稼働記事

7月に入り、近況とか・・・

どうも!

今回もパチンコスロットの内容ゼロの、気が向いたから書くだけの個人の日記レベルのポエムです。あらかじめご了承ください。

 

7月に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

こちらの方は更新せずに申し訳ありません。申し訳ないとはいったものの、正直なところ更新する気もないままに過ごしておりました。。。

ツイッターなどを覗くと、パチンコ店を巡る状況はかなり正常化したようで、楽しそうな写真もたくさん目にするので、そろそろ僕も遊びたいなぁと思いますが、僕はまだ日本国外にいます。

僕の仕事はもともとリモートワークで、上司も同僚も顧客も国外なので、日本でオフィスに行く必要はほとんどないのですが、今回の件で会社から「来るな」とお墨付きをもらえていますし、こちらはビザも家もあるし、妻もここにいるので急いで帰る必要はないといえばないのですが、やはり日本人ですし、たまには缶コーヒーを片手に日本の街をブラブラとしたいものです。

鎖国世界

今は世界的に鎖国のような状態ですが、どの国も自国民の帰国だけは認めているので、僕も帰国はできるのですが、帰国者に対する措置というのが少々厄介なので僕は躊躇していました。その措置というのは、

  1. 空港でのPCR検査。待ち時間が相当長く、空港内の段ボールで区切ったスペースで待機をさせられる模様。
  2. 空港から自宅への公共交通機関の使用禁止。徒歩、レンタカー、家族などの迎えで帰れとのこと。
  3. PCR検査の結果が陰性であっても14日間の自主隔離

が課されます。

検査結果が陰性であっても隔離というのが検査の信頼度を暗に物語っていますが、相手が新型のウィルスということでこれは仕方ないのでしょうね。

この措置が7月くらいに緩和されることを期待していたのですが、結果的には期待外れに終わりました。

実際には「隔離」が「不要不急の外出を控える」にトーンダウンしたようですが、それ以外ではむしろ逆に入国拒否の対象国をさらに増やしている状況です。

いつまでも若くない

ひたすら待っていても状況が好転しないので、「さすがにもう帰る!」と決意したのですが、そんな矢先に外出先で転倒してしまい、利き腕の肘の骨にヒビが入る怪我をしてしまいました。

骨折しなかったのは不幸中の幸いとはいえ、打撲のせいで肘の曲げ伸ばしができず、スーツケースを自分で引いて帰ることはできなくなりました。帰ったところでメダルを3枚つまみ上げることすら困難なのですが。

仕事でキーボードを打つくらいはなんとかできたのですが、仕事以外ではそれもしたくない状況で、Amazonプライムで昔の映画を見たりしていました。僕はアクションとかSF映画があまり好きでなく、どちらかというとノンフィクション系で、「Based on a true story」「Inspired by a true story」つまり「実話にもどついた」系の映画が大好きです。最近見たタイトルでオススメかなと思うのは

あたりでしょうか。この中ではCatch me if you canだけが実話系だったと思います。が、これらすべてもう過去に見たことがあります。

歳のせいだと思うのですが、ある年を超えると新しいものを手当たり次第に見たいというよりも、自分が若かった頃の名作とかを何度もトレースするようになり、こうやってオッサン化していくんだなと思いますね。

これが音楽に関しても同じで、YouTubeで古い歌を聴いて「2020年になっても聴いてるヤツwww」みたいなコメントを見て「お前もだろw」みたいに思ってニヤついています。

昔コンビニで深夜バイトをしていた時、いつも明け方の同じ時間に現れ、同じ缶コーヒー、同じパンを手に取りレジへやってきて、そして同じタバコと同じスポーツ新聞を買う年配客が複数いました。

あまりにも行動パターンが同じなので、もうその人が来る前からその人の新聞とタバコをレジの上に置いておくなんてこともやっていて、それをオジサマも喜んでくれたので、すべての年配客のタバコ、コーヒー、スポーツ新聞を記憶していました。

当時は「たまには違うものを試そうともしないのか」「歳食ってもああはなりたくないねぇ」なんて思っていましたが、僕もまさにそのようになりつつ、老人への道を確実に前へと進んでいるようです。

 

と、それはさておき、片腕だけが腫れ上がってスポーツ選手のように太くなり、しかも内出血によって肘から腕にかけて広範囲にわたって皮膚の色が赤、青、紫とドス黒い色に変色しています。。。この不気味な色をスロットでたとえるならば、まさに穢れマックスの裏ボ状態です。

 

そんな状態なので、当面は帰国どころではなくなってしまい、もうしばらくはここに残る予定です。

 

若い頃はお年寄りが道で転倒したなんて聞くと「どうやったら道で歩いてて転ぶんだよ、これだから年寄りは」なんて思っていましたが、自分も例外なく老いの過程を直進しているのだとしみじみと感じております。

世界最強帝国アメリカの弱点

また最近、昨年まで同じプロジェクトで仕事をしていた同僚の訃報を聞きました。彼はアメリカ人ですが、どうやらコロナウィルスだったようです。合掌。

今の仕事では相手の顔を知らないまま仕事をすることが圧倒的に多く、声と名前しか知らない相手と仕事をして、プロジェクトが終わるとともに連絡をしなくなるという関係の相手がたくさんいます。

もちろんビデオ通話はできるので、その気になればお互いがどんな顔をしているかを知ることはできるのですが、お互いにそこまでしようとはしないんですよね。

日本のニュースでは、ビデオ会議に備えて上半身だけ正装するとか、映像の背景を変えたりという話題が多かったですが、僕は仕事で数千回以上ネットで会議をしていますが、ビデオをオンにしたのは、飼い犬の見せっことしたとかで数えるほどしかありません。

別に外国人がビデオ会議をしないわけではないので、なぜ自分たちだけビデオ会議しないのかと考えた結果、お互いに国も文化も宗教も背景も違いすぎるので、仕事以外の部分では必要以上に接点を作らないという知恵から生まれたのかなと思います。

しかしその亡くなった同僚とは昨年、炎上中のプロジェクトの鎮火のためにインドに呼び出された時にそこで顔を合わせ、お互いにビジターとして1ヶ月近く滞在し、夕食や週末を過ごしたので、家族の話や趣味の話、昔の話などをしてお互いを知るようになったので、今回の訃報を聞きやはり感情が動きます。

彼の住む南部のテキサス州では、最近になってようやく知事がマスク着用を命じました。もともと9割近くの人はしていたようですが、一部の人が「政府は個人の自由を奪うな」「マスクをするくらいなら死ぬ」と政治論争にしたり、犯罪者と間違えられるのを恐れたり、美的感覚として許せなかったりという人もいるようです。

的確な例えかわかりませんが、例えば「キョンシーのお札が感染防止に効くらしいから外出時はつけろ」っていわれたら僕はかなり抵抗して従わないと思います。それと似たような抵抗感なのかもしれませんね。

カリフォルニアのスーパーでマスクの着用を促されて、「私は呼吸器の問題があるからマスクができないのよ!」と大声で喚いている人が動画に出ていましたが、マスクができないくらい呼吸器に問題がある人は大声も出せないと思いますが。。。

ともかくアメリカ人は歯の美しさに命を懸ける人たちですし、口元を隠すのは、一部の人にとってはアイデンティティを奪われるほどの屈辱なのかもしれません。

またイギリスに住む以前の上司は、年老いた認知症の母親がコロナに感染したけど、自分では何もできないといっていました。淡々と話してはいましたが、助けたいのに近づくことも許されない、彼の胸中は察するにあまりあります。

・・・と重たい話はこのくらいにしますが、僕は顔に布切れをあてるだけでリスクを減らせるならやるべきだと思いますし、自ら命がけの運試しをする勇気もないので、ワクチンや効果的な治療法が確立するまではチキン的思考を続けようと思います。

与沢翼氏と西村博之氏

あとつい最近では与沢翼氏とひろゆき氏のやりとりが興味深かったですね。お二人とも有名な方なので、僕みたいなのが書くのも恐れ多いのですが・・

ことの顛末は検索すると出てくると思うので割愛しますが、僕は以前は「与沢翼」というと「秒速で億」「ネオヒルズ族」といった胡散臭い成金イメージしかありませんでした。

しかしあるとき、与沢氏が書いたあるコラムを読み、その内容が一般的に知られている彼のイメージとは全くの別物で驚きました。若い頃は相当な不良だったそうですが、話している内容や書いた文章は、僕にとってはどれも素晴らしいと思えるものばかりでした。

書籍も複数出ていて、僕は一冊だけ読んでみたことがあるのですが、僕が感じたのは、与沢氏は集中力が人並外れていて、一つのことに集中した時のエネルギーと、その他のことに脇目も振らず切り捨てる潔さが常人離れしていて、適当に暮らしながら夕方はパチンコ屋を散歩するだけで幸福感を感じる自分には到底真似できるものではないと感じました。

ただ与沢氏の話は吸い込まれる面白さがあるので、過去のセミナー講演の動画などを見つけては子守唄として聴いたりしていました。最近はご自身でYouTubeを始めたそうなので、折を見て本家チャンネルを聴いてみようと思っています。

ひろゆき氏は、与沢氏のかつてのイメージのみでレッテルを貼ったようですが、これは氏のいわゆる「老(害)化」なのではないかと恐れ多くも感じました。

世の中は絶え間なく変化して、かつて悪かったものが良くなったり、その逆も常に起こります。

例えばITの世界はその変化が凄まじく、このような例がたくさんあります。エンジニアネタで申し訳ないですが、いくつか例を挙げると

  • ブラウザ内でしか動かないオモチャだったはずのJavaScriptが、今ではウェブに限らず、モバイル、ネイティブアプリ開発、サーバー側にも使われる主要言語になったり、
  • かつては商用UNIX(車並みに高いサーバーのこと)の独壇場で、ミッションクリティカル(落ちたらヤバイシステムのこと)では使えるハズがないといわれたLinuxが、今ではサーバー、組み込み、コンテナなどほとんどの分野でデファクトスタンダードになったり、
  • かつてはデータベースといえばOracleだったのに、今では「え?まだオラクルで消耗してるの?」的な流れになったり、、

これらは10年くらいの割と長めのスパンでみた変化ですが、ITは2年くらいでもだいぶ様変わりしてくるので、ちょっと古い知識のまま接してしまうと技術の評価や選定を誤り、完全に時代に逆行したものを作ってしまうハメになります。

あまり細かい動きをチョコマカと追随しても疲れるだけですが、大きな流れが変わるターニングポイントを見逃すと厄介です。

古参エンジニアが時代の変化に目を閉ざしているうちに大きな変化を遂げていたJavaScriptのような技術。そしてその変化を受け入られなくなってしまう。

たしかに与沢氏はネオヒルズ族といわれていた頃の写真や広告を見ると胡散臭さ全開ですが、それでも与沢氏が他者を名指しで誹謗しているのを聴いたことはありませんし、文章や最近の動画からは知性と人格がにじみ出ています。

ひろゆき氏はこの変化を見落とした、というか見る気すらなかったのでしょう。そしてその状態で過去の認識で大上段から相手を斬ったのでしょう。

エンジニアの場合、経験や歳とともに決定権を持つ頃には知識も古くなり頭も硬直化しているので、見当違いな判断を下すこともあります。

仮に見当違いなことをいっても、過去の実績からその人を正面切って批判できる人も少なくなり、そしていつしか「裸の王様」や「老害」となっていくのかもしれません。これは自分に対する戒めも込めてそう思います。

 

と、全然スロット以外のことを書いていたら長文になってきたので、今回はこの辺で終わろうと思います。

それではまた来月!かはわかりませんが最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

皆様も健康にお気をつけ楽しくお過ごしください。

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