どうも!
パチスロ動画を見ようと思って「しのけん 」と検索したつもりが、気付いたら大食い動画に迷い込んでいたオッサンです!
フードファイターのしのけん氏、ご存知でしょうか?しのけん氏から始まりいろいろと見ました・・・小柄な女性までが二郎系ラーメンを何キロもかきこむ動画にひたすら衝撃を受けていました。
散々見ておいてなんですが、大食い動画はヤバイですね。ジャンクな食べ物を豪快に食べるあの様は羨ましいですが、あれがどれだけ体に負担をかけているかと思うと他人事ながらゾッとします。とはいえ自分も健康診断では生活習慣についていつも警告されていて、まずは自分のことを心配すべき状況なのですが・・・
それはさておき、先日スマホのメモ帳に保存したはずのパスワードか何かを探していたら、数年前に自分で書いたメモを発見しました。
そのタイトルはズバリ「心得」

メモを開いてみると・・・ハナビを打った時の反省点なんかがびっしりと書かれていました。
このメモの作成日は2015年の7月。
この頃は、アクロスの5号機ハナビが導入されたのを聞きつけて十数年ぶりにパチスロを打つようになり、狂ったようにハナビばかりを打っていた時期でしたが、「あれからもうそんなに経つのか」と驚きます。
当時はいわゆるバジリスク2や初代まどマギなどをはじめ旧基準のAT機が主流だったと記憶しているのですが、僕はハナビしか知らなかったので旧イベ日に抽選で1番をひいてハナビにダッシュするほどで、ジャグラーですら鼻で笑っていました。
こんな風にハナビしか打っていなかった頃は、高設定濃厚台にもボチボチたどり着けて収支もなんとかプラスでしたが、ほどなくして沖ドキに脳を焼かれ、さらに沖ドキつながりで打ち始めたハナハナで中毒になり、果てはジャグラーも打つようになり収支も上がっては下がってを繰り返すジェットコースターのようでした。
ハイビスカスやGOGOランプにうつつを抜かしているうちに、気合不足なのか歳のせいなのか、ハナビの2コマ目押しですら怖くなり、徐々にハナビとの距離も遠くなってしまいました。ジャグラーのブドウ抜き(中リール上中段に7を目押し)は普通にできているので、二コマ目押しは問題ないはずなんですが、アクロス台で失敗すると相当凹みますよね。周囲の人が目押し失敗してもなんとも思わないのに、いざ自分が失敗すると顔が真っ赤になって逃げ出したくなる自意識過剰なオッサンで困ります。
それはさておき、思い返せばこのハナビを打ち始めた当初の頃がスロットを一番純粋に楽しんでいました。ただ打つだけでもワクワクしていたし、いろんなことを知ろうと貪欲に情報収集をしていたし、かなり行動範囲も広くアクティブだった気がします。
2021年の夏には6号機ハナビも出ると聞きつけたので、また当時のような気持ちでパチスロを楽しめるようになればいいなと思い、今回はオッサンのイタメモ「心得」をご紹介しましょう。少し恥ずかしいですが・・・
「心得」
- 事前準備
- 根拠をさがせ、できる限りデータ収集しろ
- ピンポイント狙いが理想。最低でも何分の1かに絞れ
- データで309枚不発台に注目しろ。しかし自分の目で見ていない以上不確定。不発台を据え置くかは店次第。
- ○○○(当時よくいっていたホールでハナビが4台あり旧イベ日には一台は高設定があった)の場合
- 過去3日くらいの差枚数
- 稼働はあまり関係なし
- BIG回数とかそういうのは店側はあまり見ていないはず。
- 角を避けろ
- 角は平日の旧イベであるかも程度。
- 実戦中
- 自分で白黒つけようとしろ(注釈:その後は「他力に頼れ」と逆のことを考えるようになりました)
- できるかぎりの情報を集めろ。小役も収集の価値あり。
- カチカチしなくてもベル氷合算でも価値あり。(注釈:当時からカチカチは好きじゃなかったようです)
- 他の台の様子見以外では時間を無駄にするな(注釈:今では「適度に散歩しろ」とかいっていますね)
- 横の台のBIG中の挙動は追う価値あり
- サイトセブンを定期的にチェックしろ
- 他の誰かが確定したら引け(注釈:このホールはハナビが4台で当たりが1台と思っていたため)
- それまではぶれるな
- 高設定でも2−3万平気で負ける。途中で日和るのが最悪
- 弱気になった時は設定1だった場合の期待値を思い出せ(注釈:ハナビなら設定1でも甘めだからビビるなという意味)
- サイトセブンなんかが使えるならばやめたあともデータを最後まで確認しろ
- 高設定を弱気で捨ててしまった場合、日和や弱気だった場合は反省しろ(注釈:当時から日和りやすい性格は変わっていないようです)
- 低設定を打ち切ってしまった場合、ある意味仕方ないと開き直れ(注釈:これもハナビだからいえたことかも。相手がジャグラーなら逃げちまえと思ってます)
- 5万負けても気にするな。ただ、他の台の様子などから、もっと早い段階で引けなかったのかなど検討事項もある。
- 高設定で負けても一切気にするな。ただし、本当に高設定だったかどうかは白黒つけろ。
- ある程度の期間、トータル割が99%で推移するなど、あまりにも結果がついてこない場合、自分の根拠を疑え。(注釈:これはジャグラーのような設定の見えない機種にも通じますね)
- そもそも本当に入ってたのか。頭で考えた根拠は通用するのか。サイコロみたいにランダムにやられた場合、すでにピンポイントではない。
- ハナビのやめどきはBIG後。RTの情報などが更新された段階で推測を行い、そこで判断。やってはいけないのは飲まれてからやめること。(注釈:ハナビはBIG中の判別要素が最重要という意味らしい)
- 打っている台に自分の求める期待値がないと思った時点で即やめ。中途半端はダメ。
- 逆に言うと、中途半端な気持ちなら文句をたれずに続行すべし。
- 設定不問で 連チャンしたらいいなとか考えるな。
- 他の誰かが高設定濃厚になったら、あってもシマに1台なのだから、それがわかった時点で終了。なぜ自分がそこに座っていなかったかについては反省。次に生かす。
- ヤメの理由に自分で100%納得しろ。
- 設定不明のまま捨てる前に
- 固く決めた上限額に達しているだと?凹む気持ちはわかるが、しょっちゅうあることか?
- 最初に座った決めた根拠をもう一度思い出せ。
- 小役の落ちが悪いだと?2〜3000ゲームで何がわかる?
- 横の台の挙動がいい?確定じゃない限り、合成とか小役だのを横から見てそんなにわかるかよ。
- 捨てた台が高設定だったと後からわかったとき、自分は納得できるのか。
- 資金がない。時間がない。ノーマルで8万とか負けたくない。白黒つけるために見切った。ゴタクは不要。入っているかどうか。それ以外は本質ではない。
- 掴んだ場合
- ただ黙って回せ
- 出玉に納得してもやめるな
- のまれたくない、箱を崩したくないは愚の骨頂。
- ゆっくり打つのは期待値への冒涜。
- 高設定なら期待収支は右肩上がり。不運は大数の法則で押さえ込む。
- もう高設定を打てないかもしれない気持ちで打て。
- 5確定→6確定への移動みたいな、状況がないわき見する必要は一切なし。
- ノーマル機ならひたすら閉店間際まで打て
- 日和ってヤメた日のこと(訳注:どうやら設定5を捨てた自分に怒っているようです)
- 据え置き狙いで遠出、投資20KでBIG2回、横の台はBIG3回でRTハズレの出がいい、不安になる、小賢しく回転率を計算して隣は小役もいいと判断してヤメ(その後、自分が捨てた台が高設定濃厚となったらしい)。
- 問題点:
- BIG2回で何がわかる。
- 一時的に2万くらい入るのはよくあること。狙いにきた以上、その根拠とともに心中しろ。
- 一時的にBIG700分の1でも全然ビビる必要なし。
- 横の台のことなんか何がわかる。BIG中ハズレでもないのにその程度で自分の根拠を揺さぶられるな。
- 辞めた後、隣の台に座って出なかった。
- 出た出ないは結果論だが、決定的な間違いは確定でもない台に自分の根拠を捨てて移動したこと。
- 往々にして、臨機応変というのは大間違い。どうせなら自分の根拠と心中したほうがマシ。一日の負け5万でも仕方がないこと。(注釈:臨機応変はいいことだと思いますが、ノーマルタイプを本気で狙いに来たなら早見切りはよくないですね)
- こういうやり方自体が「低設定でも波に乗ればいい」みたいな危険な発想。1日ならいいが、長期的に結果が欲しいなら白黒つけ切るだけの覚悟と裏付けが必要。それで結果がついてこなければそのやり方(店、機種、狙いかたなど)が食えないということ。いいとこ取りは続かないということ。
- 辞めた後、次の候補の店や台に移動せず、気分で別の台を打ったこと。
- そのあと、○○(狙いをつけていた別の店舗)のほうは高設定が確定していた。結果もついてきていた。途中から向かって座れていたかは微妙だが、午後は非稼働の時間もあったので座れた可能性も十分にあった。仮に座れなくても期待値に近づく行動ではあった。
- 最初の台を打ち切っていれば設定5だった
- 逃げるなら逃げるで第2候補店に移動していれば設定5・6(どちらかは不明)
- ちなみに最近の傾向として、設定6ではなく5が入るのではないか。
- 309枚のインパクトはやはり強い。設定5は機械割も大したことないので、店側も使いやすいのか。
- 6の108%に対して、5の103%は使いやすいのだろうか(注釈:ハナビの5は103%だと思っていた模様)
- 1or5となると「奇数を捨てつつ設定6に辿り着きたい」なんて考えでは高設定に座れなくなる。
- ついでにいうと、最近は偶数濃厚台にもあまり座れなくなっている。平均設定が2から1に下がっている模様。
- 偏りであって欲しいが、最近は3−4台そろって6−7万マイナス一直線みたいな履歴やグラフを前より見るようになった気がする。気のせいだと思いたいが、何かあるのか、とオカルト入ってしまっている。
- 一度データをある程度収集して平均確率などを10万ゲーム単位で算出してみる必要がある。
正論もありますが、痛々しい意識高い系の言葉、当時パチプロ系ユーチューバーの先駆けだったパチプロ清志さんの動画に影響されたと思しき内容、2万くらい入るともうビビってしまう当時からチキンだった自分に対してハッパをかける言葉がズラリと並んでいます・・・
それでも、「当時はパチスロを楽しんでいたんだな」というのが伝わってきます。今でも楽しい遊びだとは思っていますが、純粋にゲーム性を楽しむというよりは、「気分転換」「運動不足解消」といった面や、「妥協」とか「惰性」という言葉の方がしっくりきてしまう気がします(最近は全然打てていないのですが)。
パチンコ業界は斜陽産業で、来年は6号機への完全移行を控えて今後どうなるかは不透明ですが、こんなイタイメモを残したいくらいに純粋に楽しめる遊びであってほしいなと思います。