(2021年3月更新)
どうも!
バジリスク絆2の謎当たりの確率を計算してみました。
バジリスク絆2には、
- 押し順不問ベル
- 押し順ベル
- リプレイA
- リプレイB(変則押しで瞳術図柄を狙うと揃うリプレイ)
- 純ハズレ
- 弱チェ
- チャンスリプレイ(巻物)
- 共通ベル
- 強チェ
- チャンス目
というフラグがありますが、謎当たりとなるのは押し順不問ベル、押し順ベル、リプレイA、純ハズレからのBC当選となります。BC当選のメイン契機であるレア役を引かずにいきなり強い演出がきてBC当選するので「謎当たり」と呼ばれます。
全フラグの確率は公表されていないのですが、公表されている小役確率から、謎当たり契機のフラグの確率を逆算した上で算出しています(記事の最後に追記)。多少のズレはあるかと思いますが、おおよその確率と設定差は掴めるかなと思います。
通常謎同色BC
まずは通常滞在時の謎同色BC確率から。
設定1 | 1/29711 |
設定2 | 1/18721 |
設定3 | 1/18726 |
設定4 | 1/13675 |
設定5 | 1/10773 |
設定6 | 1/8371 |
どの設定でも相当重たいので、高設定を一日打っていても一度も確認できない日もありそうですし、逆に一度引けたからといって低設定を否定するわけでもないのでなんともいえないですね。
高確謎同色BC
次は高確滞在時の謎同色BC確率です。
設定1 | 1/17898 |
設定2 | 1/10992 |
設定3 | 1/10923 |
設定4 | 1/7863 |
設定5 | 1/6144 |
設定6 | 1/4798 |
通常滞在時よりは当たりやすくなっていますが、これも引けないからといって高設定を否定するわけでもなければ、一度引けたからといって低設定を否定する要素ともいえないですね。
超高確
最後は超高確滞在時の謎当たりの確率です。超高確滞在中のみ謎当たりから異色BCが当選します。
謎異色 | 謎同色 | 謎BC合算 | |
設定1 | 1/336 | 1/6699 | 1/320 |
設定2 | 1/195 | 1/4004 | 1/186 |
設定3 | 1/231 | 1/2747 | 1/213 |
設定4 | 1/144 | 1/1574 | 1/132 |
設定5 | 1/112 | 1/1162 | 1/102 |
設定6 | 1/85 | 1/1371 | 1/80 |
異色、同色ともにかなり当たりやすくなっている上、かなりの設定差が付いています。設定1と6では4倍近い差がついていますし、偶数設定の設定2・4・6で見てもそれなりの差が付いている上にサンプルも取りやすいので設定推測にかなり使える気がします。
絆2は超高確が設定推測のカギに?
超高確の謎当たり確率を算出した時、「これは!?」と思いました。
初代の絆では超高確中のBC当選率には設定差は付いていなかったので、注目すべきは通常or高確滞在中の謎同色BCのみでしたが、絆2では超高確滞在中に大きな差がついていますし、謎当たりだけでなくレア役からの当選率を含め設定差がついているので、超高確滞在中は要注目ですね。
僕も絆2を設定狙いで打つときは、超高確の滞在ゲーム数をなるべく把握して、謎当たり(同色、異色とも)の他にも他のレア役からの当たり方もかなり意識していました。
「超高滞在を最低でも150Gは確認しているのに、いまだに異色も含めた謎BCが0回か・・・」
「そういえばさっき超高巻物も超高強チェもハズして6ではなさそうだし・・・今日は全体的に弱いし、確定が出ない4なら捨てても仕方ないと思ってるから、今日は早めに逃げるかな・・・」
みたいな感じで押し引きの要素の一つに加えるのがいいかなと思います。
逆に通常、高確での謎同色BCに関しては、複数回確認できればそれなりに強いとは思いますが、「一度謎同色BCを引いただけで高設定確信するのは気が早いし、一度も引けないからといって高設定を否定するわけでもない」という感じなので、その日のホール状況や座っている台に対する自信やその他の挙動の方が重要な気がします。ある程度「(設定が)入る」と思える状況なら追う理由になりますしね。
参考: 計算過程
上記の確率を計算した過程です。
まず、解析サイトなどで公表されている小役確率をもとに、全フラグの確率を逆算しました。考え方としては
- 乱数は0〜65535と想定
- 65536から公表されている確率を割って、当選乱数の数をおおよそ計算(公表値は小数点一桁までのため、わずかにズレている可能性もあるが微差として無視)
- 3種類のリプレイフラグ(リプA/リプB/巻物)の合算が1/7.3になるように調整
- わかっているフラグの当選乱数の数を合計して、足りない分が押し順ベルと押し順不問ベルの数になるはず
という感じです。それで計算をしていくと、以下のような数値が出てきます。
レア役
チャンス目 | 強チェリー | 巻物(リプレイ) | 弱チェ | 共通ベル | |
設定1 | 324/65536 | 498/65536 | 900/65536 | 1422/65536 | 790/65536 |
設定2 | 324/65536 | 498/65536 | 900/65536 | 1470/65536 | 796/65536 |
設定3 | 324/65536 | 498/65536 | 900/65536 | 1518/65536 | 778/65536 |
設定4 | 324/65536 | 498/65536 | 900/65536 | 1568/65536 | 790/65536 |
設定5 | 324/65536 | 498/65536 | 900/65536 | 1614/65536 | 796/65536 |
設定6 | 324/65536 | 498/65536 | 900/65536 | 1664/65536 | 778/65536 |
その他
ハズレ | リプレイA | リプレイB | 押し順ベル + 押し順不問ベル | |
設定1 | 3724/65536 | 5378/65536 | 2700/65536 | 49800/65536 |
設定2 | 3724/65536 | 5378/65536 | 2700/65536 | 49746/65536 |
設定3 | 3724/65536 | 5378/65536 | 2700/65536 | 49716/65536 |
設定4 | 3724/65536 | 5378/65536 | 2700/65536 | 49654/65536 |
設定5 | 3724/65536 | 5378/65536 | 2700/65536 | 49602/65536 |
設定6 | 3724/65536 | 5378/65536 | 2700/65536 | 49570/65536 |
これをもとに、各状態ごとの謎当たり確率を算出します。これも解析サイトによってパーセント表記か分数表記かで見せ方が異なり、パーセントの小数点を二桁くらいで切り捨てていたり、分数表記も分母が小数点一桁までだったりで、微妙にズレが出てしまうので、100%正確な数値を出すことはできませんが、より信頼度があると思われる攻略サイトから、より正確と思われた数値を採用しています。
採用した確率は以下のとおりです。
通常or高確の謎同色BC確率
通常 | 高確 | |||
押し順ベル・不問ベル・リプAの | ハズレの | 押し順ベル・不問ベル・リプAの | ハズレの | |
設定1 | 1/65536 | 24/65536 | 2/65536 | 48/65536 |
設定2 | 2/65536 | 32/65536 | 4/65536 | 64/65536 |
設定3 | 2/65536 | 32/65536 | 4/65536 | 64/65536 |
設定4 | 3/65536 | 40/65536 | 6/65536 | 80/65536 |
設定5 | 4/65536 | 48/65536 | 8/65536 | 96/65536 |
設定6 | 5/65536 | 64/65536 | 10/65536 | 128/65536 |
続いては超高ですが、超高の確率だけは65536で割ってもそれっぽい数値にならなかったため信頼度が高いと思われる数値をそのまま使っています。
超高確中の謎BC(同色)確率
同色 | |||
押し順ベル・不問ベルの | リプレイAの | ハズレの | |
設定1 | 1/14233.4 | 1/12522.8 | 1/636 |
設定2 | 1/6737.1 | 1/5686.1 | 1/463.4 |
設定3 | 1/4308.6 | 1/2885.2 | 1/356.1 |
設定4 | 1/2230.8 | 1/1380.8 | 1/240.4 |
設定5 | 1/1577.5 | 1/962 | 1/192.2 |
設定6 | 1/1991.3 | 1/1414 | 1/194.9 |
超高確中の謎BC(異色)確率
異色 | |||
押し順ベル・不問ベルの | リプレイAの | ハズレの | |
設定1 | 1/533.8 | 1/262 | 1/45.9 |
設定2 | 1/266.9 | 1/131.1 | 1/34.4 |
設定3 | 1/366 | 1/134.4 | 1/35.3 |
設定4 | 1/185.8 | 1/91.2 | 1/28.7 |
設定5 | 1/140.8 | 1/68.8 | 1/24.1 |
設定6 | 1/108.1 | 1/53.2 | 1/17.4 |
以上の数値をもとに実質確率を計算して、それを分数表記に直したのが本文で掲載した数値となります。