パチンコスロットを打っていれば避けて通ることのできない不調期。
「なんでいつも自分だけ…😭😭😭」
と泣きたくなりますよね。
不調期は長く打っていれば誰でも必ず食らうもので、パチンコスロットを打つ以上はそこから逃れることはできません。
あなたが苦しんでいる隣で簡単そうに当てて涼しい顔で箱にメダルを詰めている人だって、実は先週まで不ヅキの連続で苦しんでいたのかもしれませんよ。
今回は、僕が最近食らった不調期や、不調期になった時の対処法などを書いていこうかと思います。
最近の不調期
先日、ある時期の収支について少し書いたのですが、その期間は3ヶ月で+760Kという収支で、数字だけを聞くと安定的に勝てていたかのような印象を受けるかもしれませんが、実際はそんなことはありませんでした。
下は、その時期の収支の推移グラフです。不調な時期を赤で、好調期を青で囲んでみました。
始点と終点だけをみればたしかに右肩上がりですが、細かく見れば意外と山あり谷ありなことがわかります。
一つ目の不調期は、久しぶりにスロットに復帰して収支も伸び始めて「やっぱりワシはやれる!」とイキっていたところに発生し、それまでのプラスをだいぶ吐き出しています。
そして二つ目の赤囲みは、大きな凹みこそないものの、グダグダと伸び悩む時期が長く続いています。
この結果を後から振り返って、「やはりスロットは期待値を追っていれば勝てるんだ」ということもできますが、実際に不調の真っ最中にいるときはそんな余裕はなく、「もうスロットは勝てないしつまらないし引退だな」なんて思っていました。
第一次不調期
ここで一度目の不調期を細かく見てみましょう。
この期間は、
- -3K
- -67K
- +26K
- +1K
- -23K
- -24K
- -8K
と、日数にして7日ほどでマイナス幅は99Kでした。
-67Kを食らった日は散々でした。最初に狙った絆2が天井まで行ってATスルーで-17K、その後は「3台並び」を意識して2台ほど掘ったマイジャグもノーBIGで-23Kでした。その後、確定が出た絆2(設定4)に座るも、そこで追加で47Kの投資を迫られるという死闘でした。その絆を気合いで粘った末に、22時過ぎに-70Kの状態から高設定濃厚のマイジャグを延長遊技して閉店まで打ち切るというキチガイっぷりでした。
その次の日は法則に合致したマイジャグをツモれたりもしていましたが、不調期の後半は何をやってもダメで、マイジャグに座ればノーボーナスで500枚飲まれて何だかわからないまま逃げるみたいな展開ばかりでした。
ちなみにこの時期のマイジャグは11665G回してBIG34(1/343)、REG33(1/353)、合算1/174でした。夕方以降の短時間ではあるものの「当たり台」(後日の答え合わせがあり、ホール傾向的に設定5or6と思っている台)にも2回座れていたので、低設定しか打っていないなんてことはないハズですが、期間中のREG確率は設定2くらいだったし、なによりBIGが1/343では死ぬしかないですね。
「99Kなんか1日で負けるわ!そんなもの不調とはいわんのや!」
というご意見もあるかもしれませんが、このブレ幅は立ち回りによって大きく変わります。ミドルスペックのパチンコや、スロットなら5号機の聖闘士星矢や番長3、まど2のような機種を好んで打つ人であればこの3倍くらいのブレ幅はあると思います。
僕はジャグラーや6号機がメインな上に、逃げ足の速さを重視していることもあり、不調期でも130K以下の下ブレで収まることがほとんどです。
またこれはある程度プラス期待値を取れているという前提での話です。もし低設定ばかり打っていたり、ヤメどきが悪かったりすれば、そのマイナス期待値を軸に下にブレるので、さらに大きなマイナスになるでしょう。
第二次不調期
第一次不調期を抜けた後は3週間で+330Kと好調でしたが「望みはしないけど、そのうち必ず不調期が来るんだろうなぁ」なんて思っていたら、やはり第二次不調期が訪れました。
期間でみると20日間で収支は-40Kでしたが、パチンコの遊び打ちで+10Kというのがあるのでこれを除外すると-50Kです。極端に凹んでいるわけではないので、不調期というよりは停滞期という感じですが、期間が長かったため精神的には第一次不調期よりもキツかったです。
この期間はマイジャグの「正解台」に座れたもののバケ死して-38Kした日がありましたが、あとはパッとしない時期でした。それでもこの期間のマイジャグデータは、40765GでBIG139(1/293)でREG141(1/289)となっており、BIG確率こそ設定1以下ですが、REG確率は設定4と5の間という数値だったのでそれなりの台は打てていたのだろうと思います。
ハイエナ台はわずかに7台で、1勝6敗で、唯一の勝ちもわずか+2Kでしたw
それでもいつもの自分のやり方は変えていないし、状況もそこまで悪化したとは思ってなかったので、これだけ長い期間にわたってグダついたのはかなり凹みました。

と、何ヶ月ぶり何度目か忘れるほどの、スロット引退を検討していましたw
スランプ脱出後
第二次不調期を抜け出したのは、有給をとって朝から打ちに行ったとある平日のことでした。
その日は頭文字Dを狙ってスカったのですが推定設定1で+26Kの判別浮き、夜21時過ぎにホールに戻り恐る恐る打ったゴージャグの履歴打ちで+26Kという単なる「引き飯」で勝ったのを皮切りに復活し、その後は二週間弱で+254Kとなる好調期に転換しました。下のグラフの二度目の青い囲み部分ですね。
この期間はマイジャグデータも、14074GでBIG72(1/195)、REG52(1/270)と荒ぶっていました。
この時期には絆2の設定6を打てたりと目に見える期待値も取れてはいましたが、立ち回り的には不調期と比べても特に変えてないし、ジャグラーに関してはむしろ不調期の方がそれなりの台に座っていた気さえするので、確率なんてわかったもんじゃないといつもながら思わされます。
不調期に考えること
不調期にはいろんなことを考えますが、僕がよく考えるのは本文中にも出てきた

ですw
が、いまだに引退しないどころかこんな文章を書いているあたり、「引退する」は単なる口癖のようなもので、本気でやめようとは思っていないのでしょう😅

もう引退するしかないお
あとは確率に翻弄されて勝てなかった昔を思い出しつつ、

みたいに自分にハッパをかけたりしています。
不調期に入ったらスロットからしばらく距離を置くという人もいます。金銭的にヤバいとかストレスが半端ないというのであれば距離を置くべきでしょうけど、僕は打てる状況があるのなら打つべきだと考えています。
パチンコスロットは短期的にみれば確率通りに事が運ぶことの方が稀で、基本的にはほとんどが余剰と欠損のいずれかです。たまたま大きめの欠損が続いた時期を後から振り返って不調期と呼んでいるだけなのです。
余剰と欠損が交互に訪れる平均的な時期もあれば、逆に余剰が連続して訪れる好調期もありますが、結果を事前に予測することも自分の意志で変えることもできません。
最近欠損が続いているから次も欠損するとか、休むことによって余剰の流れになるなんてのはオカルトであり、期待値プラスの台なら愚直に打つというのが勝つための正解だと思います。
「パチンコスロットは結果よりも内容」なんていいますが、まさにその通りだと思います。期待値がプラスと思うのなら同じことを続ければいいし、マイナスと思うのならばなにかを変える必要があるのでしょう。プロとかガチという人だってどこかで必ずひどい目に遭っているはずです。むしろ打つ量が多いので、人よりも多くの理不尽を食らっているはずです。それなのに期待値がプラスならばトータルでは勝っているのです。
とここまで書いておいてなんですが、最後に僕が実践しているオカルトをご紹介します。
- ココイチでヒレカツ、ロースカツ、豚しゃぶが乗った値段もカロリーも最高のカツカレー(名前は忘れました)を食べて運気を充填する。ただし食後は極度の眠気に襲われ、その状態でホールに行くとどんな台でも座りたくなるので要注意
- 風呂に入って肩をマッサージする。水圧とマッサージ効果で血行が促進され、乱数生成器とのマイクロ秒単位のズレを調節する
- 掃除をする。特にトイレや流しなどの水回りをキレイにするとマイナスイオンが発生し、マイジャグの青いランプとのシンクロ率がアップする
どれも確率論的には効果ゼロですが、100%の確率でチョットいい気分になれるのでオススメです☺️