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中間稼働録サイッチー【14】バジリスク絆2の設定5を打った感想文

どうも!

先日、バジリスク絆2の設定5濃厚台を終日打ちました。

結果としては投資100枚からの回収5000枚と快勝だったのですが、昼ごろには「設定6っぽくないからヤメよう」と真剣に考えていたので、「余裕の一発ツモ!?」というよりも、「捨てなくてホントによかった?」というのが正直な気持ちでした。

今回はこの日の内容を、データや挙動に関する推測なども合わせて書いていきたいと思います。

注意! 気付いたらかなりの長文となってしまいましたので、絆が大好きな方、お暇な方のみどうぞ??

絆推しのホールの特定日

この日行ったホールは絆2にかなり力を入れていて、「絆2といえば○○」というイメージを定着させようという執念じみたものを感じます。が、そんなホールでも通常営業では全く稼働がつかず。。そんなところに6号機の難しさが窺えますね。

それはさておき、この日は抽選で良番を引けたので、「旧イベ日はとりあえず絆2に座っとけ」な状況に乗っかります。

念のため、自分の台を含め周囲の台の全ての台の有利区間ランプが消灯していることを確認して、ユニメモをセットしてから打ち出します。

ただのヒキ強おじさん

いざ打ち出すと、展開は悪くないものの、設定の手応えは感じられません。

1回目・・・BABABADという設定6では選ばれづらいテーブル。1スルー後の異色BC中に瞳術揃いからAT。

2回目・・・BCABABDという設定差の小さいテーブル。1スルー後のモードC超高でAT。

3回目・・・AAAAAACDという奇数設定で選ばれやすいテーブル。1スルー後の異色BC中に瞳術揃いからAT。

と、ヒキで強引にATに当てている感じです。

すでに設定6の可能性は低いですが、ATが3回とも伸びてくれたので1000枚以上のコインがあります。履歴だけを見たら最大1スルーで差枚もプラスですが、打っている本人からしたら「ただのヒキ強オジサン」を演じさせてもらっただけで設定面での手応えはゼロです。

設定狙いでは、低設定だと思ったら出玉があってもなくてもスパッとヤメることが非常に重要だと思っています。

低設定でも短期的にプラスになるいわゆる「判別浮き」が、逆にいつしか必ず食らう「朝イチ座っただけで-20K」みたいな下ブレ展開を相殺しているので、判別浮きするたびに「まだわからない」とか「飲まれるまでは打つやろ!」といつまでも続行していたら、トータル収支は伸びづらいでしょう。

この時は設定5の存在を意識していなかったので

「設定6の可能性が一気に下がり、奇数の可能性が上がったのだから、いますぐ捨てて次の動きをとるべき」

と真剣に考えていました。が、そろそろお昼だというのに絆2のシマは誰もヤメません。

そんな状況なので「外見(履歴やグラフ)はまだ悪くないこの台を今捨てたら誰かが飛びつく。そして後任者に打ち切られでもしたら相当後悔するだろうなぁ」という、本来持つべきではない感情も湧いてきます。

僕は普段から見切りが早く、それで「うまく立ち回れたぜ?」と思うこともあれば「やっちまったぁ?」と後悔することもあるわけですが、最近はジャグラーの早見切りで後悔することが多かったので、

「絆推しの店で強い日に打てているのだから、『さすがにコレはないわぁ』と思えるくらいヒドイことになるまでは付き合うか」

と、僕には珍しく鷹揚になり、もう少し追うことに決めました。

ただのヒキ強じゃなかった?!

葛藤の末に続行した4回目の有利区間は、1回目の異色BC中に巻物からAT当選。

「またヒキ強オジサンかよ・・・まあスルーしてハマるいいだろ!素直に喜べ!」

と自分に言い聞かせます。

設定6の可能性は薄いとはいえ、設定45を意識するのなら通常時の同色BCを確認したいところですが、同色BCはまだゼロ。ここが最大の不安でした。

ちなみに隣の台は早い段階で通常時の同色BCが二回、ちょっと離れたところにある台も二回出ているので、設定4あたりはかなり使っているのでしょう。

挙動的には安心感はないですが、この日はATが楽しく伸ばせて、このATは7セット目から高継続率になる「超安定シナリオ」だったらしく、BCも絡めつつ継続させているうちに12セットのシナリオ完走してくれました。

絆2はシナリオ完走すると、13セット目の争忍開始時に必ず設定示唆が出て、さらに14セット目以降も36%で設定示唆画面が出ます。

基本は奇数偶数の示唆が出るだけなのですが、設定4なら10%、設定5で20%、設定6で26%で高設定確定示唆が選択されるので、設定推測的には大チャンスとなります。「ここで何も出ないようだとさすがにキツいか?」と思っていると、出てきたのは伊賀衆集合の「奇数示唆」。。。

13戦目でそこそこの割合でもらえる謎祝言を活かせず、落胆しつつ14戦目へ。。。

 

すると、ここでサイッチーに圧倒的天啓っ・・・!!!

 

14セット目の争忍開始時に設定5以上確定となる「朧と弦之介」画面が!

(画像は拾ってきました)

設定示唆画面のときに出る「シャリーン」という音とともに弦之介が「お見事でございますな」といっていました。

6確定も似たようなツーショットですが、そちらは朧がヒメムラサキ(追想中に流れる歌)のサビを鼻歌で歌うそうです。僕は「朧がフードみたいのをかぶっているのが56確定、そうでないのが6確定」と記憶しています。

「オマエ、設定5以上だったのか・・・」

これまでの挙動的には設定6の可能性は低いと思っていたので、ならば設定5?このホールは設定5も使うのか?常連客も「ここは当たり台は4 or 6」みたいなことをいっていたので、もしや設定6がレアな挙動をしているだけ?

疑問は尽きませんが、確定さえ出ればこっちのモノ。挙動がどうあれ100%安心して打ち切れるのが確定演出のいいところですよね(勝つか負けるかはさておき)。絆2は確定が出れば4でも喜んで打ちますが、設定5なら110%と、他機種の設定6レベルの割の高さなので歓喜です。

設定5はツンデレ仕様だった

高設定確定が出て安心してブン回し体制に入ったのですが、気を緩めたスキに台が豹変する「あるある」が発動し、800G天井までハマりました・・・

この日は結局、800G天井まで3回連れていかれました。前に6を打った時は、AT初当たりが別格で、ATを27回以上当てて800G天井には一度も行かなかったので、800G天井を一回ならまだしも二回も三回も食らったら6はほぼ否定のレベルなのかもしれません。

初当たりは重いけど、ATに入れば謎に伸びるというツンデレな展開でした。

設定5は、ATシナリオ、通常時のチャンス目からの裏ストック、そしておそらく絆高確シナリオの選択率も優遇されていると思われます。

この日は激闘みたいな設定5を意識させる強いATシナリオを引っ張ってくることはなかったものの、「尻上がり」みたいな弱いシナリオでBCも引けないのに謎に4戦目まで継続みたいなパターンが多く、高設定、中でも設定5が最も優遇されていると予想される裏ストックが関係していたのかと予想しています。

設定6を打てた時はむしろ逆で、ATにはガンガン入るものの、己のヒキでBCを絡めていかないと全然伸ばせずヤキモキしていたので、体感での判断は難しいけど、これも設定5と設定6の違いなのかなと思いました。

月下殲滅直撃に設定差?

さてこれは完全に個人の予想なのでマユツバで読んでいただきたいのですが、僕は月下殲滅の直撃は設定5だけ優遇されているのではないかと予想しています。

この日は通常時に突然「狙え!」演出が発生し、リプレイB(瞳術揃い)から月下殲滅が直撃ということがあったのですが、実は、前にも同じホールで設定狙いをしているときに同じフラグを引いたことがあります。

その時は「こりゃ珍しいな、ラッキー」くらいにしか思わず早々に捨ててしまったのですが、「ひょっとするとあの時捨てた台も設定5だったんじゃないか」と思ったりもします。

なぜそう思うかというと、解析サイトを見ると、月下殲滅直撃はリプレイBの1/6586、実質確率にすると16万分の1と、まど2やリゼロのフリーズに匹敵するレベルの超レアフラグなんですが、その表には

「(設定1)」

と注釈がついています。

この表記法は解析サイトの常套手段で、設定差はあるけど全部公開したくない場合に、「(設定1)」と書いて設定1の数値だけを公開することがあります。逆にいうとコレは「この部分には設定差があるよ」という意味にも取れます。

全設定の情報を公表しない理由は、情報を小出しにすることで「絆2で新事実が判明!」みたいに話題を引っ張るためだったり、情報を全部出してしまうと稼働が落ちてしまうからなど、メーカー、ホール、攻略誌それぞれの事情があると思います。

それはさておき、月下殲滅の設定差があると思ったもう一つの理由に、ガチプロブロガーの「きらあ」さんが絆2の「こぜ5」台を打った時も、1日で月下直撃を二度引いたことがあったそうです。

16万分の1ならば1日に一度引けるだけでも驚きなのに、それを2回も引くとは・・・さらには僕も初めてツモった設定5で一度引いていますし。あとこれは設定5という確信はないものの、別の旧イベ日にもわずか数百ゲームという短い時間で引いたり… 16万分の1をたまたま引いただけとは思いづらいかなと。

この手のプレミアフラグには設定差がないという機種も多いですが、6号機のまどか叛逆では確定役の確率に設定差があるし、絆2だってPBCの恩恵に奇数偶数で設定差がついているくらいだし、エピソードBCを含む同色BCは設定45が優遇されている感じなので、荒い波を演出したい設定5でこの月下殲滅が優遇されていても不思議はありません。

しかしAT中の月下殲滅に設定差をつけてしまうと、2400枚リミットがある6号機では引き損が多発してしまうので、イメージも悪いし出玉率の設計がしづらい。ならばイレギュラーが起こりづらい通常時の直撃に設定差をつけてしまえ。ということなのではないかと思います。

そしてその確率は、ずっと打っていればなんとか引ける程度の確率、例えば、通常時の12000〜16000分の1くらいに設定されているのではないかな、と勝手に予想しています。単なる予想ですが、次にもし月下殲滅が直撃したら、検証を兼ねて追ってみようかと思います。怖いですが?

最後は閉店取り残しで猛省

あと特徴的だったのが、この日はAT終了時のサブ液晶タッチから上位テーブルを示唆するセリフが全然出なかったことです。

上位テーブルは偶数設定の方が選択されやすいので、これも「やはり奇数設定なのかな」と思いつつ、21:40に「これでヤメよう」と思っていたAT終了時にサブ液晶をタッチすると「怪しき気配じゃ」が・・・

サイッチー
もうヤメようと思っていたのに最後の最後、閉店1時間前のタイミングでこのボイスが出ますか・・・
サイッチー
もしテーブル15・16ならすぐに当たるだろうし、さすがにC多めのテーブルなら当たるだろう
サイッチー
設定5のAT初当たりは1/370で、次は上位テーブルだからそれよりは高めのハズ
サイッチー
絆2のAT当選率は、奇遇よりも高低で差がついているので設定5ならサクッと当たってくれるかも
サイッチー
閉店までの1時間ちょっとで900G弱回せるとして、仮に通常時300GでATに入れば、600GはATを回せる。となれば取りこぼしリスクを考慮しても期待値はまだプラスだろ!?

と考えを巡せた上で強気の続行を決意したのですが、無情にも最後の最後でも800G天井へ・・・

最初の200Gでサクサク5スルーして、その時はまだ22時を少し回ったところだったので、「もう退路なんてねえんだよっ・・・!」と謎の気合を入れ、必死に回すも、そこからストレートで500Gハマリ・・・

それまでの強気も何処へやら

「神様、1時間だけ時間を巻き戻してください。そしたらマイジャグに移動しますから?」

と顔を赤くして半ベソで願っても時間は戻らず・・・

 

「クソ!なんで最後の最後にこうなるんだ・・・どうせ取り切れないなら、いっそのこと天井BCもスルーした方がスッキリするわ?」

とすら思ったのですが、天井直前に6回目のBCが当たり、モードDで天井を迎えるのでAT確定。

そして、閉店3分前に天井BCに当選・・・BC中は何も乗せなかったものの、1戦目は7対5でカキーンと絆高確が二つ神々しく光り、争忍が開始したところで店員さんに肩を叩かれタイムアップとなりました・・・

不幸中の幸いなのは、継続確定となる「予告」も「歌」もなかったことですが、この台のこれまでの挙動からすれば謎に継続していた可能性はかなり高かったでしょう。

閉店取り残しリスクも覚悟で打ち出したとはいえ、6号機には出玉上限があるとはいえ、AT状態の台を打ち切れずに捨てて帰るというのはなんとも悔しいですね・・・僕が手塩にかけてATに入れた台が強制的にリセットされる姿を想像しただけでも涙が止まりません。

最後の取り残しがあまりにショックで5000枚プラスの喜びも忘れてその日は負けたような気分になって一人寂しく家路につきました・・・

これに関してはまさに

「なめるなっ・・・!設定5をっ・・・!!!」

という感じです。

絆2をツモった時のヤメどきに関しては、設定6なら22:00くらいまでは打てると思っていますが、設定5以下の場合は1000G以上余裕を持って回せる時間、だいたい1時間半前でヤメるべきかなと思います

例外的に打っていいとすれば、テーブル15・16確定示唆(絆玉が光るやつ)か、あとは高確スタートの15Gだけ様子見するとか、そんな感じでしょうかね。この取り残しは本当に反省です。

考えが甘かったのは、通常時の天井はたしかに800Gだけど、800Gから前兆に入るし、駿府城でも行こうものなら前兆は15Gだし、BC一回で15ゲームずつ余分に消化することになるので、800GプラスBC7回となれば、ATまでに最大920G回す必要があります。

さらに細かいことをいえば、BC入賞時やAT開始時、争忍開始時には数秒ですがリールが固まるので、これもわずかながら消化スピードを遅くする要因なります・・・って、そんな細かいタイムロスが気になるようなギリギリの時間に打っている自分が悪いですね、ええ。

いくら6号機は有利区間のリミットがあるとはいえ、万が一にもフリーズや月下殲滅の直撃、あとは「夢幻シナリオ」でも引っ張ってこようものなら取りこぼしは優に1000枚を超えてくるので悔やんでも悔やみ切れません

設定6でない限り、「何かが起こる気がします」とか「怪しき気配じゃ」程度ならば無理して追わずにヤメて、22時くらいから空き始めるジャグラーの高設定濃厚台を余韻に浸りつつ閉店ギリギリまで打ち切った方が、期待値的にも精神衛生的にも正解だと思います。

確定系

ちなみに確定系は、シナリオ完走後の争忍開始時に5以上確定、4以上確定が一度ずつあり、それとは別に6回ほど確認できた争忍開始時の設定示唆画面はすべて奇数示唆(伊賀衆)でした。

弦之介BC中の示唆は222人撃破が一回だけでした。246人撃破が出たら56確定と合わせ技で6確定となるはずだったので、246人撃破が出たらドヤ離席してやろうかと思いましたが、最後まで出ませんでした。。。

BC中の456以上確定がゼロだったので、序盤のシナリオ完走がなければ確定すら拝めずに捨てていた可能性大です?

データ

最後にこの台のデータをご紹介します。

基本データ

まずは基本データから。

弱チェは設定6並みに引けていますが、設定差のないレア役のヒキが弱かったです。それでも5000枚出てくれたのだから肝心なところで上手く噛み合ってくれていたのでしょうね。

BC関連

続いてはBC関連です。

BCの色比率だけ見ると37:35と最後まで赤寄りでしたが、他の挙動的にこれは5だったと思っています。

BT関連

BTに関しては、初当たり確率は1/420と設定5の公表値よりも重かったものの、興味深いのは平均セット数で、AT一回あたり6.07セットとなっていて、運の要素もあったとはいえ、謎に継続する強いATが多かったので、やはりAT性能が優遇されているのかと思います。とはいえこれは体感的な部分が大きいので、「ATが伸びるから設定5」とか言い出すとアブナイおじさんになりかねないのが難しいところですね。

通常モードテーブル

最後は、設定推測でかなり重要なテーブルです。ポイントとしては

  1. 奇数設定で9.8%、設定6なら3.1%でしか選択されない地獄テーブル(AAAAAACD)が14%で選択された
  2. 高設定ほど選択されやすいテーブル14(ACAD)も14%で選択された
  3. 設定6なら30%で選択されるテーブル6と7(BBBCBCDとBACBCBD)が14%で足りない

という感じで、このことからこの台は設定5だったと推測しています。

以上、設定5を打ち切った感想文ですが、また長文になってしまいました・・・

ブログ的にSEOだのアクセスだのを考えるのなら、稼働記事と設定推測を複数記事に分けて、「設定5ツモ!エンディング●回に月下殲滅直撃で●枚オーバー!?」、「終日ブン回して分かった!絆2の設定5の挙動を徹底解説」とか「これって設定いくつ?絆プロが伝授する絆2の設定456の判別術!」みたいな検索されそうなキーワードとクリックしたくなるタイトルにし、本文は要点だけに絞って簡潔に書いたほうがいいのですが、最近はアクセスを増やして認知されたいとか稼ぎたいという欲求もどこかへ消えてしまいました。。

今でもパチンコスロットの話は好きですし、自分が考えたことを伝えたい気持ちもあるのですが、同時にあまり広まってほしくないという矛盾した気持ちも強くあり、例えば、月下殲滅の設定差が本当にあるのならば、それが広まれば自分が後ヅモしづらくなるので広めたくはないですし、間違いなら間違いで訂正・収拾するのも面倒ですし・・・そんなわけで読まれづらい文のままでいかせていただきました?

というわけで最後までお付き合いいただきありがとうございました?‍♂️

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