データ分析・攻略

スロットハイエナは終わっているのか

最近は、けっこうハイエナ稼働をしています。

 

ネットを見れば、

「ハイエナは終わった」

「時代は設定狙い」

という声を聞きます。

 

同時に

「2017年2月でパチンコ・パチスロは終わる」

「いまだにパチンコ屋に行くヤツはバカ」

という声もあります。

 

今回は、こうした流れに対して、いちスロカスリーマンとして、個人的な意見を述べたいと思います。

ハイエナを知る前の自分

実は、僕がハイエナをするようになったのは、今年に入ってから、というか、ここ3ヶ月くらいのことです。

 

まさに、遅すぎるデビューです。しかも、いい歳こいたオッサンですから。

 

ハイエナという立ち回り自体は、以前から知っていましたが、実際にやろうと思ったことはありませんでした。

 

それは

「なんかカッコ悪いから」

と思っていたからです。

 

僕が最近のパチスロを打つようになったのは、ハナビが導入されて結構経ってからです。

「4号機のハナビが復刻!!リーチ目も遅れもハズシも健在!」

と聞き、それをきっかけに、再びパチ屋に通うようになりました。

 

僕がパチスロをかなり打っていたのは、4号機初期の、Aタイプしかない時代でした。

技術介入が全盛で、「目押しさえできれば設定1でも勝てる」みたいな時代でした。

そして当時は、ジグマスタイル(一つの店に通い続ける)、お地蔵さんスタイル(一つの台で粘る)が基本でした。

 

そんな時代からタイムスリップしてきたので、

ハイエナという立ち回りは、どうしても自分の知っているスタイルと合わなかったのです。

 

ホール内をちょろちょろと何度も徘徊するのもかったるいし、

機種ごとに異なる狙い目とヤメどきをいちいち覚えないといけないし、

さらにいえば、モード示唆などの演出面でも覚えておかないとヤメどきを間違えることもあります。

 

こういうのって、実際にやってみれば難しくもなんともないのに、

うんちくだけ見聞きすると、小難しく聞こえるものです。

 

カッコ悪い立ち回りで、色々と覚えるのが面倒で、小難しそう。

 

そういう先入観があったので、やってみたいとも思わず、実際にもやりませんでした。

 

そして、ハナビだけを打っていました。

 

しかし、しばらくすると、ハナビにも飽きます。

 

ハナビは、今でこそノーマルタイプの一翼を担っていますが、当時は隅っこのバラエティ扱いで、

お世辞にも、設定が入っているとも思えません。

 

当時の肌感覚でいけば、そのまま撤去されるんじゃないかというくらいで、

僕みたいな懐古厨のオッサンがたまに打つだけの台でした。

 

そんな中、

 

ハナビも飽きたし、もうパチスロやめるか!

 

とはならずに、ジャグラーやハナハナ、AT機などにも手を出すようになりました。

ハイエナをやるようになったきっかけ

今はネットの時代です。

ネットでスロットの情報を探していれば、特に意識していなくても、ハイエナの情報も目に止まります。

 

別にハイエナしようと思っていなくても、ゴッドは800Gから打てる、とか、

そういう単純な狙い目の情報は頭の隅っこに残っていきます。

 

そして、ホールで極端なハマり台とかを見つけた時は、期待値がプラスの台だとわかり、

他に打ちたい台もないようなときに、ハイエナにも手を出すようになりました。

 

設定狙い的な立ち回りで全然勝てないとき、ハイエナが精神安定剤的な役割を果たしてくれます。

 

僕の場合、以前は結構状況が恵まれた環境のホールに行けていたようです。

なので、立ち回りはそんなにうまくなくても、そんなに大崩れせず、勝つことができました。

しかし、一つのホールに依存していると、そのホールの状況が悪くなったとき、一気に勝てなくなります。

 

そんな時は、設定が入りそうなホールや地域を探して、そっちにシフトしていけばいいのですが、

これまた僕の悪いところで、そんなことをするのは面倒だったのです。

 

こんな僕でも、学生時代は、ガッツありました。

 

悪友から

「今日さあ、〇〇でババアがハナビの高設定っぽい台打ってて、目押しできねえから、1箱も積めてねえのよ」

「あの店なら明日も絶対据え置きだぜ」

「オレはアステカの狙い台があるから、お前ハナビ打ちなよ」

みたいな電話をもらっただけで、片道1時間半かけて次の日の朝イチから打ちに行っていましたからね。

今ではそこまでのガッツはないです・・・

設定狙いって、それなりに負けん気が強くないとダメで、うまく行かない理由は自分ではわかっているんですが、ダメだったときのことを考えると、闘志が湧いてこないんですね・・・

 

結果、同じ地域に留まりつつも、ハイエナを多く取り入れるようになりました。

 

そうやってハイエナをして行くうちに、意外と打てる台を拾えるということに気づきます。

もちろん、いつでも目の前に落ちているわけではありませんが、

しっかり足を使えば、それなりに見つかるというレベルです。

そうこうやっていくうちに、導入されている機種の狙い目は大体頭の中に入ってくるので、拾える台も増えます。

 

たまに出た時も楽しいですが、好きなのは、事故ったときと、期待値を積んだという感覚でした。

バジリスク絆は、単発地獄の私怨が積もっていて、絶対に事故させてやる!と意気込んで打ちましたが、

それ以外は淡々と打っていました。

設定狙いと併用

設定狙いをしていても、ダメだった時や、不安な時は、ハイエナに逃げればいい、という保険を持つことができます。

ハイエナをしておけば、期待値がマイナスになることはない。

そういう安心感があります。

もちろん、収支が荒れやすい機種がたくさんありますが、

一日終わって、低設定を終日粘ってしまいました、となるよりはマシです。

勝っている人のブログを見ると、

 

設定狙いで朝イチの狙い台をスカったら帰る!

って人もいますが、

「マグロの一本釣り以外興味ねえ。帰って酒飲んで、明日の作戦考えるか!」みたいな人でしょうか。

 

一方、

設定狙いでスカっても、ハイエナをやって期待値を取り戻す

って人も多いです。

こういう人は、「今日もマグロ釣れなかったぜ。潮干狩りでアサリでも採って、次のマグロ釣りのための燃料費くらい稼いでから帰る!」という感覚でしょうかね。

なので、これはこれでいい立ち回りみたいですね。

ハイエナは本当に終わっているのか?

ここで、

「ハイエナはもう終わった」

という声について考えてみましょう。

 

これは、前にハイエナで稼いでいた人たちから聞かれる声で

ハイエナが甘かった時代から見ればしょぼくなった

エナ専だけで、ラクに稼げる時代は終わった

というのことだと思います。

 

違う例えですが、4号機から5号機になって、スロットを辞めた人も多いそうです。

そういう人たちは、勝てなくなったから辞めたのではなく、稼ぎがしょぼくなったからヤメた人も多いそうです。

その人たちかすれば、

「119%なんてしょぼくて打ってられねえ」

ということなのでしょう。

 

だから、価値観は時代によって変わるし、人によっても変わってきます。

僕の場合、「ショボい」時代しか知らないので、これが当たり前だと思っていて、今はまだ楽めているという感じです。

「僕にも・・・・と思っていた時期がありました」

というコピペがありますが、そんな感じで、人それぞれ、感じ方は違うのかなと思っています。

 

と、ハイエナをもてはやしてきましたが、それには僕のスタイルも関係あります。

 

僕は会社員なので、そこから収入を得ています。

なので、パチスロに関しては、勝てなくても別に問題はありません。

とはいえ、やるからには負けたくない、という思いは強くあります。

 

ハイエナを始めたのがつい最近なので、おいしかった時代がどのくらい甘かったのか知りません。

そして、スロットで稼いで生活をしているわけでもないので、エナ専の人とはだいぶ視点が違います。

 

僕からすれば、パチスロは遊びみたいなものです。

他の人が釣りに行ったり、飲みに行ったり、ゴルフに行ったりする感覚でしょうか。

哀しい人間と呼ばれるのは承知の上です \(^o^)/

 

そんな感じで、僕は、ゲーム感覚でやっています。

まあ、この遊びのいいところは、うまくやればタダ同然で遊べるし、しっかりやれば、お小遣いくらいはもらえることですね。

こんなノリで接しているので、別に、今後ハイエナができなくなっても構わないと思っています。

 

ただ、そうなることはないのかなと勝手に思っています。

 

ハイエナを生む諸悪の根源は天井機能というなら、

Aタイプのみにして、天井をなくしてしまえばいいのです。

そうなったらなったで、今だってジャグラーしか打たない人もいますよね。

自分ももともとはそんな感じでしたから、元に戻るだけです。

その場合、今よりも上手くならないと勝ち続けられないので、立ち回りとかを深く考えないとダメですが。

 

ただ、単純にAT/ART機をなくすってことは、考えづらいです。

さらに言えば、今と同じように天井機能が残り続けるでしょう。

天井が存在しないART機ならば、よっぽどマイルドにするか、昔の裏モノのように荒いモノにしないとバランスが保てないと思います。

荒い機種はもう作れなくなるという前提でいけば、なんだかんだ言って天井機能は残り続け、しょぼいなりにハイエナもできると思います。

 

ただ、それだけで食えるかとなると、それはまた別の話です。

どこかのタイミングで規制が緩和されないと難しでしょうね。

今は設定狙いの時代?

これについては、そうだと思います。

今後はさらに、この傾向が強くなるとも思います。

 

僕が初めてスロットを打った頃は、Aタイプしかなくて、技術介入と設定狙いしかなくて、これらがセットでした。

 

しばらくしてから、A-600とか、CT機とか出てきましたが、

これらも、設定6がアホみたいに爆裂するということ以外は、結局は設定狙いしか狙い目はありませんでした。

 

思えば、5号機の初期の頃にも少しだけ打っていて、そのころも設定狙いが有効だったと思います。

僕が覚えているのは、青ドンという機種の設定H(設定6)を、あるホールの特定日だけ狙いに行っていました。

コイン持ちがいい分、ボーナスの初当たりが死ぬほど重くて、出玉もしょぼいので超絶不人気でしたが、

設定5以上確定演出が出やすい上に、ホールはかなり設定を使っていた感じで、狙いやすかったです。

この機種には天井RTが搭載していましたが、ハイエナをできる機会はほとんどなかったと思います。

 

と、そんな感じで、一度Aタイプ・設定狙いの時代に移り変わって行くのかと思います。

その後、規制が緩和されて、また波の荒い機種が出現するという、時代は繰り返すと予想しています。

もし、6号機になっても、いつまでも規制が緩和されないなら、それはもう、パチンコの時代自体が終わりつつあると考えるべきでしょうね。

タバコと同じような感じで、時間をかけて消されてゆくのでしょう。

 

だから、天井がなくなるということは、その分出玉がしょぼい機種が増えるということで、

そうなった時に一番焦るのはホールだと思います。

設定1でも勝手に誤爆してくれる台もなくなり、しょぼい出玉感でギャンブルがしたい層は離れてしまう、

となれば、ホールは今よりも、設定を使わざるを得ないと思います。

 

その頃、利に聡い専業()と呼ばれる人たちが、

 

パチスロなんか時間のムダ、打ってらんねぇ

 

となれば、遊びで打つ人間にとってはいいことだと思います。

ハイエナの今後

もし、勝つ糸口さえ全くつかめないような無理ゲーになったら、僕はハイエナとか以前に、パチンコ屋に行かなくなると思います。

しかし、そこまではならないと思いますね。

もしそうなるにしても、かなりの時間がかかると思っています。

 

今後、高齢化がさらに進み、そして、今ではまだバズワードのAIがさらに現実化して、

人間の労働がさらに自動化されるとなれば、余暇産業が今よりも栄えると言われています。

平和な時代が続いたまま、そういう進化を辿れば、

ベーシックインカムでももらいながら、ちんたらパチンコでも打つ時代になるかもしれませんねw

 

まあ、あまり先の話をしても仕方がないですね・・・

 

で、僕の考えですが、ハイエナも、遊びでやる分にはまだまだやれると思います。

ハイエナを「遊び」とか「趣味打ち」と言えるかどうかは、個々人の考え方ですが。

僕の場合、打てる台を探して歩き回ったり、打てる台がないときに打たないのは、苦ではないので、まだ遊びの範疇と思えています。

 

まあ、散歩と遊びを混ぜたような感覚です。

僕が子供の頃、夏休みの遊びといえば、セミ捕りがメインでした。

21世紀の現在、セミ捕りなんてもう流行っていないと思いますが・・・

まあ、ハイエナ台を求めて都心の繁華街を彷徨うのも、セミ捕りの感覚に似ているかなと思います。

 

旧基準機はあと3年近くは設置され続ける可能性が高いですしね。

5.5号機だって、ハイエナはできますしね。

だから、その間はそれを打てばいいのかなと思います。

 

6号機だって、なんだかんだ行ってハイエナはできるし、最終的には、お上のお触れよりも緩和されたスペックになると思いますけどね。

そうならなかったときは、そんときゃそんとき、ということで楽しく遊べたらと思います。

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