最近ジャグラーの立ち回りがブレまくってしまい、収支的にもマイナスになっています。
一時期はマイジャグで多少なりとも勝てていたのですが今は見る影もありません。
あちこちのホールで負けていてしみじみと感じたことがあります。
それは、
ジャグラーは負け癖がつくとヤバイ
ということです。
今回の記事では、ジャグラーで負け癖がついてしまった僕自身の経験談をお届けしようと思います。
きっかけは高設定を捨てたこと
ジャグラーの立ち回りなどがおかしくなり始めたのは先月からでした。
おかしくなってすでに1ヶ月半が過ぎました。
おかしくなったきっかけは、マイジャグラーの高設定濃厚な台に座れていたにも関わらず小一時間で捨ててしまったことです。
その日は朝からジャグラーのイベント的なものに行きました。朝から打ちに行くこと自体が本当に久しぶりで、なかなか新鮮な気分ではあったのですが、朝イチからジャグラーをぶん回すということに対する免疫が薄れていました。
朝イチ0ゲームの台を打つも、いきなり深いハマりをくらいさっさと台を捨ててしまいました。
その台は、次に座った人がすぐに当たりを引きその後、BIG30回REG40回という高設定濃厚な展開になりました。
その台の最終的な差枚は2000枚程度でしたが、僕が最初に突っ込んだ1000枚もあるので、僕の後に座った人は3,000枚取っています。
そもそもその台に自信があったわけでもなく、むしろ狙い台じゃないけどとりあえず座ってみたというレベルの台なのです。
だから捨ててしまったとしてもしょうがないことですし、本来なら全然気にすることはなかったのですが、久しぶりに早起きして朝から打ちに行ってこんなことになってしまったのでけっこうショックでした。
ブレまくる立ち回り
結果的にその日は高設定を捨ててしまったわけですが、「まあしゃーない」と割り切れていればキズは深くならなかったのです。
収支的にはマイナス2万ですが、期待値さえプラスならば気にすることはない。
そう考えるべきだったのです。
本来悔やむべきではないことなのに、僕は悔やんでしまいました。
その結果、悪い副作用が出始めます。
打っていて「この台なさそうだな」と思っていても、また高設定を捨てるのが怖くてヤメどきが遅くなります。
いつもよりも深く追うようになり、変な台を長時間粘ってしまうケースが増えます。
ハマリ耐性という副作用
そんなことをしているうちに次なる変化が起きました。
ハマリ耐性ができてしまったのです。
中ハマリの連続に対する免疫みたいなものができてしまいました。
ジャグラーのみならず、パチンコ・スロットにおいてハマリは避けて通れません。
高設定でもハマります。
しかしそれも程度の問題です。
あんまり頻繁にハマる台は、ボーナス合算確率も悪くなります。
そうなれば、高設定の可能性は下がるわけです。
なのに、幻想の高設定を捨てるのが心配で、
「いや、高設定でもハマるから・・・」
とか言ってさらに追加投資してしまうのです。
高設定を捨てるのが怖いという心理と、ハマリ耐性がコンボで襲いかかります。
2万円くらいの負けは慣れっこになってしまいます。
意味不明な高設定狙いを始める
そうやって負け癖がつくと、さらに恐ろしい副作用が起こります。
それはなんの根拠もない設定狙いです。
自分の頭の中では根拠はあるつもりなのですが、うまく行っていたときとは比べ物にならないほど甘い考えの設定狙いです。
気がづいたら座っていると言う感じです。

とか

こんな感じで、気づいたら座って打っているのです。
こうなると本当にヤバイです。
こんなことをやっていればだいたい負けます。
夕方以降にフラッと行って、その時間で回転数があまりついていない台を適当に打つのですから・・・
負け癖を治すには勝ち癖をつける
こうやって付いてしまった負け癖ですが、
まだ「もう完治した」と自信を持って言えないのですが、徐々に修正しています。
実際にやっていて効果がありそうなのは、
「打ち出しのボーダーを上げる」
ことです。
具体的には
- 特定日のホールしか行かない
- 6000ゲームを超えるような回転数で、ボーナスがかなり付いている台しか打たない
- 6000ゲームを超えていて、合算がよくても、REGが足りない台は打たない
- 回転数が4000G以下の場合、REGが20回とかついている台しか打たない
- 打ち始めてからも、全くREGが引けないとか、不安要素が出てきたらヤメる
という感じです。これらのことを徹底しました。
設定のクセ読みとかそういうことはひとまず一切忘れ、当日の履歴だけを見ます。
特定日のホールしか行かないという条件をつけたことで、平均設定は高めな台を打てるようになったかと思います。
ただ、このやり方だと夜9時近くまで何も打てないこともありますが、低設定台を長く打つよりははるかにマシだと自分に言い聞かせます。
そうやっているうちに、高設定っぽい台にたどり着けます。
久しぶりに高設定挙動の台を打つとハッと我に帰るのです。

と。
かったるい展開ももちろんありますが、最終的には多少なりとも出てくれるのです。
BIGがちゃんと引けてなんだかんだ出玉が付いてくる。
BIGが引けなかったとしてもREGがしっかり引けて納得できる。
という感じでなにかしらいい要素があります。
そういう台を打っていくうちに、

と、ジャグラーのあるべき挙動を思い出せます。
そして今日はしっかり期待値を取った(であろう)という感覚と、閉店まで打ち切ってホールを出るときの充実(?)感みたいなものも思い出します。
そうやって時間をかけて負け癖を修正していきます。
勝っていた頃は・・・
冒頭で「立ち回りが崩れた」と書きましたが、それ以前はどうだったのでしょう。

と言われてしまいそうです。
こう見えてもうまくいっていた時期もいちおうあります。
マイジャグだけで月に牛丼が数百杯は食べられるくらい勝ったこともあります。
状況のいいホールがあったというのもありますが、その日その日で一番期待できそうなホールを選んで行っていました。
行くのは平日なら夕方以降で、週末でも午後からです。
ある程度回ったジャグラーを、かなり吟味してから打つというスタイルでした。
REG先行台を少しだけ触ってみたり、平均設定がかなり高そうなシマの状況を見て、まだチャンスがありそうな空き台を触ってみたり。
逃げ足が速い立ち回りでした。
打てる台がなければ打ちません。「ワンチャン」に期待して打ち始めた台でも、挙動が悪くなれば捨ててしまいます。
次に座った人が出しても、それは仕方がないと割り切れていました。
不安要素があれば打たない。
「他の人が回してくれるから、自分ではリスクを冒さない」
という感じでした。
自分が捨てた台がいい挙動をして、他の人がそのまま閉店まで打ち切ってしまうこともありますが、
「それは仕方ない。自分はあの時点で不安で打てなかったんだから」
と割り切れていました。
そうやっていた頃が結果が出ていたのです。
ジャグラーがダメでも、散歩でもしながらハイエナでもすればいいや。
ハイエナもできなければ帰ればいいや。
今日打てなくても負けなければいいや。
そんな感じで、かなりあっさりとした心持ちでした。
思えば、このくらいの距離感がいいみたいです。
一番稼げるのは、しっかりデータを取ってクセを読んで狙い台を朝から攻めるってことなんでしょうが、僕にはそれはムリですし、休みの日も朝からは行かないという感じです。
意外と大事な「体感」
あと、うまく行っていた頃は、体感的なものもけっこう重視していたと思います。
設定推測を体感で判断するのは危険だとよく言われますが、僕は感覚的な部分も意外と重要だと思っています。
打っていて「今日は打ちきれそうだな」とふと感じるときがあるのです。
それは小役の落ち方だったり、ボーナス間の間隔だったり・・・
これらは、小役確率・ボーナス確率と数値化できる要素なのですが、打っていて、
「あ、これはイケる台の感じだな」
と感じるときは実際に数値もよかったりします。
しかし立ち回りがブレてしまうと、鼻が利かなくなります。
いつもなら捨ててしまうような台でも打ち続けてしまいます。
しまいにはムキになってしまいさらに傷口を広げてしまいます。
終わりに
ジャグラーで一番怖いのは負け癖がついてしまうことです。
負け癖がつくと、ペカらないジャグラーに慣れてしまい追加投資にも慣れてしまいます。
負けが続くから、「たまには勝ちたいから」と適当な台でも打ち急いでしまう。
結果、低設定を打たされることに慣れてしまいます。
これまた体感ですが、
「自分が勝てないホール」
「いい思いをした記憶がないホール」
「誰も箱を使っていないホール」
「出ている台はBIGの引き強しかないホール」
こういうホールを避けるだけでも負けを抑え込むことができると思います。
負け癖がついてしまったときは、運だけでなく、立ち回りがブレて低設定を打っている可能性が高くなっていると思います。
そんなときはすぐに取り返そうとせず、一度距離を置くのがいいのかもしれませんね。