった自分が悪い」

と反省すべきだと思っています。

 

悩ましいのは、自分の台がすでに400Gハマりとか超高確中とかそういう状況です。

この辺の判断は難しいですが、僕ならそれでも6スルーの方に移動しちゃうと思います。

ただもう一方の台が5スルーとかなら、移動せずに4スルーの台を打ち続けるかなと思います。

この辺は感覚的なところもありますが、ノータイムで決断ができないくらい悩むような状況なら、すでに自分が打っている台を打ち続けるのがいいかなと思います。

すでに打っている台だって、期待値があると思って打ち始めた台ですからね。

同じスルー回数の台が複数ある場合

同じスルー回数の場合、BC間のハマりゲーム数が深い台を狙います。例えば、4スルー30Gと4スルー220Gなら4スルー220Gの方から優先します。

 

同じスルー回数で同じくらいのハマリゲーム数の場合、たとえば5スルー34Gと、5スルー38Gの台が同時に空いていたような場合は、そこに到るまでのハマリゲーム数なんかを見ます。

5スルーするまでに深いハマりを繰り返している台の場合、モードが悪かった(=テーブルが悪かった)可能性を疑います。

逆に深いハマりがない場合、いいテーブルにいる可能性もあります。なぜかというと、

  • いいテーブルにいる=モードがいい
  • モードがいい=高確・超高確に行きやすい
  • 結果、BC間でハマりにくい

という推測ができるからです。

まあこんなのは推測にすぎず、本当の内部状態をデータだけで見抜くことは不可能ですが、それでも少しでもいいテーブルの可能性が高い方を選ぶべきでしょう。

その結果、テーブルが良さそうと思って自分が座った台がクソハマリで、テーブルが悪そうな方は他の人が座ってすぐにBT、なんてことはよくあります。しかしそういうことがあっても気にせず、スロットは数値と確率がすべてで、スロット台は感情も何もない単なるコンピュータゲームなので、あくまで数値から見て有利と思われる方を選ぶのがいいと割り切るといいでしょう。

スルー天井狙いのヤメどき

スルー天井狙いのヤメどきですが、一度打ち始めたらBT当選まで打ちます。

投資がいくらになっても、目が死んだ魚のようになっても続けます。

 

「モードが悪そうだからやっぱりヤメ」とかはしません。

ハイエナ中は朧BCで月を見ていますが、三日月が出てモードが悪そうだからヤメるとかは考えていません。

朧BCで月を見る目的は、

  • 途中で半月(モードC以上確定)が出るかチェック → もし一度でも半月が出ればテーブルNの否定に
  • 4スルー後、6スルー後に赤満月(モードD確定)が出るかチェック → もし確認できればテーブルVかWが確定

これらをチェックするためです。

 

基本的にはBTに当たって、BTが終了したら即ヤメです。

BT終了後、甲賀卍谷ステージに落ちたらそこでクレオフして即ヤメです。

ただし、甲賀卍谷以外のステージから開始した場合、高確状態からのスタートです。高確のゲーム数はほぼ25Gだと思われるので、通常に転落したと思われるところでヤメます。

BT後も続行するケース

基本はBT後に即ヤメと書きましたが、例外的に、BT終了後も続行するケースもあります。

ケース1:前回テーブルN確定時

BCが10スルーして、11回目のBCからBT当選した場合、テーブルNに滞在していたことが確定します。

テーブルNには恩恵があり、BT終了後に必ずテーブルYかテーブルZに移行します。

テーブルY・Zは、1回目からBT当選が確定する天国テーブルです。

なので、前回11回目のBCからBT当選した場合、もう1回BCを当てるまで打ちます。BCを当てさえすれば必ずBTに当選します。

ケース2:前回テーブルN濃厚時

前回テーブルNにいたと確定したわけではないが、その可能性が高いと推測できる場合があります。

たとえばですが、BC10回目でBTに当選したものの、通常時はずっと悪い挙動で、テーブルNの可能性まであった。BTに当たったのも、どうやらBC中のレア役で刺しただけで、実際にはずっとモードAにいた(テーブルNだった)可能性が高い。

 

もし内部的にテーブルNだったなら、実際に10スルーしてもしなくても、次回は必ず天国テーブルへ移行します。

僕は、確実性が低いものを深追いはしないようにしていますが、流石にテーブルNの可能性もそこそこ高いのに、即ヤメして天国テーブルを取り逃がすのももったいないですよね。

なのでこんな場合、ある程度内部モードを推測をする必要があります。

 

テーブルNは、10スルーするまでモードAしか来ないという特徴があります。

他のテーブルを見るとわかりますが、7スルー、8スルー、9スルー後にモードAが来るテーブルはNしかありません。

特に8スルー以降、他のテーブルだとモードCかDばっかりです。

ここで朧BCが活きてきます。

途中で一度でも半月(モードC以上確定)が出てきたなら、途中の挙動がどんなに悪く見えても、テーブルNの可能性を否定してくれます。

テーブルNでなかったなら、次回天国テーブルが確定しているわけではないので、安心して即ヤメできます。

 

逆に

朧BCで7スルー、8スルー、9スルーとずっと三日月や満月しか出なかった。

9スルー後の通常時もモードが良さそうな気配は全く感じなかった。

10回目のBC中に巻物を引き、どうやらそれでたまたまBT当選したっぽい。

もしくは、10回目のBC中のレア役でBT当選させたっぽいのに、BTが単発で終わった。

 

なんてことになれば、テーブルNにいた可能性が一気に高まります。

その場合は、即ヤメはせずにBC一回当たるまで打つのもいいと思います。

 

こういうとき、通常時のモード推測が役立ちます。

9スルー後は、テーブルNだとモードA、それ以外ならモードDです。

モードDだと、高確への移行率がずば抜けて高く、何も引かないのに演出が発展したり弾正屋敷に移行したりと、高確移行を示唆する演出を確認しやすいものです。

モードCとモードDの違いを見抜けなくても、モードAとモードDの違いはそこそこ見抜きやすいと思います。

ケース3:前回テーブルV・W確定時

テーブルVとWは特殊なテーブルで、スルー回数天井が5回目、7回目にセットされます。

そして、V・Wの次は、43%ほどの確率で、天国テーブル(テーブルY・ Z)に移行します。

そうでなくても、「上位テーブル」と言われるテーブルO〜Uのいずれかに移行します。

これらのテーブルは、早い段階からモードCが来るテーブルも多く、そのままBT当選まで打ち続けても大丈夫だと思います。

しかし僕の場合、1回目のBCだけ当てて、朧BCで消化します。

BTに当選すればいいですが、しなかった場合で半月が出なかった場合は、もう少し様子見をして、モードCでなければヤメてしまうこともあります。

テーブルO〜Uが上位テーブルと書きましたが、「上位」であるのはBC天井が9回に設定されているだけで、必ずしもモードがいいというわけではありません。

テーブルQみたいにモードCだけが連続するなら打ちたいですが、そうでないテーブルもあります。

1回目のBCまでは、テーブルY・Zの可能性があるため追いますが、そこでスルーしてしまった場合、モードC確定でない場合、僕ならそこで一度ヤメてしまうと思います。

ただその台が上位テーブルにいることは覚えておき、あとで見たときにまたスルーしていたら今度はボーダーを下げて打つことができます。

スルー天井狙いの期待値

以上、スルー天井狙いの狙い目とヤメどきについて書いてきたわけですが、ここで期待値をおさらいしておきましょう。

詳細は他のサイトやパチマガスロマガなどをみると出てくるので、ここではざっくりとまとめます。

 

等価交換の期待値

4スルー・・・1680円

5スルー・・・2174円

6スルー・・・3544円

 

7スルー以降は、「いくらか知らないけど6スルーよりもオイシイ」とだけ覚えておけば大丈夫です(笑)

 

上の数字は、等価交換でのものです。

ハマりゲーム数については、おそらく前回のBC終了から0Gと思われます。

 

ここではこの数値を非等価交換(47枚貸し5.3枚交換)で、500枚再プレーした場合で計算してみました。

非等価で再プレー500枚の期待値

4スルー・・・1483円

5スルー・・・2050円

6スルー・・・3342 円

等価店よりも期待値は低くなりますが、それほどでもありません。

 

ちなみに、非等価店で現金投資スタートした場合の期待値も計算してみました。

非等価で現金投資スタートの期待値

4スルー・・・221円

5スルー・・・801円

6スルー・・・2206円

ちょっとビックリですが、非等価店で現金投資でスタートするとここまで期待値は下がってしまうのです。

 

ゴッド系のハイエナをやっている方は身に染みていると思いますが、換金ギャップがバカにならないというのがよくわかると思います。

本題とは関係ありませんが、現金投資がゴッドよりも絆よりもかさみやすい沖ドキが非等価店ではかなり厳しいのはこの換金ギャップによるものもあります。

47枚貸し5.3枚交換の場合、現金投資で47枚メダルを借りるたびに、113円の期待値が失われているのです。

「そんなセコいことを」と思われるかもしれませんが、パチンコやスロットはこういうセコい節約の積み重ねのゲームでもあるので、この点は非常に強く意識しています。

 

非等価店の期待値のところを見ると、4スルーで1483円となっています。

僕のこれまでの収支から思うに、この数値は低めに出ていると思います。

この数値は、4スルー後のハマりゲーム数と、台の設定を考慮していないためだと思います。

例えば、4スルーでも230Gくらいハマっている台と、30Gヤメの台では、BC間天井までの距離が違います。

また、めったにないことですが、4スルーでも300G以上ハマっていれば、少ない投資でBCが一度取れます。

BCを取れるということはBT当選の可能性があることと、スルーしても40枚近いコインが手元に残るため、5スルーの0Gの台よりも期待値は高いといえるでしょう。

 

また、非等価店においては設定状況も多少はいいという可能性もあります。

上にあげた期待値に限らず、ハイエナの期待値は基本的には設定1を前提に計算されています。

もしも、僕が実際に打っていたのが設定1だけではなく、それ以上の設定も打てていた場合、より多くの期待値を稼げることになります。

 

僕自身は、ジャグラー・ハナハナなどの主力ノーマルタイプ以外の機種は、通常営業においてはベタピン(全台設定1)が基本と考えるようにしていて、それは非等価店においてもそうであろうと考えるようにしています。

しかし、現実には設定2を混ぜたり、場合によっては通常営業でも設定4を少し使っている可能性もあります。

換金ギャップで利益が出る非等価店においては、等価交換店よりも設定を使う余地があると言われますし、実際にジャグラーなどのデータを見ているとそれは一目瞭然です。

なので、自分のようなハイエナ野郎が設定1だと思ってハイエナしていた台が、実は設定2や場合によっては設定4などであった可能性もあります。

ハイエナをしていて高設定確定演出を見た経験はありませんが、バジリスク絆であれば設定差が比較的大きい「謎当たり同色BC」を引くことは結構あります。

そんなとき、「お?高設定かも?」とは思わず、「ハイハイ、低設定でもたまに当たるよね、ラッキー」くらいに考えるようにしています。

高設定確定演出を確認できたならいいですが、高設定っぽい挙動をしたというくらいの場合、「今日このホールは高設定を使うだろう」という根拠を自分が持てない場合、高設定のことは一度忘れておいたほうが無難です。

もし気になるなら、その台の台番をメモっておいて、他の人が打っている様子やデータをチェックするくらいにしておけばいいと思います。

設定狙いで勝ちを目指すのならば、高設定が存在することを確実にしてから、高設定が入る日を事前に予測できるようになるまでそのホールの状況を嗅ぎまわり、その上で、高設定が入る日と高設定が入りやすい場所を絞り込むという段階を踏む必要があります。

ホールがイベントをやっているところでハイエナをしているならともかく、通常営業のホールならば、ハイエナをしているときは高設定狙いを混ぜない方が無難だと思います。

BC間天井狙い

バジリスク絆は、BC間で500Gハマると、強制的にBCに当選します。

これを「BC間天井」といいます。

 

僕の場合、300G以上ハマっている台なら打つことがありますが、しかし優先順位はかなり低めです。

ハッキリいって、こちらはオマケ程度です。

 

1スルーとか2スルーとかなら350Gとかそれ以上ハマっていないと手を出さないことがほとんどです。

そもそも1スルーとか2スルーとかで350Gもハマる時点でモードが悪い可能性の方が高いのです。

モードが悪いので、高確にも上がりにくく、そのまま500Gまでハマって当然のようにスルーなんて結果が多いと感じています。

 

それならば、0スルーを300Gくらいから打つこともあります。

0スルー台のいいところは、テーブルY・Zの可能性が少し残っているところです。

テーブルY・Zならば、BCに当たりさえすればBTにも当選します。

とはいえ、モードDとかだと、300Gもハマりづらいということもいえます。

モードDって、モードDと確定した状態で打つとわかりますが、やっぱり気付きやすいと思います。

高確の示唆がバンバン出るし、高確、超高確にも上がりやすいです。弱レア役からとか、何も引いていないのにいきなり対決に発展したりするのも高モードの特徴です。

実際に、テーブルNの10スルー後のモードDで500Gハマった人を見たこともありますし、300Gハマったから絶対にモードが悪いとはいいません。

ですが、可能性としてはかなり低いのかなと思います。だから、0スルーで300G近くハマる台がモードDである可能性はかなり低いと思っておいていいでしょう。

 

僕の場合、よっぽど打てる台がない限り、BC間天井狙いはしません。

もし0スルーとかの350Gハマリと4スルーの台が同時に落ちていたら、僕なら4スルーから打ちます。

BC間天井狙いのヤメどき

BC間天井狙いで打っている場合、BCに当選したら「朧BC」で消化します。

BTに当選しなかった場合、BC終了時の月を見ましょう。

三日月か満月なら即ヤメ準備です。

MAXベットボタンを押すと、通常時に戻るのでどのステージにいるか見ましょう。

甲賀卍谷ステージなら、クレオフして即ヤメです。

それ以外なら25Gほど打ちます。

伊賀鍔隠れの場合、高確orモードC以上という特徴があります。

打ってみて、高確示唆の演出がでなければモードC以上となり、そのまま打ち続けてもいいわけですが、少し打っても高確かどうか見抜けなかった場合、僕の場合はヤメます。

打ち続ければモード推測できるかもしれませんが、モードCを確定できるならまだしも、あわよくばという考えで続行するくらいならば他の台を探した方がいいともいえます。

ハイエナの最大のメリットは目に見える期待値を狙えることなので、ハイエナをすると決めたならはっきりと目に見えないものは追わない方が無難というのが僕の考えです。

 

もし半月が出た場合、そのままBT当選まで打ち切っても大丈夫です。貯メダルと閉店までの残り時間にもよりますが、僕なら打つ方向で考えます。

赤満月が出た場合は確実に続行です。次のBCでBT当選します。

最初の資金はどのくらい必要か

地域や通っているホールにもよりますが、今の時代、一つのホールだけでハイエナをするのは相当きついと思います。

 

非等価の地域でハイエナをするには、貯メダルが非常に重要になります。

期待値のところでもみましたが、現金投資だと5スルーでも大したことないのです。

 

複数のホールで立ち回り、現金投資を回避するために貯メダルをフル活用するとなると、自分がよく行くホールの全てに貯メダルを置いておかないといけません。

貯メダルができるまでは現金投資ですが、最初のうちは出玉は全て貯メダルします。

そして、残高が崩壊しない程度の枚数に達するまでは交換してはいけません。

僕の場合、ジャグラーを打ったりすることもあり、ちょっとおかしな台を打ってしまうとスルスルと貯メダル残高が下がってしまうこともあります。また僕はほとんどしませんが、ゾーン狙いをすると、メダルが増えずに減り続ける局面ことも多くあります。

諸々を踏まえた経験上、4000枚もあれば貯メダルが崩壊することはないと思っています。

立ち回るホールが10店舗あった場合、そのすべてのホールは現金投資スタートして、勝った時も現金を手にせず、貯メダルし続けるという時期があります。貯メダルがあるうちは貯メダルから使いますが、それが崩壊してしまったらまた現金投資スタートです。

4000枚以上のメダルをキープするということは、4万枚以上のメダルをあちこちのお店の会員カードに預けたままにしないといけません。

枚数が多くなってきたら適宜交換できるのですが、そうなるまでは勝ってもお金を手にすることはできません。

僕の場合、もともと浮気性であちこちのホールでジャグラーとかを打っていた上に、閉店間際の混み合ったカウンターで交換するのが面倒で、いつも貯メダルにしていたので、ハイエナをやりだす頃からある程度の貯メダルがあったというのもありますが、ゼロからこの形に持っていくまではお金と時間がかかった記憶があります。何より、勝っても手元にお金が戻ってこないという期間がしばらくありました。

そう考えると、最初にいくら資金を準備してというよりは、だらだらと延べ500Kくらいの現金を突っ込んで勝った分は全部貯メダルにしてというのを繰り返して、無意識的に貯メダル網を構築していた気がします。

何時まで打つか

AT機は、一撃で爆発することがあり、というかそれをウリにしたゲーム性で、時間がかかることがあるのであまり遅い時間からは打たない方が無難です。

バジリスク絆のスルー回数天井狙いの短所に、どのくらいの時間がかかるか予想できない点があります。

例えば、4スルーの台を拾って打ち始めても、いきなり500Gハマってスルー。さらに300G、200Gとハマってスルー。

なんてこともあります。これだけで通常時が1000G、時間にすると1時間半近くになります。

そこからATに当選して、これがもし長く継続してしまったら?

下手すると3-4時間かかることもあります。

 

逆に、4スルーを打ち始めたらサクッと2KでBCに当たり、そのままAT当選して、単発終了で10分で終了、なんてこともあります。

 

早く終わればそれに越したことはありませんが、時間がかかるということは、遅い時間から打つと閉店取りこぼしのリスクがあります。

フリーズを引いたり、真瞳術チャンスから大量上乗せして取りこぼすのも悔しいですが、最悪の場合、ハマりにハマって9スルーまでがんばったのに閉店でタイムアップなんて悪夢もあります。

ですから、あまり遅い時間からは打たない方が無難と言えます。

僕の場合、具体的には8時をすぎて4スルーだとかなり躊躇します。

それでも打ってしまうことが多いのですが、気が気ではありません。

 

一度あったのは、ジャグラーでも打とうと午後9時すぎにホールに行ったら5スルーの台が空いていたので、思わず座ってしまったのですが、この台がいきなり500G天井まで行きます。通常時400G以上打って巻物が1度も引けず、そのまま天井直行しました。

そして天井で当たったBCも当然のようにスルーして、その次も200G近くハマったのです。この時点でもう午後10時です。こんなことをしているうちに閉店になる可能性もありますし、もう引くに引けない。

サイッチー
うまくATが伸びても、時間内には取りきれない・・・
サイッチー
ATにすら入らず25Kくらい突っ込んだ後に閉店で時間切れなんて最悪だ・・・

急いでいるのに巻物が引けないストレスと、ハマりのまま閉店という恐怖の中で気が気ではありませんでしたし、うっかりこんな台を打ち始めた自分を呪いました。

結局、午後10時すぎにATに突入して、無事に10:15くらいには終わったのですが、こんな時にフリーズでも引いたら悔やむに悔やめませんからね。

というわけで、基本的には午後8時くらいを一つの目安にしています。

遅い時間ならば、ジャグラーとかを狙った方がいいかなと思います。ノーマルタイプは閉店ギリギリまで打てるし、取りこぼしがないのがいいですね。まあ、最近の台はRT搭載機が多く、長いRTとかに入ってしまうとそれは取りこぼしになりますが・・・

まとめ

以上、バジリスク絆で僕が行っているハイエナの方法を紹介しました。

今回はどちらかというと具体的な方法に重点を置きました。

ハイエナはやり方自体はかなり簡単だとは思います。

ただ実際にやってみてわかったのですが、ハイエナってク◯ダルいのです。

やり方自体は簡単なので、実行さえすれば誰でもできます。

しかし、拾える台数はそこまで多くなく、短期的には収支も荒れるため、うまく行かずに「あほくさ」となってやめると思います。

しっかりとお仕事や勉強をがんばっている方ならなおさらかも知れません。

 

僕の場合、あまりに身近なところにパチンコ屋があるので、散歩がてらやっている感じです。

それにハイエナはどちらかというとオマケで、ジャグラーとかの設定狙いをしていることがかなり多いです。

たまに期待値のある台があったらそれを打ち、絆が撤去される前にいろいろとリベンジしておこうというスタンスです。

とはいえ、1年くらい気長にやっていたら、収支はプラスになっているので、勝てるには勝てる立ち回りなのかなと思いますよ。

 

「今日からハイエナで稼ぐぞ」と気張るよりは、「なるほど、ジャグラーを打つついでとかでもいいのか」という感じの軽い気持ちで始めてみるといいかも知れませんね。

 

今後は6号機の時代になり、AT機がかなり復活するでしょう。

時間効率のいいハイエナ台も多数出てくると思われます。

今はハイエナの冬の時代かも知れませんが、今の時期にハイエナの立ち回りを身につけておくと、6号機の時代とかは勝ちやすくなるのかなと思います。

そのあたりのことや、ハイエナをするにあたってのメンタルみたいなものを次回の記事でふれてみたいと思います。

長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

バジリスク絆のハイエナの方法の補足

前回、バジリスク絆のハイエナの方法を紹介しました。 前回の内容は基本的な内容が多かったので、今回はもう少し補足をして行きたいと思います。 前回の記事はコチラ 4スルーから打つべきか? 前回の記事では、 ...

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