サイッチーです。今年のゴールデンウィークはジャグラー野郎と化しています。
「よくもまあ飽きねえなあ」と言われそうなくらいジャグラーばっかり打ちました。
たまに違う機種も打ちますが、もうGOGOランプがない台なんか打てないというレベルの患者です。
しかし、もう若くありません。体が悲鳴をあげました・・・腕・肩・腰・首、全てが痛いのです。しかも風邪気味で、喉も痛いです・・・
というわけで今回は、ホールでふと思った「よさジャグ狙いが危険な理由」について話したいと思います。
よさジャグ狙い・履歴打ちとは
「よさジャグ」とは、履歴がよさげなジャグラーのことです。
当日数千ゲーム回っていて、REG回数がしっかりとついていて設定推測ツールにかけても高設定濃厚な数値を示す台を探して打つ立ち回りのことをいいます。
僕も、複数のホールをさまよい、REG先行台を探しては打ち、痛い目をみたものです。
たまにはうまく決まることもありますが、痛い目にあったケースの方が圧倒的に多いのです。
何度も負けた結果、今ではほとんどしなくなりました。
よさジャグ狙いの失敗例
例えば、当日5,000ゲーム回転して、BIG20回のREG20回、合算は1/125。こんな台を夕方6時過ぎに見つけます。


意気揚々と打ち始めます。しかし、僕が打ち始めてから台が冴えません。
2000ゲームほど回して、BIG4回、REG4回。マイナス2万円で撤退・・・
終わってみてトータルの履歴を見れば、合算は1/145。設定3くらい。自分の打っていた範囲でみれば、合算1/250・・・

こんな経験ありませんか?
なぜ勝てないのか
なぜこうなるのでしょうか。
結論から言うと、せっかく見つけた台が低設定だった可能性が高いのです。
1回2回の負けではなんとも言えませんが、何度も同じような狙い方をしてもうまくいかない場合、低設定を打たされた以外にないと思います。

と思われるかもしれません。
しかし、ことはそう単純ではありません。
確率のいたずら
僕の個人的な意見ですが、ジャグラー含めパチンコ・スロット全般は、確率のブレを楽しむ遊びだと思っています。
確率がブレて、予想外の連チャンやハマリをするから楽しいんです。
もしも確率が全くブレずに、毎回毎回同じようなゲーム数で当たり、同じような枚数を吐き出していたら退屈極まりないでしょう。
そんな台があれば、すぐに設定看破されてしまい、低設定台を遊ぶ人はいなくなります。
しかし、確率はブレます。上にも下にもブレます。ブレを繰り返した結果を平均すると、本来の確率に収まるのです。
短期的には「まさかこんなことは起きないだろう」ということが起こります。
一桁連が5回も続いたり、REGを12回連続で引いたり、そんなことだって起こりえます。
「まさかそんなこと」と思うことも起こります。
もちろん、毎日自分の身に起こるわけではありませんが、そうなる可能性は常にあります。
わずか数千ゲームの回転数では、低設定台が上にブレて、高設定の挙動を示すことは十分にありえます。
よさジャグ狙い・好履歴狙いがうまくいかない理由は、わざわざ足を使ってホールをさまよい、低設定の上ブレ台を探して打っているからです。
実際に打っているのが低設定ならば、履歴などなんの意味もありません。
ホール選びが最重要
ジャグラーの楽しみ方は人それぞれだと思います。
暇な時間に運試しで行くのも一つの楽しみです。スロットは確率のブレを楽しむ遊びです。
確率は短期間では山あり谷ありでブレます。なので、短期間勝負では設定とか機械割よりも、運の要素の方が強く出やすいのです。
仕事帰りに運試しで打つ。GOGOランプを見て癒されたい。僕もGOGOランプ中毒となっているのでその気持ちはよく解ります。
あんな間の抜けた告知ランプに惚れ込んでしまうなどとは夢にも思っていませんでした。
まあ、美しいんですよ・・・個人的には、特にマイジャグラー2のGOGOランプが・・・マイジャグ3のランプは完成した感があって、ちょっと眩さに欠けます。
ジャグラーを終日打ちたい、毎日打ちたい、お金を失わずに楽しく遊びたい、できれば勝ちたい。
こう考えているのであれば、よさジャグ・履歴打ちをやる前に、さらに手間をかける必要があります。
それはズバリ、ホール選びです。
ホール選びっていうと「なんだその話か」という感じで、疎かにされていると思います。
しかし、ジャグラーを楽しむにはこれが最重要だと思っています。
ジャグラーで楽しく遊ぶには、ホール選びと台選びに尽きます。それさえしっかりできていれば、設定判別なんか不要とすら思っています。
スロットの設定は、店が一方的に決めます。
確率ですから、上ブレ下ブレありますが、客は所詮、店が決めた設定の中で踊らされるだけです。
全台設定1でも、連チャンしたりしますが、所詮は設定1の範囲内での出来事です。
逆に、ありえない例えですが、もしジャグラー全台設定6のホールがあったとしましょう。
こんなホールに夕方から行き、良さげな履歴の台を打ったらどうなると思いますか?
おそらくですが、初日から勝ってしまうでしょう。もし初日は勝てなくても、かなりの手応えを感じているはずです。
こんなホールでならば、オカルト打法を駆使しても波理論で立ち回ってもオーケーです。
もちろん負けることもあります。特にアイムジャグラーなどは安定感が低いので、すぐに結果が出ないかもしれません。
しかし、こんな夢のホールに何度か通ううちに、時には大ハマリもありますが、結果的には勝ててしまいます。
なぜなら、設定6は、ボーナスや小役の確率を、打ち手が勝つように設定されているからです。
なので、とにかく設定配分が高いホールを選ぶ必要があるのです。
こういうと、

と思うかもしれません。
しかしそれは間違いです。朝からだろうが夕方からだろうが、高設定台を探し求めるのは絶対条件になります。
ホール選びの実例
ホールには、客つきがいいホールや、イベントをよくやっているホール、駅前の立地がいいホールなど様々あります。
ですが、勝つことに意識してホールを選ぶならば、次の2点を押さえないといけません。
高設定が使われているのか?
一番重要な条件は、高設定が使われていることです。
ひとことに高設定が使われていると言っても、いろいろなパターンがあります。
例えば、
- 特定日は、ジャグラーも含め各メイン機種に設定6が1台使われる
- 5のつく日にはジャグラー各機種に設定5・6が複数投入される。
- 平常営業でも設定4・5が複数存在する
- 強いイベント日には2分の1で設定5・6が投入される
こういうパターンはホールによって異なります。
ホールは、この設定配分をうまく調整することで、出玉アピールをして集客を図ります。
まずは、ホールやサイトセブンなどでジャグラーの出玉状況(ボーナス回数など)を調べるといいでしょう。
そして、強い日がないかも調べていきます。強い可能性のある日とは
- 5のつく日
- 不定期ジャグラーイベント
- 旧イベント日
- 特定の曜日(金曜日など)
などがあります。旧イベント日がわからない場合はグーグルで検索すると大体見つかると思います。
イベントに関しては、ホールによりますが、スロットの攻略雑誌が、インターネットのサイトでイベント情報を公開していることが多いので、それも参考にします。
後ヅモできそうか
よさジャグ・履歴打ちをする方は、学校帰りや仕事帰りの人が多いと思います。
特定の日に高設定が使われるホールを知っていても、夕方から行って高設定台には座れない可能性がほとんどです。
特に、設定6が複数使われると定評のあるホールは、朝から埋まってしまいます。
そんなホールに夕方ふらっと行っても、ロクな台が空いていないと思います。
夕方にみて、「高設定っぽいな」と思う台はたいてい朝から回されています。
そして、それらの台は閉店ギリギリまで空かないでしょう。
後ヅモするには、設定6があるとか、2分の1で高設定とか、そういう強すぎるホールを避ける必要があります。
ここは目線を下げて、設定5が打てれば御の字とするべきでしょう。
自分の行ける地域を幅広く探せば、5のつく日に設定5を使っているホールは見つかると思います。
「設定6は使わないホール」
というと、優良店でないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
ジャグラーは設定5までしか使わないホールもあります。
それに、こういうホールにはいい点もあります。
それは、そういうホールにはプロが居つきにくいのです。
設定6を使っていても、朝イチからプロが並んで押さえられてしまったら閉店までノーチャンスです。
しかし、年配の常連さんを多く付けていホールで、設定5でも使われているとわかったらチャンスです。
年配のお客さんは、夜まで粘らないことがほとんどですし、あまり設定を意識していないことが多いので、後ヅモするチャンスでもあります。
こういうホールを見つけて、設定が使われやすいパターンを見抜いていくのが、夕方からのジャグラーを楽しくする第一歩かと思います。
ホールは複数探す
今どきの事情として、
「一つのホールだけでは勝てない」
ことがあります。
昔は「ジグマ」という言葉があり、一つのホールを「ネグラ」として、いつも同じホールに通って勝つパチプロがいました。
しかし、遊技人口も減った今、そんなラクな状況はなくなりました。
同じホールに通っても、毎日高設定台があるとは限りません。
昔と比べて、高設定の投入率が格段に下がっていると思います。
客つきが悪いホールで、高設定を乱発しても、客がつくどころか逆効果になることさえあります。
たまに見かけるのは、稼働が悪いホールが頑張って平日に高設定を使うパターンです。
しかし、高設定台の1台だけがフル稼働して、他の台は全て放置されてしまうのです。
せっかくホールががんばっても、「設定6は1台だけ」と知られたら、常連はその1台を探し、他の台は完全に放置します。
夕方来た客は、その様子を見て、他の台は全て低設定だと思い、打ちたがりません。
はては、ネット掲示板などでサクラだの癒着だのと噂されます。
結果、安定的に稼働があるホールでないと、連日高設定を使うわけにはいかなくなります。
プロも、時期や日ごとに攻める地域やホールを変えています。そのためには車や電車で1時間以上移動することも普通にあります。
基本的には、状況の良いホールを追い求めて地域を移動しています。
よさジャグ狙いでも、ある程度はこの考えが必要になります。
「いいホール」とひとことに言っても、いいのは特定の日だけで、それ以外はダメなホールかもしれません。
なので「リニューアルしてから、最近は状況がいいホール」とか「○Xの日に強いホール」という形で、いくつか手駒ホールを作っておくといいでしょう。
これができると、自分が打ちに行きたい日に強いホールを選んで行けるようになります。
これは結構時間がかかります。データを集めたり、実際にホールを見に行ったりして、自信を深める必要があるからです。
退屈な作業に聞こえるかもしれませんが、いつか必ず身を結ぶと思います。
ホールを見に行ったついでに、散歩して美味しいラーメン屋さんを探すとか、そういう楽しみ方もセットにするといいかもしれません。
それに、完璧に自信がつくまで打ってはいけないわけでもありません。
百聞は一見に如かず、と言いますが、実際に打ってみて得られることもあるので、ある程度は攻めながらでもいいと思います。
この段階で痛い目を見ても、それも先行投資だと思ってポジティブに行きましょう。
ホール選びを評価・改善
このようにして、使えそうなホールをいくつか把握したら、徐々に攻めて行けると思います。
ここで重要なのが、全ての稼働の収支をつけることです。
打ったホール、イベントの有無、曜日、機種、時間、勝ち負けの額、コメント
などを残しておくといいでしょう。
これをしないと、自分のホール選びが正しかったのかどうか評価できません。
今はスマホのアプリもありますので、とにかく収支を残しておきましょう。
収支を見ながら、使えそうなホールとイベントを見極めて、結果が出た稼働を続け、結果の出ていない部分を切り捨てて行くことができます。
まとめ
今回はここまで、ジャグラーで勝つためのホール選びを考えてみました。
本当に痛感しているのは、いいホールを選ぶことが何よりも優先されることです。
設定看破など2の次だと思います。
ジャグラーの設定看破など、ヘタにやらない方がいいのではないかと思うくらい、設定推測は難しいと思います。
よく、「この台はREGが弱いけど、ブドウがいいから設定3」とか推測する人がいます。
僕は、真剣に考えれば考えるほど、履歴から設定を推測するなんて無理だと思うようになりました。
ジャグラーとはこういうもの、と割り切って行くべきなのだと思います。
また、ホールの設定師(設定を決める人)は、右往左往する打ち手をみて笑っているかもしれません。それくらい難しいと思います。
台選びに関しては、ホールによってはかなり重要になりますので、別の記事で取り上げたいと思います。