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ジャグラー立ち回り論7「ジャグラーは数値よりも根拠?」

ジャグラー界隈には「ジャグラーは目の前の数値よりも根拠」という格言があります。

根拠とは「今日、この店で、この台が高設定だと思える(もしくは思えない)理由」で、これは店の過去の傾向やその日が何の日(5のつく日とか特定日とか)であるかなどの複数の要素から導き出されます。

根拠には無数なパターンがありますが、よくいう「不発台の据え置き狙い」とか「凹み台の上げ狙い」「カド台だから」というのもれっきとした根拠です。

しかし論理的な方ほど、「いやジャグラーは確率どおりに動くコンピュータなんだから、数値を信用するのが当然だろ」と思うかもしれません。僕もそうでした。

それはたしかに事実なのですが、じつは「ただし書き」が抜け落ちています。それはなにかというと

* ただし数万・数十万ゲームと大量に稼働させた場合に限る

ということなのです。そのため、数時間、数千ゲームで見る場合には数値だけをみて信頼するのは危険が伴います。

僕もジャグラーを知れば知るほど、「数値よりも根拠」は真実であると思い知らされました。ここではそんな例を一つだけ紹介しましょう。

3300Gで合算1/170な台が化けた

ある特定日の午後3時頃、「この台は根拠が強い」と思っていたマイジャグラーが、3045GでB8(1/380)、R10(1/304)、合算1/169が空いていました。

プラス要素 マイナス要素
  • 凹み台に入りやすい店の凹み台
  • 今日は特定日
  • マイジャグラー全体の配分はよさそう
  • 当日データは悪い
サイッチー
根拠は強いけど、さすがにデータ(目の前の数値)は弱いだろ

と思ったのですが

3000Gでジャグラーのなにがわかるんや!
サイッチー

と自分にハッパをかけて座ります(実はちょっと座りたかったという本音もありました)。

座ってすぐにBIGが当たったのですが、打ちながら頭上のデータカウンターに目をやると、そこに低設定みたいな数値が並んでいます。数秒に一度上を見ながら打っていたので、「なんでこんな台を打つ?」と不安になります。

サイッチー
こんな台に拘束されるくらいならハイエナでもしてた方がマシだろ

と思い、打ち始めたときの気持ちなどどこへやら、わずかなコインを持って750円のプラス状態で席を立ちました。ちなみに推測ツールの推測はこんな感じです。

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8割がた低設定とのご神託

しかしこの台を夜に見たら、6000G時点でBIG31(1/193)、REG27(1/222)、合算1/103と高設定濃厚な数値に😭😭

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カマを掘られた後の数値

 

僕がやめた後の2700Gの区間でBIG21回REG17回、合算1/71の完全にぶっ壊れた挙動でした。閉店時には数値を落としていたのですが、僕がやめた時点から4000枚近く伸びていました。まあ僕もこの台では負けていないとはいえ、数値よりも優先するべき根拠を見出していたのに目の前に数値に踊らされてもったいないことをした例です。

このような例はほとんどの方が経験していることでしょう。

情報の蓄積が根拠を生む

これほどまでに重要な根拠ですが、いったいどのようにして作り上げるのでしょうか。結

論からいうと、根拠を作り上げるのは地道な情報の蓄積しかありません。

「凹み台の上げ狙い」とか「不発台の据え置き狙い」という有名なパターンがありますが、それだけでは単なる「狙い目」にすぎません。

本当に凹み上げが有効かどうかは、その店が凹み上げをしてくれるかどうかの過去の実績を元に決まります。

割と素直に上げてくる店もあれば、同じ人にツモられるのを嫌ってランダムに入れてくる店もあります。かと思えば「抽選で早い番号を引いた人がどうぞ取ってください」といわんばかりにミエミエの場所(一番目立つカド台とか)に入れる店もあります。

店の考えというのは実にさまざまです。

グレーゾーンの中で検証を繰り返す

なので自分の行く店でどういう狙い目が有効であるかどうかを知るには、その店を長期間にわたって仮説を立てながら観察して、その狙い目が通用するかどうかを検証しないといけません。

しかも、答えは綺麗な白黒ではありません。大体の場合、「白と黒の中間のグレーゾーン」になります。なのでどの程度期待できるかの期待度まで把握しないといけません。

この曖昧なグレーゾーンの中でモヤモヤしたまま仮説と検証を繰り返し、少しずつ濃淡を見極めていく地道な作業となります。

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根拠が不要な環境も

しかし、根拠なんかなくても勝てる環境もまれに存在します。それは全台系や末尾系、並びで高設定、ニブイチ高設定などの極端に強い配分をしているお店です。こういう環境ではとりあえず座って体感で押し引きしているだけで勝手に収支がプラスになります。

しかし問題はこんな環境はいつもあるわけではなく、月イチの特定日とかに限られますし、そういう日ほどライバルが集まりやすく、競争率が高くて動きづらいという難点もあります。

もしこういう環境が毎日あればそれは優良店と言えますが、たいていはグランドオープンやリニューアルオープン後の「祭り」や「ボーナスタイム」限定だったりします。

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激アツ日の難しさは、よほどの強い意志が強くないと、雰囲気に流されてつい低設定を粘ってしまう点にあります。どうせ低設定と心の中では思っているのに、移動先もないし、店全体は盛り上がっているからと言い訳をつけて打ち続けてします。あと、グループ打ちの人たちも多いので、状況判断や台確保などではどうしても不利になってしまいます。僕はこういう環境が大の苦手なので避けるようにしています。

それならば自分のペースで動ける環境、特定日ではなくても狙える根拠をじっくりと見つけた方が、長期的な利益につながると僕は思っています。

通常営業日の根拠づくりがジャグラーの醍醐味

究極の理想をいえば、通常営業でもデータが弱くても狙えるような強い根拠を見出すことです。これができれば、夕方からでもライバルほぼゼロで立ち回れるようになるのでもはや敵なしです。ここがジャグリーマンの最終ゴールともいえるかもしれません。

ただ難しいのは、夕方まで回転数がついていないような台を打つのは趣味打ちと紙一重だということです。

「強い根拠」とは、通常営業日だろうが、800GでB1R1だろうが、この台は高設定の可能性の方が高いと思える、その理由を箇条書きにして説明できるくらいの情報レベルです。ここまでたどり着くのは至難の業ですが、もしもできたらこんなに面白いこともないでしょうね。

ちなみに僕はまだそのレベルの根拠は持てていません😔😔

最後に月単位の収支がマイナスになったのが2年半ほど前なのですが、その月はまさに「眠れる高設定を掘り起こす」みたいなことをテーマにしていて、全然回っていない台やすでに履歴が悪い台を夕方から打ってみました。勝てる日もありますが、トータルではうまくいかないことの方が多く、その立ち回りは一ヶ月でお蔵入りとなりました。

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でもこれは、ジャグラー打ち(特に兼業)の一つのゴールだと思っているので、今でも心の中では意識をしています。

ですが難易度が高くて立ち回りを乱しやすいという諸刃の剣です。夕方から無難にいくのであれば、回っていないジャグラーは後回しにしてハイエナ優先にして、21時以降の遅い時間にかなり「手堅いジャグラー」が空くまで様子を見るというものです。

いずれにしてもジャグラーで勝つためには設定が入ることが大前提なので、通常営業でも設定が入っているお店を探しつつ、狙い目の仮説と検証を立てていくといいでしょう。僕も今の地域に来たばかりの頃は、毎日のように地域のホール全店のデータを見るだけでなく、自分の足で「巡回」までしていて、どんな状況なのか、誰が打っているのかなどを逐一ストーキングしていました。

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