最近思うのですが、バジリスク絆の状況ってまだいいんでしょうか?
もちろんホールによって状況は全然違うでしょう。
今でも特定日のたびに設定6を使っているホールや、通常営業日でも設定6があるというアツいホールもあるのでしょう。
しかし僕が行く地域ではお世辞にも設定状況がいいとは言えません。ホールの数もそれなりに多いのですが、全般的にかなりきつい状況と思います。
「それはお前のホール選びが悪いだけだろ?」
と思われるかもしれません。
みなさんの行くホールでも似たような状況は多いのではないでしょうか?今回はその辺りを考えてみたいと思います。
もう餌まきは終わっている
あくまで僕個人のみた範囲での意見ですが、バジリスク絆に関してはえさ撒きなどはとっくの昔に終わっていて、今は刈り取り(回収)の季節だと思います。
挙動(グラフ、スルー回数、撃破回数)を見る限り、設定1がメイン。
通常営業日には高設定など存在しないのがデフォルトで、誰はばかることなくベタピン営業。
ひと昔前は、
「設定1だとすぐに見切られちゃうから、設定2とか4でごまかすホールが多い」
なんて言われていましたが、僕はそれももう昔話だと思います。
バリバリの奇数設定かつ低設定挙動(=設定1)でも、稼働がつく。ならベタピンで十分!
そんな考えのホールが多い気がします。殿様営業の人気店ほどこういう傾向があると思います。
まあ設定2とかでごまかされて勘違いしてしまうくらいなら、むしろベタピンの方が諦めがつきやすいから良心的なのかも、なんて思ってしまうほどです。
特定日でも、高設定の数はかなり限られていると思います。
高設定とかいっても設定4までしか入らない日だってあります。
設定6がかなりレアになっている気がします。
月1の特定日でも設定6が1台入るかどうか怪しいレベル。
そんなホールも多いと思います。
でちゃうのMAJIKAとか、絆推しのイベントならば信頼度は上がると思います。
しかしこれは地域によってだいぶ変わってくると思います。
取材やら来店だのといったイベントが厳しく「指導」されている地域も増えているからです。
そういう地域ではイベントの開催もままならないので、律儀に設定を使う理由もなくなります。
また最近は全台系が多いのも関係あるでしょう。バジリスク絆は設置台数が多めのホールが多く、なかなか全台系には選ばれません。
30台とかのバジリスク絆を全台高設定にするような太っ腹なホールもありますが、そんなホールは朝の抽選勝負なので除外しています。
個人的には、取材だのライター来店だのがなくなることによって旧特定日の重要性が今以上に上がると思っています。
ネットで「取材」と称してやっていたイベントができなくなった今、すでに客に浸透している旧特定日くらいしかアピールできる場所がなくなったからです。
ここでもさらにガセ続けて客を飛ばしてしまうと、その次の一手が打ちにくくなるため、ある程度は大切にせざるを得ないと思います。
6号機への移行とかはまだ意識していません。
6号機が実際にホールに登場するのはまだ先であるためホールも次の一手は考えていないと思います。
Aタイプへのシフトチェンジとかそういう流れはあると思います。
ただ、バジリスク絆が撤去されるとか、そういうことはまだ先の話なのかなと思っています。
撤去云々をいったら、現行のジャグラーも含めてすべての5号機はいずれなくなるわけですからね。
なので、今バジリスク絆に力を入れることで、目先の集客につながるなら、ホールはそうするでしょう。
また、2017年12月から、旧基準機の設置比率を30%以下に抑える規制もあります。
番長3以外に強い新基準機もないのに、旧基準機の割合だけを下げた結果、旧基準機の稼働が相対的に上がってしまったホールが多いと思います。
お客さんも、純増が少なくかったるい新基準機よりも旧基準機でひと勝負したいのでしょう。
となると、ただでさえ強かった絆にますます稼働が集まるのですから、ホールは今以上に強気に出ます。
というか、他の機種が稼働してくれないのだから旧基準からしっかり抜かないといけないのでしょう。
今でも朝から埋まる絆
設定状況は良くないのにも関わらず、週末や旧特定日には朝イチから埋まる絆。
バジリスク絆の大ファンもたくさんいます。
女性のファンも多いイメージがあります。
「絆高確とか同色BC中とか、ここぞという場面でレア役を引きたい」
「歌を聞きたい」
ツボにハマった時の楽しさは、最高だと思います。
目押し不要のパチンコみたいな台だと思いきや、アツいポイントとか知れば知るほど面白くなる機種で僕も大好きです。
僕の場合は「ズドドドドって爆音で煽られたい」ですね。しかしまあ、絆を打つときは耳栓必須ですね。完全に耳やられます。
でも、ツボにはまってくれる確率って結構低くないですか?
見せ場の一つもないまま1日終わることも多いですしね。
せっかく楽しみに来たのに、あれはツラい・・・
そして、あれほど聞きたかったWILD EYESが流れて悶絶し、
最高のタイミングで絆高確の対応役を引いて脳汁全開になっても500枚もいかないこととかザラですよね。
フリーズを引いて涙が出るくらいに感動したって振り分けが悪いと1000枚すら行かないことも頻繁にあるし・・・
バジリスク絆は、ドM製造マシーンだと思っています・・・
あとは、
「とりあえず朝イチはハイスペックの機種から」
と、とりあえず絆から狙う風潮もあるようです。
僕もそうでしたが最近はほとんどやりません。
声を大にして言いたいのは、
「そのホールは本当に絆に力(設定)を入れていますか?」
ということです。
実際のホールでの絆の惨状
ここで、僕が最近よく見る絆のシマの光景を紹介しましょう。
みなさんが行くホールにも当てはまっているかも知れません。
・・・
特定日の朝。
週末と特定日が重なったこの日、普段よりも人の出が多く、朝の入場抽選は優に100人を超える。
普段なら朝は中高年の常連客と絶滅危惧種のジグマプロがチョロチョロしかいないこのホールも、週末と特定日が重なれば若い層や女性客も多く集まる。
いつもの常連客に加え、スロプロ軍団っぽいのもちらほら。
友達と連れ立ってうちに来たグループ、カップルで楽しみに来ている人たちも多く見受けられる。
朝の入場。
当然のごとく絆から埋まる。
次に番長3。
朝はまどマギもそこそこ埋まる。
Aタイプだとマイジャグラー。
特定の機種が強い取材とか全台系とか、そういうのがないと、いつもとりあえずこの順番。
絆のシマは満席スタート。
全台リセットはかかっているから、朝イチだけはシマの挙動がよさげ。
最初の数分でリセット後の高確を活かして即座にATに突入する台も。
半数くらいの台は朝イチ1回目のBCからATに入り、一気に箱に手が伸びるものも現れる。
そんな勢いに思わず、「お?今日はもしかして?」と期待してしまう。
しかし、朝イチリセット挙動がひととおり落ち着き、昼くらいになると様子がおかしい。
BT間でハマる台が続出する。
8スルー、9スルー、マイナス2000枚・・・阿鼻叫喚・・・
ATに入りやすい台も、4対4+玉が光らない、昼背景+歌流れないのコンボで、単発終了の嵐・・・
たまに強引にレア役からBC刺すも、次のセットであえなく終了・・・
午後1時。
「もしかして今日は設定1と2しかないんじゃないか?」
なんかヤバそうな気配をうすうす感じてはいるが、まだやめられない・・・だってまだ誰もやめないから・・・
午後4時・・・
半日が過ぎ、さすがに心も折れてきた。
今5スルー・・・さっきは9スルー。その前は6スルー・・・早かったのは朝イチの1回目だけ・・・
さすがに次のATまで追うには財布もきつい・・・
腹も減ったし、眠い・・・明日は仕事か・・・
そろそろ負け額もやばいし、そろそろやめないとマジでヤバい・・・
っていうかヤバイ。っていうかヤベエ。
ふと振り返ると、自分の台をさっきからチェックしているハイエナが・・・
チッ、ハイエナが。うぜえな。
けど・・・もう続ける気にもなれん・・・ええい、勝手にしやがれ (´Д⊂ モウダメポ
そしてハイエナは、自分の捨てた台を即押さえし、感情もなく淡々と打ってゆく・・・
ドナドナドナドナ
終わってみれば、設定1と2が半々で、わずかに設定4くらいはあったのかも?という惨状・・・
むしろ、設定4が1台あったからって何も変わらないシマ状況。
っていうか、そこそこ出ているように見える台も、
自分の突っ込んだ金を頭の上に積んでいるだけか
バリバリ設定1挙動なのにフリーズ引いて出てるだけ
という稼働マジックな状況・・・
まともに設定がよくて出てそうな台は皆無・・・
そして、次の週末。
先週と全く同じ光景が繰り返される。
こういう状況のホールって意外と多いんじゃないでしょうか?
僕の中では、絆の低設定ってかなり仕事(回収)をする感じイメージがあります。
たまに一撃の事故も起こしますが、全体的に見ればしっかりと吸い込んでいるグラフが多いと思います。
あんな吸い込みマシーンが朝からフル稼働するんですから、ホールは笑いが止まらないでしょう。
沖ドキ!の時もそう思いましたが、ユニバーサルおそるべしですね。
ユニバは、ホールが喜ぶ機械というものを熟知しているメーカーだと聞いたことがあります。
設定1はしっかり利益が取れ、設定6はしっかり出てくれて、設定狙いもハイエナもできる仕様で稼働が保たれやすい。
なるほどと思いました。
でもさすがに回収ばっかりだと稼働が落ちてくる。
そこで月に1回とかの強い日に、ここぞとばかりに6を複数台使って見せつける。
もう専業は見切りをつけた後なので、一番還元したかった常連さんが設定6をツモる。
ホールは笑顔に包まれた。
するとあら不思議。
翌週以降は稼働が元どおりに・・・専業も復活・・・
以降これの繰り返し・・・
そして201X年。
ホールはBCスルーの嵐に包まれつつ、バジリスク絆は消えてゆく。
長時間打つにはキツイ機種
休みの日に、朝からパチスロを打ちたい。
せっかくだから、大好きなバジリスク絆を打ちたい。
今日こそは、フリーズを引きたい。
僕も、パチンコパチスロ好きなので、そういう楽しみ方には大賛成です。
バジリスク絆は僕も好きです。
正直言いますと、最初はキモい絵だとバカにしていました。
誰が敵か味方かもわからない状態で、舌が伸びるヤツとかが気持ち悪かったのです。
しかし、打っているうちに楽しさを発見し、原作にも興味を持ち、アニメも全部見て、朧タソハアハアとなったものです。
ちなみに、女性キャラの中では朱絹が好きですw
しかし、ホールの現実を見ると、好きというだけで特攻するには厳しすぎる機種です。特に低設定は・・・
AT機の波が荒いという、そもそもの問題もありますが、ジャグラーなどのAタイプとは違い、「遊ばせる設定」である中間設定がほとんどないことも関係あるでしょう。
設定3とか使っても、どうせ設定1だと思われるし、ホールからすれば入れる意味が見出せないのでしょう。
ちょっと展開が悪いと午前中に3万円は吸い込まれます。
さらに食らいついていけば5-6万円の吸い込みは現実的です。
僕はAT機に全ツッパするタイプではないので、午前中で3万の時点ですでに辛いです。
設定1の機械割97%とか書いてますが、展開が悪い時はそんなもの信じられません。
ちなみにですが、機械割の公表値は、事故った時の閉店取りこぼしなどが一切ない前提で計算されていて、実際の営業時間とかを考慮したシミュレート値は、公表値よりも1%近く低く出るそうです。
当たり前ですが、この数値は、フリーズも特化ゾーンも、薄いところの高継続率とかシナリオも全部コミコミでの機械割です。
だから、この手の薄いところが引けないと、機械割はさらに低く出ます。
誤爆すれば設定不問で万枚くらいは出るわけですから、負ける時はそんなものなのでしょう。
導入からかなり時間が経っていて、打ち手の知識レベルなども高いので、そうポンポンと高設定が捨てられるわけでもありません。
意外と高設定と気付かれずに捨てられるケースもあるでしょう。
でも僕は、そういうのを探しにいくのは非現実的だとは思います。
高設定が早い段階で捨てられ、埋もれてしまう時もあるでしょう。
せっかく設定を入れた人間からすれば、
「なんであの台を捨てるんだ、ヘタクソめ!」と思うのかもしれません。
しかしそれは、設定を知っているから言えることです。
設定を知らない側からすれば、リスク回避こそが最重要課題です。
すでに数値が悪い方に出た台に、よほどの強い根拠がない限り、強気に攻められるはずもありませんよね。
昔、設定6が1/6というシマでバジリスク絆を打っていた時のことです。
自分はカド台に座っていました。ヒキによる部分もありましたが、3,000枚ほどの出玉がありました。
そしてもう一台、反対のカド台が5,000枚近い出玉を持っていました。
しかし、カドとカドで距離があるので、出玉以外の状況は何もわかりません。
それ以外の台は挙動もよくなく人が入れ替わっていました。
- 設定6は1台しかないだろう。
- おそらく、反対のカド台が設定6だろう
- 自分の台も出玉はあるけど、確定も出ていないし、正直怖い
そんな状態だったので、自分は思い切ってヤメました。
まだバジリスク絆をよく分からない頃で、3ベル6ベルで高設定確定、同色謎当たりは高設定挙動、BCが3回スルーしたらもう設定6じゃない、くらいの情報・知識しかありませんでした。
だから、4スルー、5スルーを何回もする自分の台は低設定だと思ったのです。
今ならば、どのモードのどの状態で当たったのか、謎当たりはどの状態で引いたのか、継続率、単発率、絆高確など、いろんな要素を総合的に捉えるべきだと思いますが、当時は何も知りませんでした。
自分がコインを流している時、店内に甲賀忍法帖の歌が流れ、マイクで
「ただいまバジリスク絆に、わずかではございますが、空き台がございます!」
とか言いだしたのです。
でも、空き台は自分の台だけではなく、他にももう1台ありました。
その台は、セカンドバッグを抱えたいかにも絆プロでございますって感じのオニイサンが座っていたのですが、結構早い段階でヤメていったのです。
そんな台だから、もう誰も座らず、お昼過ぎからずーっと空き台だったのです。
でもその時は店内放送もなく、「空き台がございます」なんていいもしませんでした。
さっきから空いていただろ、と。
僕は、「やっちまった!」と思い、すぐさまさっきまで打っていた台に戻りましたが、すでに他の人に確保されていました。
他の空き台はずっとあったときは「空き台があります」なんて言わなかったくせに、自分の台が空いた途端に空き台の案内をしたのです。
この日の設定を入れた人間がちょうど絆のシマを見ていたのかどうかは知りません。
でも、普通に考えれば、アタリ台が空き台になったので、アナウンスをしたのでしょう。
その後、必死でネットで調べながら自分の台の挙動を思い出して考えると、朝イチは朧スタートだったし、絆高確もよく複合で光ってたし、設定差は小さいとはいえ、無想一閃も2度引いたし、なんだかんだストレスなく3千枚出ていたし、あれはやっぱり高設定だったような気もしてくるから不思議なものです。
ただ、経験がないので自信を持ってつづけられませんでした・・・
あの台が設定6だったのかどうかも、わかりません。
でも、マイクのアナウンスなど、状況的におそらく設定6を捨てたのだと思います。
その台は最終的には7千枚ほど出ていました。
こんな判別方法もあるんだな、と勉強になりました (>_<)
絆の設定狙いは競争率が高すぎ
バジリスク絆の設定6は、機械割も119%で、万枚も現実的と、確かに夢があります。
でも、入っているホールを探さないといけません。
入っているホールだって、いつでも入っているわけではなく、特に強い日に、ごく少数入るだけでしょう。
もちろん、全6とか全456、もしくは1/2で高設定とか、そういう極端な配分のイベントをやっているホールもあります。
そういうのを今でもやっているホールがあれば、取れたらラッキーくらいの気持ちでそこへ行くべきだと思います。
競争率の高さは信頼度の高さだと割り切って、前向きにとらえるしかないですよね。
でも、僕の行く地域では、そういうイベントごとはほとんどなさそうです。
足を伸ばしてホールを探せばまだまだあると思います。
でも、僕はそこまでする気すらなかったりします・・・
遠くのホールに朝から抽選を受けるとなれば、そのぶん早起きしないといけません。
せっかく早起きできたとして、朝から行っても抽選が悪ければ絆に座ることすらできないし、抽選が良くて絆に座れたとしても、その時点ではまだニブイチとかサブイチだったりする上に、最悪ガセの可能性だってある・・・
そうネガティブ思考で考えると、かける労力とリターンが釣り合っているようには見られませんでした。
特に僕の場合、早起きとか並びとかの時点で逃げが入ります・・・
絆の設定狙いはますます厳しい
設定4でもフル稼働してくれる。
じゃあ設定6は使わない。
低設定ばかりなのに、思ったよりも稼働する。
じゃあ設定4すら使わない。
さすがに稼働が落ちてきた。
じゃあたまには燃料投入するか → 設定6投入 → ふりだしに戻る
ホールはこんな感じで考えているのでないのでしょうか。
そして、それに翻弄される僕たち打ち手・・・
設定6が入るタイミングをピンポイントで予想できればいいですが、なかなか難しいと思います。
となるともう、MAJIKAとか、競争率が高いイベントに行くしかなくなります。
ダメモトの抽選を受けて、案の定ダメでした・・・
これの繰り返し。
僕が見ているホールはこんな感じが多かったです。
設定が入るホールもありますが、やっぱり朝の人数は多くて、台を選ぶのも難しい状況です。
そんな感じで、僕はこのレースから脱落することにしました。
そして、最近は、午後からふらっと行き、ジャグラーとかパチンコとか、ハイエナっぽい感じのを適当に混ぜて、気楽に打っています。
ハイエナだと、絆が結構多いです。
絆には、貸しがあるというか、まだまだリベンジするべきことが残っているので、若干浅めのラインからでも攻めています。
次の記事では、絆が好きな方にオススメしたい、負けずに遊べる立ち回りを紹介しようと思います。
勝ちに行くための情報ではありませんが、絆が大好きだけど、結構負けちゃっている人に読んでもらいたい内容となっています。
ぜひごらんください
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バジリスク絆で、負けずに遊ぶ立ち回り
先日の記事で、最近のバジリスク絆の設定配分に関して書いてみました。 「高設定なんか使わなくても、ガンガン稼働するじゃん!じゃあ低設定放置でいこか」 というホールが多いのではないかという内容です。 &n ...