どうも!
今回は、ある週末にスロットを打ったときのことを書こうと思います。
朝はマイジャグラーの高設定狙い
朝はマイジャグラーの設定狙いからスタートしました。
選んだホールは、ちょっと前にマイジャグラーでお祭りをやったホールです。
この時は、二日間でマイジャグラーシリーズだけで5万枚近いメダルを吐き出していて、僕もそのうちの4000枚ほどを勝たせていただいたわけですが、味をしめてこの日も朝から打ちに行きました。
毎週お祭りはムリ!
しかし打ち出してみると、どうにもパッとしません。
前の週にかなりオイシイ思いをしたため、かなり粘りました。何台も台移動を繰り返したのですが、ピンとくる台に出会えませんでした。
そればかりか、他の台を見ても強そうな台が全然見えてきません。
結果、6台を渡り歩き、
3255G
BIG 13 (1/250)
REG 7 (1/465)、うち単独REGは3回(1/1085)
収支プラス5K
で飲まれる前に逃亡しました。
BIGが引けたため、出玉は少しあったのですが、3000G以上回して単独REGが3回というのはかなり悪いですね・・・
複数台を打っていますが、さすがにここまで引けないというのは、大した設定が入っていなかった可能性が高まります。
逃亡とかいっていますが、なんだかんだ言って5時間近く粘ってしまいました・・・
シマ全体があまりやる気なさそうなので、もっと早めに逃げるべきだったのかもしれませんが、
「先週はお祭りだったし、今日も高設定がどこかに埋もれているかも」などと考えてあちこちと掘ってしまいました。
しかし冷静に考えれば、そこまで体力のないホールの場合、毎週のようにお祭りをやるわけにはいかないんですよね。
前の週の5万枚還元が意図的なのかアクシデントなのかはわかりませんが、ホールからすれば月単位では絶対に利益をあげにくるはずです。
ホール側の立場になれば
「お客様はマイジャグラーが好きなのでガッツリ還元しました!」
「マイジャグは月単位で赤字ですが、お客様は喜んでいました!」
「その分他の機種を絞り上げたんでノルマは達成してます!」
というのはあまり通用しない気がします。
なので、派手に仕掛けた後はやはり必ずしわ寄せがくるのかなと思います。
これでも他の人たちよりも早くヤメたのですが、今後はもっと早く見切れるようになりたいなと思います・・・
ホール移動してよさげなマイジャグを発見
朝イチのホールに見切りをつけた後、ホール移動しました。
そこでよさげなマイジャグラーを見つけました。
データは
3604G
BIG 17 (1/212)
REG 17 (1/212)
合算 1/106
でした。
これだけ見るとかなり高設定にも期待できるデータです。
こんな履歴の台を見つけたならば、ジャグリストとしてとりあえず台を確保します。
しかし・・・どうにも気が乗りませんん・・・
というのもこのホール、週末で稼働が高いときはかなり強気に利益を取りにくるイメージが強すぎるのです。
3600Gの段階で合算1/106でも、5000G、6000Gとこんな数値を維持できるとは思えません・・・
最初のホールでは前のめりであちこち掘ったのですが、それはやはりそのホールに対する信頼感があったからだと思います。
このホールにおいては、そこまでの信頼感はありません・・・このくらいの数値でも終わってみれば合算1/145くらいにまで落ちる未来がわりと現実的に見えます・・・自分自身も何度も痛い目にあっているというのもあります。

などと考えつつ、ホール内を一周します。
すると、バジリスク絆の4スルーの台を見つけました。
ここで判断を迫られます。
高設定っぽいマイジャグを打つのか?
それとも低い期待値の絆の4スルーを打つのか?
ちなみに、マイジャグラーの推測ツールの結果はこんな感じです。

悩んだ挙句、僕はバジリスク絆の4スルーを打つことにしました。
理由は
- このホールは週末にしっかり設定を使っているイメージがない
- 3600GでB17、R17はかなり強いが、このくらいのゲーム数までならば高設定でなくてもヒキだけでこのくらい引けてしまうと思う
- 絆の4スルーは期待値的にはかなり安いが、最悪低設定かもしれないジャグラーよりは安心感がある
- 自分にはハイエナのメンタリティの方があっていて、大した根拠もない設定狙いよりもハイエナをしている方がいいと思っている
という感じです。
最後の「安心感」ですが、これは期待値はプラスであるという安心感です。投資額に関しては最悪4万5万とかかることもあるので、全く安心はしていません・・・
バジリスク絆のハイエナ行脚
結局、高設定っぽいマイジャグラーを捨てて、バジリスク絆の4スルーを打ちました。
そしてこの1台を打ったのを皮切りにもう2台ハイエナ台を拾うことができました。
どちらも4スルーだったのですが、僕は4スルーで貯メダルがある程度使えるならばガンガン打ちます。
結果、4スルーを3台打ち
- 1台目・・・マイナス2枚
- 2台目・・・プラス1753枚
- 3台目・・・プラス830枚
で合計で48Kのプラスとなりました。
収支に関しては単なる上ブレで、実際の期待値は3台で5000円いかないくらいでしょう。ただ僕は絆を打ちたいという気持ちもあるので、期待値プラスで打つ口実ができて、上ブレだろうが結果的に収支もプラスで終われたら十分満足です。
捨てたマイジャグは?
マイジャグを捨てて絆の4スルーを打ったことで、立て続けに3台のハイエナ台を打つことができ、48Kのプラスとなったわけですが、もしもマイジャグを打っていたらどうなっていたのか、後からデータを見てみました。
するとこの台は7000Gくらいまで回り、
BIG30 (1/234)
REG23 (1/305)
合算1/132
となっていました。
まあ高設定っぽかったといえば高設定っぽいのですが、僕が見つけた3600G時点から7000Gまでのデータを見ると
3400G
BIG 13 (1/261)
REG 6 (1/566)
合算 1/179
という数値でした。
これだけで高設定だったのかどうかはわかりませんが、後半は合算確率も悪く、REGが全然引けていないので、僕のチキンな性格だとこの台を打ちきれていた自信はありません・・・仮に打ち切ったとしても自分の売っていた区間だけではプラスにならなかったかもしれません。
勝敗を分ける判断は意外と多い
この日は、よさげなジャグラーを捨ててハイエナに徹したことでプラス収支で終えることができました。
もしもマイジャグを打っていたら、終日の収支はマイナスだったかもしれません。
もちろんこんなのは結果論で、ハイエナでボロ負けしたかもしれませんし、僕がジャグラーを打ったら勝てていたかもしれません。
なので後からこんな「たられば」の話をしても意味がないと思うかもしれませんが、僕はスロットを打ち終わった後とかにこういう分岐点みたいなものを振り返ることがよくあります。
朝イチノーマークだったホールがお祭りだったとき、
「どうしたらこのお祭りを事前に予想できただろうか?」
「予想できないにしてももっと早くここに来てチャンスをつかめなかったか?」
と考えることで、次回につながるヒントが見つかるかもしれません。
台移動をするかしないかで高設定をツモれた、もしくはツモれなかった場合、
「あの局面で臨機応変に動けてよかった」
「あの局面では身動きが取れなかったと思うけど、本当にそうなのか?」
などを考えたりします。
とは言え、考えても仕方のないことも多くあります。例えばニブイチ高設定とかで反射的に押さえた台がハズレだった時など。これも根拠を積み上げることで50%の勝負を60%や70%に引き上げることができるのかもしれませんが、そうでない場合は単なる運勝負とも言えます。
何れにしてもちょっとした判断が結果を大きく左右します。
今日の僕の場合、朝イチの段階から複数の分岐があったのかなと思います。
- 朝イチのホール選び・・・過去のお祭りの幻影に惑わされガセホールに特攻した。ホールのクセをもっと知っていればガセを予想できか可能性は高い
- ガセホールで3000G粘った・・・もっと早く見切ることで、さらに早い時間から違うホールでハイエナとか設定に期待できる台に座れていたかもしれない
- マイジャグの履歴打ちかハイエナかの判断・・・ハイエナを選択することで、さらに2台のハイエナをできて、期待値も収支もプラスになった。マイジャグを選んでいたら期待値マイナスで終わっていた可能性もある。
スロットでは、ホール選び、機種選び、抽選番号に応じた行動、設定狙いにおけるヤメどきなどなど、意外とこういう局面って多いのかなと思います。
スロットはやはりお金が動くので、勝ったら結果オーライ、負けたらもう考えたくない、となってしまうこともありますが、1日終わってその日の動きとかを振り返ると、よりよい選択肢というものが見えてくるかもしれません。
今回は、ザコの僕がたまたまうまく行った話をドヤっているだけで、どちらを選んだとしても期待値的には大きな差はありません。しかし、時としてちょっとした判断や選択が大きな差をうむので、やはりこういうのを考えるクセをつけるといいのかなと思います。