どうも!
ついに緊急事態宣言も解除され、徐々に日常を取り戻しつつあると思いますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
最近のパチンコ関連のニュースでは、都遊協という東京都のパチンコ店の組合の執行部が出した文書が印象深かったですね。
一つの文書が営業再開の方針を決定づけた?
緊急事態宣言が解除されて「やっと営業再開か」と思った矢先に、「パチンコ店はステップ3なのでまだ再開すべきではない」という都の方針が出され、パチンコ店は6月末まで営業できないんじゃないのかというムードに覆われました。
そんな最中に件の都遊協の文書が出ました。
その文書では
「十分な補償がないばかりか、そもそも未だ東京都感染拡大防止協力金も届かないなかで、既に1ヶ月半に及ぶ休業を継続し、事業継続のための資金は殆ど枯渇し倒産・廃業寸前であるところ、さらに1か月が見込まれる休業延長には耐えられず、到底受け入れられない」
「本休業協力要請は、宣言に基づく特措法45条要請ではなくなり、特措法24条による協力要請となる」
「東京都が都遊協の要望について検討したかどうか、また当業界がロードマップでステップ3に位置付けられた根拠のいずれも不明である」
と主張していて、この文章を読んだ瞬間、

と感じたものです。
これまでサンドバッグ状態だったボクサーがわずかに残された体力を振り絞って炸裂させたカウンターです。別に対立を煽るつもりではないですが、立場が真っ向から異なる以上、そういう構図になりますよね。

名もなきボクサー(別名フリー画像)
窮状を訴えつつも淡々と問題点を指摘するこの文章、ムダが一切なく要点しかない上にリズム感も絶妙でm-floが書いたのかと思いました。
この三行を読んだだけで、「あ、もう東京の流れは決まったな」と感じました。
その証拠に、あちこちでホールが営業再開しまくっているはずなのにニュース報道は静かです。東京都も大騒ぎしないということは、もともと大した根拠もなかった上に、腹を括った相手とやりあうのが面倒だと思ったからでしょう。
トンボ鉛筆の長尾GMを彷彿
これを見て真っ先に思い出したのが、今でも地震速報が出る度に語り継がれる「トンボ鉛筆」事件です。
といってもパワハラまがいのあの有名な文章ではなく、長尾氏というGMが幕引きのために送った謝罪メールです。都遊協の文書は「神対応」といわれた長尾GMのメールに匹敵するくらいのパワーがあります。
そして最後には「都の認可する組合でありながら法令に基づいた要請を全うできなかった責任」として執行部15人が総辞職をするという形で、反論の余地も与えないまま一方的に幕を引いています。
この理事長はSAPという東京も含む関東にパチンコ店を展開するサンキョー(機器メーカーのSANKYOではない)の代表だそうなので、ホール企業の痛みが痛いほどわかるのでしょうね。漢すぎます。
営業再開ラッシュだけど
そしてこの文書のパワーに後押しされて営業再開したホールは多かったと思います。
大手ホールは最初の数日は様子見をしていたようですが、今週末(2020/05/29)までにほとんどのホールが営業を再開しました。
大手は報道や世論を注意深く観察した結果、再開しても問題なさそうだと判断したのでしょう。
当面は回収が続くと思いますが、緊急事態も解除されて営業再開となった以上は堂々と打ちに行けますね。もちろんマスクとかホールのルールには従うべきですが。
こうなった以上僕も打ちに行きたいものですが、僕はまだ日本に帰れる目処が立ちません。航空機がほとんど飛んでいない上に、帰国者には隔離や検査を強制されるので、おそらく7月までは帰れないと覚悟はしてはいますが、やっぱりやりたいですね、パチスロットが ??
ただこれで万事解決というわけではありません。特に不安なのが第二波・第三波ですね。再度の休業要請もそうですが、パチンコは世論から完全に敵視されていますよね・・・
パチンコが世間から好かれてるなんて思っちゃいないけど、まさかここまで評価が悪いとは思わずに驚いた人も多いのではないかと思います。
僕もYouTubeやツイッターのネガティブなコメントを見て「そこまでパチンコが嫌いか…」と思いました。
仮にこれから国内感染者ゼロの日が出てきたとしても、南半球はこれから冬になりアメリカのようになるかもしれません。鎖国しろなんて声もありますが、それをやったら航空・観光業界で働く人の大部分が終わるでしょう。
この状況はワクチンなど効果絶大な治療法が確立されない限りは払拭されないでしょう。
となると、店側はただ喜んで営業再開しているわけではなくて、当面の体力回復と、次の休業要請や指示に備えて今のうちに利益確保に動く可能性が高いでしょう。
ボクの稼働再開プラン
なんていうと「打ちに行くな」というメッセージに聞こえるかもしれませんが、僕は間違いなく行きますよ ??
今は物理的に行けない状況ですが、帰国したら必ず打ちに行きます。
もちろん検査とか隔離とかのルールには従いますが、それをクリアして外出できる状態になったら、缶コーヒーを握りしめて小走りして打ちに行くでしょう。
しかもスロプロのような華麗な立ち回りで「抜かせて」やりますよ。
設定状況が悪いなんて承知の上で、そんなものは給付金で穴埋めします。給付金は妻と僕で二人で20万ですが、半分は母親に送って、残った10万を握りしめてパチンコ屋へ行く予定です。
実は打つ機種ももう決めてあります。
それはずばり、バジリスク絆2です。初代の絆はかなり遅れたデビューでしたが好きでした。後継機の絆2は2月に出たものの、僕はいまだに一度も打ててないんです ?
なので、給付金の10万がなくなるまで絆2をひたすら平打ちするつもりです。
嗚呼、絆高確3個複合の時の音や巻物の音で鼓膜をつんざかれたい・・・

鼓膜破壊装置「バジリスク絆」
10万あれば設定1でも多分6万ゲームくらいは回せるので、それが全部なくなる頃には僕の心も晴れるかもしれません。
せっかくだから最近の昔話で紹介した新橋界隈を散歩しつつあの辺の懐かしいホールで打つのがいいですね。野郎ラーメンで豚野郎(という名の豚の餌ラーメン)を食べてデルカデルヨ、じゃなくてトップスで絆2。これに決めました??
こんな有意義な使い方をしたら、福沢諭吉先生も大喜び確定ですね。
皆さんは給付金の使い道はいかがでしょうか。「パチンコに使うなんて」という声も理解できますが、僕は誰はばかることなくキレイサッパリ献上するつもりです ?