ジャグラー

閉店前のジャグラーで勝つ立ち回り

ジャグラーをはじめとするAタイプ(ノーマルタイプ)の魅力に、閉店間際の短時間であっても勝負できるということがあります。AT機やART機は、当たるまでに時間がかかったり、せっかく当たって大量上乗せをしても閉店時間までに取りきれないリスクがあるため、遅い時間から手を出しにくいものです。

その点Aタイプは優秀で、夜22時などの遅い時間からでも普通に打つことができます。さらにいうと、遅い時間にナルト高設定台に座れる可能性も上がるというプラスポイントもあります。

今回はそんな、閉店前のジャグラーの立ち回りについて掘り下げていきたいと思います。

閉店前のジャグラーが勝ちやすい理由

まずは、閉店前のジャグラーが勝ちやすい理由をみていきましょう。

  • すでに多くの回転数が付いているので、ホール状況の良し悪しを判断しやすい
  • 高設定台であっても空く可能性がある

ジャグラーとは分からないもので、午前中の1000Gくらいの段階で合算1/100の台が続出して「ん?今日はもしかしてかなり強い?」なんて思っていても、時間が経つとほとんどの台が低設定の数値になるなんてことはよくあります。

しかし、稼働が高めの特定日の夜などにホールを見渡せば、「ホールのやる気」はかなり見えやすい機種かなと思います。

全体的に回転数が増えてくると、シマの状況がかなり見えてきます。シマ全体を見渡して、ドル箱を2箱以上使っている人があちこちにいるとか、7000G以上回って合算1/120近い台やREGが30回以上付いている台がかなりの台数あれば、この日はジャグラーに還元していると考えられます。

それぞれの台の設定までは分からずとも、普段とは明らかに状況が違うことを把握できればチャンスです。いつもとは違うホール状況を確認した上で、合算1/120の台や、REGが1/210で35回とか当たっている台とかがあったら、それは「低設定ではない可能性の方が高い」と考えられます。

なんか回りくどいいい方になってしまいましたが、安易に高設定濃厚なんていうと語弊があるかもしれないので、控えめに表現しています…

そして、閉店時間が近くなるほど、こういう台が空き台になる可能性が上がるのです。こういう台をササっと確保して打つのが閉店前の立ち回りの基本となります。

狙いやすい時間帯

ホールにもよりますが、21時以降からチャンスが増えてきます。

とはいえこれは、ホールの規模、客層、立地などによっても異なりますので、実際にホールに行ってみて、雰囲気を肌で感じるといいでしょう。

その時、どんな人が打っているかをみて、風貌や年齢、友人と一緒に来ているかなどを観察してみてください。しばらく観察を続けていると、最後まで打ち切りそうな人、最後まで打たなそうな人などが見えてくることもあります。

僕の場合、

「あの台とあの台が空いたら打ちたいな」

という感じで目星をつけておいて、次にそれらの台が空きそうかどうか、打ち手から予想します。

そして空いたら打てそうな台があったら少し散歩をしながら待機します。

「空いても積極的に打ちたい台がないな」とか「打ちたい台はあるけど、打ち手を見るかぎり、どうせ空かないだろうな」と思ったらその日は諦めて帰宅するのも手です。

時間が遅くなるほど空きやすい

21時の時点ではまだ空き台がなくても、22時以降になるとけっこうな確率で空き台が出てきます。

遅い時間になればなるほど打てる残り時間も減るため、長時間空き台を待つメリットが減っていきます。

しかし、仕事や夕食を終えて22時過ぎにふらっとホールを覗いたり、またはAT機などを打っていて切り上げた時などはこの時間にジャグラーのシマを覗くのは有効な立ち回りだと思います。

閉店間際にジャグラーで立ち回るコツ

周囲をよく見る

自分が打ちたい台を確保できたとしても、常に周囲の状況をチェックします。目的は、今打っている台よりも高設定の可能性が高い台が空いたら移動するためです。

「たかが1時間で設定なんかどうでもいい」

と思われるかもしれませんが、僕は重要だと思っています。

「1%でも設定6の可能性が高い台」

「1%でも設定5以上の可能性が高い台」

「1%でも設定4以上の可能性が高い台」

「1%でも低設定の可能性が低い台」

これを常に追い求めるのです。

機種にもよりますが、マイジャグラーの場合、設定6で時給5000円、設定5で3500円弱、設定4なら時給2000円弱です。1%でも設定が高い可能性の台を打てるなら、そちらを打つべきです。

限られた時間でも納得できる動きをするには、常に周囲の台の状況を見ておき

「もしあの台が今空いたら移動するべきかどうか」

これを常に考えておき、実際に空いた時に移動するかどうかをノータイムで決断できるように、心も体も準備しておきます。

会員カードをフル活用

多くのホールは会員カード特典というものがあり、代表的なものとして

  • 貯メダル再プレー
  • 延長遊技

があります。

まず貯メダル再プレーに関しては、非等価のホールで遅い時間から立ち回るならば必須です。非等価店においては、換金ギャップを回避するのが最大の攻略法なんていわれるほどです。

普段からある程度の貯メダルを維持しておいて、いざという時は貯メダルで打てる態勢を作っておきましょう。

また、貯メダルがなくなってしまった場合、夜22時過ぎであれば僕は撤収します。この時間からでも現金投資をするとすれば、「ほぼ確実に設定6」と確信できるときくらいです。

「多分設定4以上はあるだろう」

くらいの台であれば遅い時間からは現金投資はしません。

延長遊技に関しては、実施していないホールもありますが、利用できるならば利用しましょう。

「6っぽくないから延長する価値ない」

という意見もありますが、僕は打っている台が別に設定6っぽくなくても延長します。でもストイックに何がなんでも閉店までブン回すというわけでもなく…まあ気分次第ですね。

その日の結果にとらわれない

たとえ高設定であっても閉店前の1時間だけ打っただけでは勝てない可能性も十分にあります。

高設定濃厚な台を22時から打って、ストレートで500枚飲まれたりすると

「アホか・・・やるんじゃなかった」

となってしまいがちですが、これを気にしてはいけません。ジャグラーは短時間勝負ならば設定不問の運勝負ですが、最後には低設定ばかり打てば負け、高設定を打てていれば勝つ魔法のゲームです。

本当に高設定を打てていたのであれば、1時間で負けたとしても構わないのです。むしろ「1時間とはいえ高設定をツモれた」と喜ぶべきです。

同じ立ち回りをあと12回繰り返せば、それは高設定を13時間、つまり終日打ったのと同じ意味になります。機種と設定にもよりますが、高設定を終日打てば勝つ確率の方が高くなります。

閉店前の立ち回りをする場合は、その日の結果にとらわれずにある程度のスパンで評価をするようにしましょう。

会社帰りのワンポイントアドバイス

会社帰りなどにジャグラーを狙う場合、時間帯がかなり重要です。

これはホールにもよりますが、台を取りやすい時間帯と取りにくい時間帯があります。

僕の行っているホールを例に挙げれば、夜20時台はまだまだみんなやる気があって、良さげな台はそう簡単に空きません。20時台に空きやすいのは「あって中間」みたいな少し弱めの台ばかりです。

こういう台を打ってみてもいいのですが、僕は「負けても納得できる台かどうか」を基準に台を選んでいます。

少しでも自分の基準に達していない台であれば見送って、もっといい台が空くのを待ったほうがトータルではいい結果になると学んだからです。

僕はホール内で待つのが苦手なので、そんな時は外に出て先に食事を済ませたり、別の用を済ませたりします。

早めの食事は開運+健康増進?

軽く散歩して食事でもしたら1時間くらいあっという間にすぎます。

お腹も満たされて少し時間が経過したところでホールに戻ると、食事前よりももっといい台が空いていたりします。このように遅い時間になればなるほど状況の変化が起こりやすいので、勝負を焦らずに様子見をするのもコツです。

やりにくい曜日

これはホールや地域にもよると思いますが、僕が住んでいる地域は都市部ということもあり、平日仕事の週末休みという人が多くいます(僕もそうです)。

こういう地域では、金曜日の夜は「明日は早起きの心配がない」人たちが街にあふれ解放感あふれるオーラを放ちます。それはパチンコ店にも当てはまり、ホールには閉店間際の遅い時間までお客さんが引けません。

なので金曜日だけは遅い時間まで競争率が高く、なかなか狙った台を取れなかったりします。

そのため僕は、金曜日の夜はホールに行くのを避けたり、行ったとしてもあまり期待せず、ダメそうならすぐ変えるという感じにしています。あの熱気に押されて適当な台を打ったらもったいないですからね。

逆に、日曜日の夜なんかは結構狙い目です。明日は仕事ということでどんよりオーラが漂い、客の引けもかなり早くなります。

ホールによっては18時くらいから良さげな台でも空く傾向があります。しかし一般的な傾向として、日曜日はそこまで設定が入らないため、あくまでホール状況を見極めて、あまり期待しすぎないようにしています。

自分の立ち回りを確立しよう

内容をまとめますと

  • 21時以降は高設定台でも空き台になりやすい
  • ホール状況は大事
  • 会員カード必須
  • 短期的な結果に一喜一憂しない
  • 打ちたい台がなくても焦らない

という感じです。

これを実践して、打った時の結果を全て収支に残していけば、結果が出やすいホール、出にくいホール、上手くいきやすい日とそうでない日が見えてくるでしょう。

さらにデータも取っていけば、どのくらいの数値で打ち始めた台がどう推移するのかなど、経験値が蓄えられていくのかなと思います。

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