ジャグラーを打っていて、出玉もしっかり獲得してボーナス確率も小役も優秀で

なんて高設定を確信した途端に豹変するジャグラーってありませんか?
今回は、僕が実際に経験した「豹変するジャグラー」をいくつか紹介したいと思います。
プラス5000枚から3000枚吸い込んだマイジャグラー3
まずは最近の記憶から。
この日打ったのはマイジャグラー3で、リニューアルしたばかりでかなり設定状況に期待できるホールで朝から打ちました。
5000G時点で
BIG31 (1/161)
REG19 (1/263)
合算1/100
出玉5000枚
カウントしていたボーナスの種別やブドウ確率などからも高設定を確信。
空腹を満たすために乳成分たっぷりのココアを飲み、ぶん回し体勢に入った途端に台がご機嫌ナナメに・・・
中ハマリ+REGをひたすら繰り返します。
そして8400G時点・・・
BIG33 (1/254)
REG35 (1/240)
超BIG先行台だったのに、気づいたらREGが上回ってる!!
僕が勝手に高設定認定した後は、
3400Gで
BIG2 (1/1700)
REG16(1/212)
合算 1/189
という超がつくほどのREG偏向で、3000G枚が吸い込まれました。
しかしこの時点でのデータだけをみれば、合算は1/123とまだまだ優秀で、手元には2000枚残っている状況なのですが、

なんて調子に乗っていただけに凹み度合いも大きく、閉店1時間前で心が折れ、打ち切りの覚悟も崩れ去り、逃げるように退店・・・
この時は確率のブレの怖さを改めて思い知りました。
上ブレ(余剰)は借金
下ブレ(欠損)は預金
なんて言いますが、その両方を1日のうちに両方味わい、しみじみとそう思いました。
「こぜ6」なハッピージャグラーで3万負けたのはワシ
次はハッピージャグラーです。
開始時点
2117G
BIG16 (1/132)
REG9 (1/235)
合算1/85
というこぜ6履歴の台です。
こんな台がサラッと空き台になっていたので反射的に押さえぶん回してやりました。
結果、
自分が打った区間
3279G
BIG5(1/656)
REG14(1/234)
合算1/172
マイナス32K
引いたBIGのうち2回は中段チェリーでしたからね、普通のBIGはどこに消えたんだと・・・
台を捨てた段階でも、推測ツールの結果は、設定5以上の期待度が80%、設定4以上ならば96%あったのですが、もう気分が萎えたので捨てました。
前任者がすごすぎて、この日は僕がどんな履歴になろうとも高設定濃厚の推測は変わらなかったでしょう。
推測ツールって、結果論で推測をしているだけなんですよね。確率は人間の想像以上に荒れるから難しいです・・・
その日はホールを移動してハイエナで28K取り返し、ジャグラーで下ブレを食らった分を、ハイエナの神様がみていてくれたのかと自己完結して家に帰りました。
「こぜ1」なマイジャグラーを高設定っぽい履歴に育てたのはワシ
今度はいつもの逆バージョンで、ダメダメだった台を打ち、高設定っぽい履歴に育て上げたケースです。
打ち始め時点
2469G
BIG:6 (1/411)
REG:7 (1/352)
合算:1/190
というク○台を打ちました。
自分が打った区間が
1762G
BIG10
REG10
合算1/88
という謎の爆連をしてきました。これにはさすがに他の常連さんも首を傾げていました。
そして終日でのデータを見ると
4231G
BIG:16 (1/264)
REG:17 (1/248)
合算:1/128
という、高設定っぽい数値に育て上げることに成功しました。
僕は「履歴打ち」信者というわけではありませんが、すでに低設定っぽい数値になっている台にはまず触らないので、これはかなりレアなケースです。
この台を打ったのは、履歴ではなく別の根拠があったからです。
このホールはその時期、近隣店に対抗するために高設定を使いまくっていて、ジャグラーコーナーにおいてはかなりわかりやすい設定投入パターンを日替わりメニューのようにやっていたのです。
たとえば、
- ある日は前日の高設定が全台据え置き
- ある日は前日稼働が少ない台が高設定
- ある日は特定末尾の台番の台が高設定
- ある日はカド2が全部高設定
みたいな感じです。
実際の設定は客の僕にはわかりませんが、この時期だけでこのホールでかなり勝たせてもらったので、王道の設定投入パターンを日替わりで試していたのだと思われます。
そして僕が打った上の台は、カド2が全部強い日のカド2の台だったのです。
打ち始め時点でのボーナスは低設定バリバリでしたが、差枚数などからブドウ確率を逆算すると1/5.8とかなり優秀でした。
逆算したブドウ確率などあまり信頼しないのですが、この時はちょっと付き合ってやるくらいのノリで打ち始めたら1Kで当たりまくった感じです。
まあ本当の設定はわからないのですが、この日は「してやったり」の気分で気持ちよく帰りました。
「こぜ6」なマイジャグラーを「あって中間」に育てたのもワシ
次は「こぜ6」なマイジャグラーを鼻息荒く打ったときのことです・・・
打ち始め時点
1745G
BIG: 8 (1/218)
REG: 11 (1/159)
合算: 1/92
僕が打ち始め、途中2500G時点で
BIG: 12 (1/208)
REG: 17 (1/147)
合算: 1/86
となり、 この時点で高設定を確信しました。
2500Gとはまだ気が早いですが、自分の経験上ここまで強い台がその後は低設定挙動みたいなのは記憶にないので、かなり強気になります。
最終結果・・・・
僕が打った区間
4341G
BIG: 11 (1/395)
REG: 14 (1/310)
合算: 1/174
マイナス30K・・・・
終日トータルでは
6086G
BIG: 19 (1/320)
REG: 25 (1/243)
合算: 1/138
ちなみにブドウ確率ですが、最初の2000Gで1/5.88 (340個)だったのですが、最終的には4341Gで1/6.63(654個)まで落ちていました。
ブドウ確率まで豹変するとは、ジャグラーおそるべしです・・・
この日のシマには、他にもかなり強い台があり、7000Gを1/115で勝った台、7000Gを1/122で逃げ切った台があり、他にもREG先行(BIG15, REG33とか)で死んでいた台がありました。
僕は、自分の台以外にも強い台があれば、シマの平均設定が高いと判断して、やや弱めの履歴でも強気に攻めることがあります。
この日はシマ全体的に設定が入っていたと思い、かなり深く追い続けました。
トータルではまだまだ打てそうな履歴ですが、自分の打っていると範囲のデータが弱すぎたこと、特にブドウが弱すぎたことから、中間設定と判断し、すでに時間が午後9時半で現金投資になっていたため、ここで断念しました。
「こぜ6」なマイジャグラーでストレート1000ハマリ+BIG間2200Gハマリ!
次も「こぜ6」なマイジャグラーを下山させたときのこと・・・
イベント日に、設定6にも期待が持てそうな場所に座り、
4500G
BIG: 22 (1/204)
REG: 23 (1/195)
合算: 1/100
で3500枚近くゲットします。
このとき高設定を確信しました。
途中、仕事の野暮用があったので、食事休憩を取ります。
食事休憩と言いつつ、食事など一切せずに野暮用を片付け、台に戻り再びぶん回します。
食事休憩を取ったことで台が期限を損ねたのでしょうか・・・
休憩後から台が豹変します。
お約束の中ハマリからの単独REG・・・カモを逃さないようしっかり単独REGを持ってくるところがいやらしい・・・
を繰り返しているうちに今度はストレートで1000Gハマリ!
結局、BIG間で2250Gほどハマります・・・
その後もグダグダとした展開で、最終的には
最終データ
8400G
BIG: 30 (1/280)
REG: 30 (1/280)
合算: 1/140
ブドウ: 1/6.04
となりました。
このときの数値だけみればまだ高設定にも少しは期待できそうですが、ボーナス確率が1/100から1/140に下げるのは結構な苦行です。
最初の4500Gは合算1/100で、後半の3900Gは合算1/260ですからね。
もし、この前半と後半の展開が逆だったら、僕はそんな台を絶対に追っていないと思います。
出玉を2500枚飲まれた悔しさとさらに飲まれるのではないかという不安感から、閉店まで打ち切るのが癪になり、閉店30分前にやめました。
閉店まで打ち切っても大差ないのにあえて30分前にやめるこの感覚は、ラーメン屋に行って
「うまいと思うけど、店主の対応が気に食わなかったからあえてスープを少し残す」
という、意味不明な頑固ジジイ的なものです。

というガキの心理です。
(ホントの本音は、閉店間際にハマって最後の砦の1箱が削られるのがイヤだったからですが、それはあまり認めたくない笑)
ジャグラーは閉店まで気を抜くな!
いつも思うのですが、ジャグラーって高設定を確信したときの油断というか心のスキを絶対に見逃さないんです。
まあ、僕が本物の高設定を打てていないだけかもしれませんが、勝手に高設定を確信すると、その途端にきっちりと失速してくれます。
今となっては、5000Gで合算1/100なんてまだまだ不安だらけです。
合算1/100まで上がるというのは、これから1/130くらいまで落とすための準備運動みたいなものです。
考えてみれば、マイジャグラーは設定6でも合算が1/120なのですから、1/100を維持できると考える方が間違っているわけですが、
たまに他の人たちが1/90とかで終日打ち切っているデータとかを見ると、
「いつかは自分も」
と思ってしまうのかもしれませんね。
自分でも合算1/90とかのデータを作りたいのなら、設定6を朝から何度もツモるしかないわけですが、今までできていないところをみると、そうそう達成できそうにもありません。でも僕もいつかはジャグラーで8000枚とか出してみたいものです・・・
しかしまあ、僕がよく打つ、途中までよくても最後は失速するジャグラーって中間設定が多いのでしょうね。
もしそうであるならば、ポジティブ思考でこういう言い方をすることもできます。
中間設定でも、数時間くらいならば設定6を凌駕する挙動を味わうことができる!
本来なら高設定を打ちたいものですが、考えようによっては中間設定でも夢が持てませんか?
ただ、僕のデータを見ていると、合算1/100とかで4000G以上推移している区間もあれば、逆に合算1/260とかで4000G近く推移している区間もあります。
どちらも同じ日の同じ台、つまり同じ設定です。そう考えると確率ってホントにブレるんだなと思います。
つまり、上にブレれば設定6顔負けの挙動ですが、下にブレたら・・・それだけで死ねます・・・
株の世界で言うところの「落ちてくるナイフは掴むな!」みたいなものですかね(すいません、オカルトです)
そう考えると、ジャグラーで気を抜いていいのは閉店30分前くらいでしょうね。
最後の30分ならば、物理的に300Gくらいしかハマれないですからね。
この時点で出玉が十分にあれば、高みの見物で打ち切ることができますね。
余談ではありますが、中間設定でも機械割は100%を超えているので、閉店間際にハマろうが何しようが閉店ギリギリまで打つのがセオリーです。最初から「中間設定なんかいらねえ!」というスタンスだったならまだしも、「中間でもなんでも出りゃあいい!」と欲をかいてずっと打ってきたのに、10時過ぎになって「どうせ中間だし・・・」と言ってヤメるのは本来はナンセンスです。
中間設定だから閉店間際になると機械割が100%以下になるわけではないですからね。
しかし、人間の心理が邪魔します。それは中間設定を散々粘ったあげく、閉店ギリギリにハマってしまいトントンとか負けになったらイヤだなぁという守りの心理です。相手は機械だから、理屈だけで考えればいいはずなのに、どうしても人間の欲とか心理が邪魔をしてしまう・・・このテーマについては後日また触れてみたいと思います。
ジャグラーはスロットの中でも最もマイルドな部類だとは思いますが、だからと言っていつもきっちり安定してくれるわけでもなく、数時間単位ではかなりブレるという認識で臨まないとダメということですね。