ジャグラーを打っていると避けられないのがハマリです。ジャグラーには天井がないため、何ゲームまで打てば確実に当たるという明確な数値がありません。
多くの方が「キッツい!」と感じるのは1000Gハマリ以上かなと思いますが、いったいこの1000Gハマリはどのくらいの頻度で発生するものなのでしょうか。ここでは、ジャグラーの中でも台数の多いアイムジャグラーとマイジャグラーシリーズの1000Gハマリ確率と、1000Gハマリに対する僕なりの考え方を紹介します。
1000Gハマリの発生確率
アイムジャグラー
設定 | 1000Gハマリ確率 |
1 | 0.335% ボーナス298回に1回 毎日8000G回して6.5日に1回 |
2 | 0.294% ボーナス340回に1回 毎日8000G回して7.3日に1回 |
3 | 0.161% ボーナス620回に1回 毎日8000G回して12.1日に1回 |
4 | 0.109% ボーナス921回に1回 毎日8000G回して16.9日に1回 |
5 | 0.059% ボーナス1694回に1回 毎日8000G回して28.6日に1回 |
6 | 0.056% ボーナス1791回に1回 毎日8000G回して30日に1回 |
マイジャグラー
設定 | 1000Gハマリ確率 |
1 | 0.335% ボーナス298回に1回 毎日8000G回して6.5日に1回 |
2 | 0.182% ボーナス549回に1回 毎日8000G回して10.9日に1回 |
3 | 0.13% ボーナス768回に1回 毎日8000G回して14.5日に1回 |
4 | 0.073% ボーナス1366回に1回 毎日8000G回して23.7日に1回 |
5 | 0.05% ボーナス2007回に1回 毎日8000G回して33.1日に1回 |
6 | 0.023% ボーナス4308回に1回 毎日8000G回して64.6日に1回 |
1000Gハマリは遠隔なのか?
ジャグラーは光るか光らないかのシンプルなゲーム性のため、打っている最中は思考はあちこちを駆け巡ります。ましてや1000Gハマリなんて修行をさせられようものなら、人生の意味やオカルト的な思考が頭をよぎるのも当然のことです。
僕は、世の中のほぼ100%のホールは正規の機械を使って営業していると考えてジャグラーを打っています。この前提を疑ってしまうと、メーカー発表のスペックに基づいた確率論など、立ち回りの根底が崩れてしまいます。
上の数字をはるかに上回るペース、例えば毎日ほぼ全ての台が1回は1000Gハマリを食らったりとか、そういうレベルの事象がない限り、安易に遠隔や裏モノを疑うのは避けておいたほうが無難でしょうし、もしそんなホールが実在するならばそのホールには行かないようにすればすむ話です。
なのでここでは、1000Gハマリ正規の台が純粋に1000回の抽選を受けて一度もボーナスを引くことができなかったと考えるべきです。ホールには低設定がほとんどという現実と、ホールには何十台ものジャグラーが設置されていることを考えれば、1000Gくらいのハマリはわりと普通に目撃されることでしょう。
1000Gハマリの設定差
僕はよくマイジャグラーシリーズを打つのでそれに基づいて話しますと、マイジャグラーシリーズは高設定の合算確率が高いため、1000Gハマリの発生率がかなり低くなります。
設定4であっても1000Gハマリ発生確率は0.073%で、毎日8000Gずつブン回したとしても24日に一度ほどしか発生しない確率です。設定5・6となると発生頻度はさらに下がります。
これを低設定と比較すると、
設定1と設定6では14倍もの設定差となります。
設定1と設定6を比べるのは少し極端で現実味が薄いと思われるかもしれませんので、設定2や設定5も交えて比較してみましょう。
設定2と設定6... 7.8倍の設定差
設定2と設定5... 3.6倍の設定差
他の機種で3倍とか7倍の設定差があればかなり意識をすると思うので、ジャグラーの1000Gハマリの設定差も意識されてしかるべきだというのが僕の考えです。
設定差よりも根拠の方が強いことも
1000Gハマるという事象自体には大きめの設定があるので、1000Gハマったら高設定の可能性が低いと考えられるわけですが
「じゃあ1000Gハマったら低設定と決めつけていいのか」
となると一概にそうとはいえません。
一度でも1000Gハマリをくらえば、それだけで
「設定6よりも設定1の方が10倍以上起こりやすい事象が起こったので、高設定の可能性がかなり低くなった」
といえますが、これだけで設定を断定するのは不可能です。
僕の実際に見た中では、
- 設定6のみんなのジャグラーが2000枚出たあたりからストレートで1300Gでハマるも、その後は何事もなかったのように5000枚吐き出した。
- 全6のマイジャグ3のシマで、一台が突如1200Gハマった
- 合算1/100で推移していたマイジャグ3が、突如1200G+800Gハマり、出玉をほぼ吐き出した後、何事もなかったのように4000枚出た。
ということがありました。最後に関しては設定は不明ですが、最初の2件はどちらもホール側が設定6だと、ブログや動画、マイクアナウンスで公言していました。
こんなこともあるので、たった一度の1000Gハマリで低設定だと断定することもできないのがジャグラーの難しいところであり、こんなときは「今日はここが全6」とかの見た目のデータに負けない強い根拠が求められます。
1000Gハマったらどうするか
僕はもともとハマり耐性が弱く、すぐに逃げることを自分のスタンスにしているのですが、それでもたまに1000Gハマリを食らってしまうことがあり、それは高設定の期待感が高い台を打っているときです。
「この台はよほどのことがない限り粘る」と決めた後ならば、ちょっとやそっとのハマリでもやめません。とはいえ1000Gハマリを食らうとさすがに萎えます。
データも自信もそこまで強くない段階で1000Gハマリでも喰らおうものなら、もう自信を持って追いきれません。
「高設定の可能性は極めて低く、あって中間、むしろ低設定の可能性の方が高い台」
という台を打ち続けられるか。僕は、



という感じで、長期的な視点に切り替えて逃げの姿勢をとることがほとんどです。
この立ち回りは人それぞれです。狙い台によほどの自信があるなら、1000Gハマっても続ければいいでしょう。しかし僕は、自分を信じるのが苦手で、「自分は間違っている可能性の方が高い」と考えるタイプです。
客観的な数値と状況に着目して、伸るか反るかではなく、負けない可能性の高い選択を取ることを心がけています。
オカルトは危険
また、1000Gハマっている台などを好んで打つ人もいます。
「たくさんハマったから、これからたくさん出るだろう」
という考えがあるからです。
しかしジャグラーで勝とうと思うならば、この考えはやめた方がいいでしょう。
1000Gハマったから反動で出るというのはオカルト的な感覚であって、台がそのような仕組みになっているという根拠のある情報はどこにもありません。
例えばAT機などであれば、天井までハマった場合に恩恵があったりして、ドラマチックな出玉の波になりやすい機種もあります。これは旧基準きに多いのですが、たとえばミリオンゴッド神々の凱旋は、天井までハマると救済措置が発動して、50%の確率で継続率が高いATに突入します。すると、天井までズブズブにハマった後にV字回復のようなグラフになりやすい傾向があります。
しかしジャグラーは、AT機などとは根本的に仕組みが違い、天井やモードといった概念は一切存在しません。ジョークとして「天国モードにいる」とか、「そろそろ天井」とかいうことはありますが、それはあくまでジョークです。
勝つためにはあくまで「常に一定の確率の一発抽選をひたすら繰り返すだけの台」、「勝つには高設定を打つしかない」と覚えておきましょう。
逆に、1000Gハマっていたとしても、
「それでも自分はこの台が高設定だと思う」
という強い根拠が持てるならば、それは素晴らしいことです。ライバルに差をつける強いポイントになりますし。
しかしこれはホールの傾向を把握しないと難しい部分でもあるので、自信がないときは一歩引くのを僕はオススメしていて、これがジャグラーで負けにくくなり、最終的に勝ちやすくなるための基本姿勢かなと思っております。