スロッターならイヤでも気になる日、6月6日が今年もやってまいりました。
先月の5月5日は、ジャグラー野郎の僕としては見逃せない日だったので、ジャグラーの話題をさせていただきました。
そして今月は6月6日・・・そんなこと言ったら月日ゾロは年12回あるわけですが・・・
「6」といえば、パチスロの最高設定の数値。
スロッターにとって6という数字は特別な響きがありますよね。
そんな特別な数字の月日ゾロなわけですから、スロッターとしては他の月日ゾロよりも気になります。
しかし、6月6日はアツいのか?
実際のところどうなんでしょうか?今回は僕なりの考えをお伝えしたいと思います。
一部抽象的な内容もありますので、あくまで参考になればと思います・・・
規制の影響で取材・来店系のイベントがない?
さて、6月6日のアツそうなイベントを調べてみようと思ってネットを探したみたんですが、今年(2018年)は何もありませんでした。
ゾロ目の日に取材とか来店系のイベントをやらないように、ぱちんこ広告協議会という業界団体で申し合わせ(自主規制)があったようです。
その内容を3行でまとめると、
「月と日が重なるゾロ目の日はイベント一切禁止な!」
「イベントとは取材、収録、広告、来店、屋台、コンパニオン派遣だからな!」
「要するに、お前らが普段やっているイベントは全部禁止な!」
という話です。
というわけで今年は、オフミーとかスロパチをはじめとした、取材・来店系の催しは一切なさそうです。
どうして今年からそんなことになってしまったのか?
どうやら、オフミーとスロパチステーションが組んで、広告規制をかいくぐったグレーな形でゾロ目イベントをやろうという企画をしていたら、その企画案がネットに晒されてしまい、ぱちんこ広告協議会としても明確に規制せざるを得なかったようです。
その辺の事情に興味がある方は
ゾロ目 大崎一万発
で検索するといろいろ見つかると思います。
アツいのは6の日が強いホールとゾロ目が強いホール?
来店・取材系のイベントというヒントがないとなると、打ち手はどこへ行くのか?
おそらくですが
- もともと6のつく日が旧イベント日のホール
- ゾロ目の日が旧イベント日のホール
にたくさん人が流れると予想されます。
アツい店もあるが競争率が最大の問題
過去の6月6日に、6のつく日が旧イベント日だったホールに朝から行ったことがあります。
その当時は取材イベントは普通にあり、ホール側も取材イベント(当時は「でちゃう」の「超ガチ取材」というのが盛んでした)をぶつけてきました。
結果、スロット設置300台くらいのお店に600人以上の人が集まりました。
僕は500番台の番号を引き、この時点でもう何もできないことが確定しました。
しかしホールは本気でお祭りでした。
全台系機種を複数用意していて、その中の一つがミリオンゴッド神々の凱旋の全6だったようで、そのシマはお祭り騒ぎになっていました。
その当時、そのホールは取材イベント日のたびにミリオンゴッド神々の凱旋を推していて、取材イベント日だけは普段ジャグラーばっかり打っている僕ですら「凱旋に座れば勝手に出る!」と思えるほどの状況だったのです。
僕は抽選が500番とかだったので、凱旋はおろかジャグラーすら座れないような状況でしたが、それでもなんとかしたいと思ってホール内を徘徊していました。
僕以外にもそんな人たちがたくさんいたので、結局僕は3時間ほど徘徊して何も打たずにホールを移動したのです。
しかし僕の中にある衝動が・・・

何を隠そう、僕は打ちたい欲求に支配されていたのです・・・
お祭りでもなんでもない状況のホールへ移動して

というだけの理由で空き台のバジリスク絆に座り、軽く30K吸い込まれます。その後

という思いで座った適当な空き台のマイジャグラーに20K吸い込まれます。
その後、放心状態で甘デジの海物語に座り、魚群が流れてほっこりした時、やっと我に帰ります。

しかし時すでに遅し・・・結果45Kほどの負けで終わりました。
そして、朝に行ったお祭り状態のホールに戻ったのですが、夕方近い時間になっても人が多い状態が続いていて、とてもじゃないけど良さげな台が空きそうな状況ではありませんでした。
こんな感じで、実際にお祭り状態なホールがあっても、競争率が異常に高くて、抽選で弾かれた時点で何もできない可能性が高いのです。
それだけならまだしも、「とにかく打ちたい!」という欲求に負けてしまい、一番やってはいけないパターンである、アツくもなんともないホールで適当な台を打つという愚行に出てしまいました。
今思えば、当時は攻めっ気が強いというか「打ちたい!」という欲求がけっこう強かったのですね。
何度も同じようなことをやって痛い目に遭っているうちに、今度は逆に攻めっ気がなくなりすぎた感じですが・・・
僕は人が多すぎるホールを避ける傾向があるのですが、それは、人が多すぎるホールではどんなに設定が入っていてもロクに立ち回れないということに加え、お伝えしたような想定外のダメダメな行動を取ってしまう可能性があるからというのもあります。
今年(2018年)の6月6日は水曜日なので、平日の仕事がある方は休みをとっておかないと朝からは行けないですよね。
前もって有給をとったりして
「6月6日は朝からスロットを打ちに行くぞ!」
と気合を入れている方もいるかと思います。
そしてホール選びとなると、やっぱり6のつく日やゾロ目が強いホールを選ぶかもしれません。
そんな時は前もって
「人が多すぎてロクに立ち回れないかもしれない」
ということを頭の隅っこに入れて、最初のホールがスカった場合にどうするか、2の矢、3の矢まで準備しておいたほうがいいかもしれません。
「年イチのお祭りだから、お祭り気分を味わえれば勝ち負けはどっちでもいい!」
というのは理想の楽しみ方ですが、「やっぱりやるからには勝ちたい!」というのが本音でしょう。
であれば、僕がやってしまったように「とりあえず打ちたい」欲求に負けて、適当な台に座るような行動を取らないように気をつけましょう。
お店の考え方を探る
人が多いホールは設定が入っていても厳しいということをお伝えしたところで、
「じゃあどんなホールがいいの?」
と思われたかもしれません。
ここで少し抽象的なお話になりますが、先月の5月5日に高設定を探し求める中で僕が思ったのは
「お祭りごとにあえて乗っかってくれるお店」
を探すのがいいかなということです。
6のつく日がアツいホールや、ゾロ目がアツいホールというのは、他の人たちも知っています。
そのため競争率が高くなりがちです。
そこで6の日とかゾロ目とかは一旦忘れて、ホールの営業スタイルを見てみてはいかがでしょうか?
無機質で利益重視なお店
例えばですが、僕がチェックしているホールの中に、特定日はそこそこがんばるのに、休みの日と特定日が重なると途端にキツくなるお店があります。
そしてこのホールは、近隣店の特定日に対抗して出したりということもほとんどありません。
僕はこのホールに対して「抜ける時はきっちり抜きにくる、ソツのないホール」という印象を持っています。
このホールは超有名な大手チェーンで、接客やホール運営の仕方にシステマチックなものを感じるのです。
おそらく、頭のいい人たちがやっていて利益に対しても効率重視の考え方を持っているのかなと思っています。
僕はホールを見るとき、このホールのエラい人は何を考えているのか、社内ではどんな方針が是とされているのかなどを邪推します。
もしかすると事務所の中でお店の幹部たちは






なんて感じで、この企業は、回収と還元が稼働と利益にどう影響するか、すべてを損得勘定で計算して、利益という観点から最適な選択をしているだけなのかなと感じるのです。もしかするとそれは、同一チェーンが全国でホールを運営していく中で蓄積したノウハウをすべてのチェーン店で実行しているだけなのかもしれません。
ホールを見るとき、「この店はカドが弱い」とか「据え置き狙いが有効」とか、そういう設定投入のクセはもちろん大事ですが、僕はこういうマクロな部分のホールのクセも意外と役立つのかなと思っています。こういう情報を自分の頭の中に蓄積して、煮詰めていくうちに立ち回りに役立つという感じで、時間のかかることではありますが・・・
こういう今までの情報や印象から、このホールは、「ムダな還元だと店側が判断すれば一切しないホール」だと思いました。
そして実際、今年の5月5日は盛大に回収していました・・・
つまり、6月6日も「は?なにそれおいしいの?」状態で抜きにくると読んでいます。
お祭りに乗ってくれる店
ではどんなホールがいいのか??
僕が期待するのは、お祭りの日とかに何かやってくれそうなホールです。
僕の頭の中にあるホールが思い浮かんでいるのですが、そのホールの特徴をイメージすると
「ちょっと古い中小法人でやり方がそこまでシステマチックな感じではない」
「自社ビルを持っているからか、ノルマが低めなのかも」
「最近は客を競合店に奪われ、ネットではもう潰れるんじゃね?とか言われている」
「しかし、スロッターはあまり気づいていないけど、この店はパチンコの営業が相当上手い。お金を使ってくれる年配層に支持されている。パチンコの稼働だけみれば、地域一番もあるレベル」
「だから、ほかの人の評価とは裏腹にまだ余力は十分」
「むしろ死んだふりをしているけど、まだ何か仕掛ける余力は残している」
「ただ大手チェーンに真っ向からぶつかることはせず、たまにゲリラ的に仕掛けてくる」
「そして何かを仕掛ける時は大体、連休中とか週末とか、人が集まりやすく注目されやすい日を選んでくる」
実はこのホール、5月5日にかなりアツい設定配分でジャグラーをやっていたのです。
僕は朝からは座れなかったのですが、最終的にマイジャグラーの高設定にたどり着き、しっかり勝たせてもらいました。
思うのですが、5月5日のジャグラーって別に出す必要ないんですよね。
出してあげたって、連休が終わったらみんなすぐには帰ってこない。
逆に回収をしたからって、ほとぼりが冷めればお客さんも忘れてしまいます。
それならお祭りの日だけ単発で出すよりも、普段から設定アピールをしていたほうが稼働につながる気がします。
それなのにこのホールは、あえてお祭りっぽいっところで頑張ってしまう、そんな感じなんです。
先に紹介した大手ホールの幹部がこんな営業方針を見たら、
「へたっぴさ」
「不器用」
と言いたくなるかもしれません。
しかしこの中小ホールもおそらくそんなことはわかった上で、それでもあえて「お祭りに乗っかってあげる」という選択をしているのかもしれません。
そして、6月6日のような日。
利益優先でスマートな大手店なら「キッチリ利益を抜くべき日」。
しかし地元企業的にあえて不器用を演じるホールなら、「利益を取れるとわかっていても性分的に出さないわけにはいかない日」。こんなホールの方が期待が持てるかもしれません。
というわけでどうせ打ちに行くなら、僕は「へたっぴ」で「不器用」なホールを選んだ方が期待できるのかなと思ってしまいます。こんなホールかつ、ライバルがあまり注目していないホールなら、アツいことがわかっていても身動きできないホールよりはいいのかなと思います。皆さんはどう思われますか?
ガセった思い出
最後に、過去の6月6日に盛大にガセったホールの実例を紹介したいと思います・・・
2年前の6月6日・・・
この年は、仕事をうまくやりくりして(すっぽかして?)、6のつく日がアツいホールに朝の抽選からいきました。
そのホールからは、前の日の夜から赤背景のメールがきていました。
内容的には
「この月のこの日にウチがやらずしてどこがやる?」
「とにかくどこからで楽しめる!」
という感じでした。
前日から気合が入ります!
気合を入れていたくせに、次の日朝起きると案の定寝坊します。いつもなら諦めるのですが、この日はタクシーに乗ってホールまで急ぎます。時間ギリギリにホールに着くと・・・比較的小さめのお店なのですが、すでに350人近くが並んでいます。
いつもは見かけない白服幹部、そして社長ではないかと思われる目つきの鋭い老人の姿も・・・
白服が抽選参加者の列をパシャパシャ写真に収めるのには違和感を覚えましたが・・・
おそらく社内報にでも使うつもりだったのでしょうか?
まあマスクと帽子でガードしている僕に死角はありません。
抽選の結果、僕はクソ番を引きます・・・
「寝てりゃよかった・・・」
なんて思わなくもないですが、とりあえず入場します。
朝イチはほぼ全台が満席でした。僕はスロット台に座ることすらできず・・・
朝の2時間ほどは、期待感に満ち溢れた遊技客があちこちの台をガンガン回して行きます。
僕も何かチャンスはないかとホール内を徘徊します。
まあ、僕は機種の知識が乏しいので、触ったことがない機種を後ろからみても挙動がどうとかわからないんですが・・・
「あの機種は全台456くらいあるんじゃないか?」
「機種に1台ずつ高設定があるなら、この台はまだまだチャンスがある!」
「『どこからでもチャンスがある』ってメールで書いていたからこの台にもチャンスがある!」
そんな感じで、集団催眠のような状態で稼働が高い状態がしばらく続くのです。
しかし僕が選んだこのホールは、最初から鬼回収するつもりだったようです。
開店から2時間ほどが経ち、ホール全体の状況がかなりヤバイことが浮き彫りになってきます。
「さすがにおかしい」と皆が思い始ると、徐々に客が減ります。
すると後はあっという間で、午後1時くらいにはヒキ強っぽい台以外はほぼガラガラな状況になりました。
僕は、そのホールで打つ気にもなれず、適当にホールを移動して、根拠も何もないバジリスク絆の空き台に座ります。
バジリスク絆を打つのがこのときで2回目くらいだったのですが、お祭りの日だから絆やゴッドを打たないといけない気がしていました(いま思うとかなり危険な思考・・・)
そして、これはブログの趣旨的にはどうでもいいことなのですが、このときはビギナーズラックで100K勝ちました・・・おそらく低設定の誤爆で、いきなり9000枚ほどであた後に直滑降で3000枚吸い込まれたあたりで、さすがにストレスが溜まってきたのでヤメました。
そして、夜メールをチェックしていると、6月6日に社長まで朝から出張って350人ならばせてガセリまくったホールから再度、赤背景のメールが。
「緊急告知
明日は6月7日
今日のこと
多くは語りません
明日、来て、見てください。
それだけです」
6月6日の翌日は6月7日って、緊急告知されなくても誰でも知ってますけど・・・
これを見ると、
「6月6日は出そうと思ったのにうまく出てくれなくて期待外れになっちゃったから、明日こそ本気で出す」
という風に思いたくなりますよね。
僕はそう思いましたが、朝からは打ちには行きませんでした。
実際にどうなったか後からチェックすると・・・
2日続けてボッタクっていました!
いや、高設定っぽい台はたしかにあったのですが、20台に1台とかそんな感じで、あんだけ煽られた客の期待には応えられていませんでした。
これはさすがに客からの信頼を大きく損ねたと思います・・・・
で、このホールはもう潰れたかというと
まだ営業しています・・・
まとめ
最後になりますが、6月6日に僕が思うことをまとめておきます。
- 今年はイベントがないので6のつく日が強い店、ゾロ目が強い店に人が集まる傾向?
- アツい店は人が多すぎて、かえって立ち回りづらい
- 怖いのは、打ちたい欲求に負けてアツくない店とかで打ってしまうこと
- 6の日とかゾロ目だけではなく、ホールの考え方も
- 利益・効率重視な大企業は厳しいかも
- 5月5日をがんばったホールとかの方が期待できるかも
- ガセも余裕でありうる
という感じでしょうか?
個人的には、この日にムリしてうちに行かなくてもいいかもと思ってしまいます。とかいいつつ、夕方くらいから打ちに行ってそうですが・・・
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5月5日のジャグラーは出るのか?
さて今年も5月5日が近づいてまいりました。 5月5日といえば、ゴー・ゴー。ゴーゴーといえばジャグラーですね! 今回は、5月5日のジャグラーは本当にアツいのか?? これを考えてみたいと思い ...
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5月5日にジャグラーを打った結果
本記事は2018年5月5日にジャグラーを打った際の稼働記事となります。 今年も5月5日にジャグラーを打ってきたので、その時のことを振り返ってみようと思います。 5月5日の前に紹介した記事についてはこち ...