データ分析・攻略

収支改善にも!貯メダル・再プレーの活用

今回は、非等価のホールで特に有効な会員カードを使った貯メダルと再プレーについて紹介したいと思います。

これって、一見地味ですが、非等価地域では誰でもできる最大の攻略法ではないかと思います。

どんな機種を打つ人にも当てはまりますし、パチンコにもめちゃくちゃ有効です。収支だけでなく、立ち回り上のメンタル面でもいい効果を生むと思っています。

会員カードのメリット

「会員カードのメリット」とかいうと、台サンドに貼ってある会員カードの案内みたいな文言なのでホールの回し者みたいに聞こえそうですが、本当にメリットがあるんです。

会員になると休憩時間が長くなるとかスマホの充電ケーブルを借りられるとかの特典もありますが、ここではどこのホールでも共通の3大メリットを見ていきましょう。

遊技時間の延長

多くのホールでは、会員カードを持っている遊技客を対象に、遊技時間の延長サービスを行なっています。

会員カードがない場合は10時45分で遊技終了のところを、会員カードがあれば10時50分まで打てるとか、そんなサービスですね。

AT中とかで閉店を迎えるのは悔しいことですが、会員カードがあって5分間延長できれば、多少なりとも出玉を増やすことができます。

例えば、バジリスク絆の場合、純増は2.8枚です。

もし5分長く打てた場合、5分で回せるゲーム数は73ゲームです。

73ゲームあれば204枚ほど余分に取ることができます。

普段、通常ゲームをプレイしている時に、

「会員カードありますか?延長しますか?」

と言われても、

「そこまでする価値ねえよ」

と思う方でも、

すでにATに入っていて、最後の5分で4千円取れることが確定していたらやりますよね。

まあ、10時過ぎからAT機を打ち始めるのはNGですが、もっと早い時間から打っていて、幸運にも薄いところを引いて長引いてしまうことだってありますから、ある程度通うホールなら会員カードを持っていればいざという時にギリギリまで取ることができます。

それにしても閉店取りこぼしは悔しいですね・・・

会員カードの発行は少し時間がかかりますし、ホールによっては会員カードの発行は午後10時までとかいうところもあるので、時間のある時に作っておくといいでしょう。

そしてもう一つ、僕が念頭に置いているのはこちらのパターンですが、高設定濃厚なジャグラーなどのAタイプを打っている場合、閉店ギリギリまで打ち切ることができます。

「ジャグラーごとき数分間余分に打ったからってどうなる?」

という気持ちもよくわかります。でも、5分の時間が惜しいほど忙しい方ならともかく、ある程度時間があってホールに来たわけで、せっかく高設定濃厚な台に座って閉店間際まで粘るのですから、どうせなら限界ギリギリまで回したほうがいいと思います。

「閉店間際にハマったら損した気分」

とか言う人もいますが、本当にそうでしょうか?

たしかに、せっかく増えたコインを閉店間際に減らしたらいい気分がしないのはわかります。

しかしそれは結果論です。

僕も以前は、「収支プラスで終わりたい」とかその日の収支のことを意識していました。

しかし冷静に考えれば、何らかの根拠があってその台に座り、実際に閉店ギリギリまで粘るだけの挙動をしていたのだから、その台はしっかりと打ち切ったほうがいいと思います。

その日の収支などどうなってもいいと考え、その代わりに1ゲーム多く回すごとに期待値が積み上がることを意識するようにしています。

実際、BIGが全然引けない台を10時過ぎまで粘って「もう出ない・・・」と思ってやめたら、他の人が打ったらすぐに当たり、しかも1G連までして閉店間際の30分で1000枚出たとか、そんなこともありました。

逆に、10時15分頃に収支チャラ程度だったのに、閉店まで打ち切ると決めたら、全部飲まれて、その日は負けたことも何度もあります。

それもこれも結果論ですが、ギリギリのお金で遊んでいるわけでなくて、高設定と思って打っているのなら、そういうことは一切気にしないと決めて、時間が許す限り回したほうが、長い目で見ればいい結果をもたらすと信じています。(ギリギリのお金だったらその日は無理して打たないほうが無難かと思います)

ちなみに僕が好きなパターンは、閉店ギリギリでボーナスに当たり店員さんに「それ終わったら終了です」と言われる時です。

大した差ではないのですが、なんか取りきれた感が好きですw

遊技延長すると、当日の交換ができないホールが多いですが、よほどの必要がなければ交換は後日にしましょう。

後述しますが、特に非等価ではすぐに交換しないで貯メダルをする習慣をつけたほうがいいと思います。

貯メダル

貯メダルは、非等価の場合非常に有効です。

等価交換ホールの場合そこまでのメリットはなく、

  • 閉店間際の混雑時に景品交換に並ばなくていい(後日空いている時に交換してもいい)
  • 端数を貯メダルできるので、その都度欲しくもないビスケットとかせんべいとかの景品をもらわなくて済む

くらいのものです。

ですが、非等価ホールの場合は、上記のメリットに加え換金ギャップを回避できるという大きなメリットがあります。

僕が行くホールは47枚貸しの5.3枚交換が多いのですが、このようなホールで、例えば、

「1万円使って500枚流した」

ケースを考えてみましょう。

5枚等価のホールならば、1万円の投資で10,000円回収なので、チャラとなります。

しかし非等価の場合、470枚の投資で500枚回収したにも関わらず、交換すると9,433円にしかなりません。

ついでに言うと、433円は端数として扱われるためえ、得られるのは9,000円とあとはポテトチップやらジュースやらを持って帰らされるハメになります。

そんな時、貯メダルをしておけば後日再プレーに使うことができます。

再プレーについては次で説明しましょう。

再プレー

貯メダルしたメダルは、交換せずに後日「再プレー」することができます。

再プレーの最大のメリットは、まだ換金していないので、換金ギャップを回避することができることにあります。

つまり、再プレーをしているときは、「等価交換」で打っているのと同じ状態なわけです。

貯メダルのところで例を挙げましたが、非等価のホールで、500枚のメダルを換金すると、9,000円とお菓子になってしまいます。

もし再プレーすれば、500枚のメダルとしてそのまま使うことができます。

47枚貸しのホールの場合、500枚のメダルを再度借りようとしたら、10,638円かかります。

貯メダルを換金せずに使うことで、1,000円以上おトクに遊技できます。

こう言うと、

「たかだか千円」

と思われるかもしれません。

しかし、千円は小さなお金ではありません。

 

千円の残高が残ったICカードを持っている人に

「たかだか千円じゃどうせ当たらないから、ゴミ箱に捨てちゃいなよ」

と言ったらどうでしょう?

多分怒ると思いますし、絶対に捨てないと思います。

あなたがスロットを打つのが年に一度くらいなら、あまり気にしなくてもいいでしょう。

しかしこのサイトを訪問してくださる方は、それよりは多い頻度でスロットを打つと思います。

もし週に3回くらいは行く人なら、「たかだか千円」の積み重ねはかなり大きいものです。

それだけで月の収支は2万円くらい変わってくるかもしれません。

ジャグラーのチェリーを毎ゲーム狙うなら、この部分にも意識するべきだと僕は思います。

 

しかし永遠に貯メダルばかりしていては、いつまでもお金をもらうことができません。

ゲーセンではないのだから、貯メダルをするだけでは実感がないのも事実です・・やはり現金を財布に入れたいですよね。

幸か不幸か、非等価地域の多くのホールでは再プレーに上限があります。

再プレーは、1日500枚までと上限が決まっていることが多いと思います。

なので、あまり不必要に貯メダルを貯め続ける必要もありません。

僕の場合、よく通うホールで2000枚くらいの貯メダルをしますが、それ以上に増えた場合は換金してしまいます。

2000枚の貯メダルがあれば、少なくとも4日間は再プレー上限まで使えます。

調子が悪い時は、4日間何も回収できず、貯メダルがなくなり、その次からは再プレーができないこともあり得ますが、ジャグラーばかり打っている現状では、今のところこれくらいで足りています。

等価ホールの再プレー

等価ホールでは、普通は再プレーに上限がありません。

それは、そもそも現金に交換しても再度現金投資しても、換金ギャップが発生しないためです。

等価ホールで長期間貯メダルをしておくメリットは一切ありませんので、端数以外は交換しましょう。

再プレーの精神的メリット

パチンコ店って、昔は非等価が圧倒的に主流だったんですが、ある時から等価交換が主流になっていました。

それが再度、非等価の流れです。

僕は、足を伸ばせば等価の地域にも行けるのですが、やはり感じるのは、

「等価ホールは設定状況が厳しい」

ということです。

ジャグラーに限って言えば、平均設定が1段階くらい違うのではないかと思います。

もちろん、非等価の地域にもやる気のないボッタクリ店はありますので、そういうホールは除外しますが(^_^;

 

ここで、例えばですよ。

非等価でメイン機種のマイジャグラーの平均設定が「3」というホールがあったとしましょう。

マイジャグラーの設定3は機械割が100%なので、差枚数的にはホールは利益を得られません。

しかしそれは等価交換での話です。換金ギャップがある非等価ならば、それだけでも利益が上がります。

換金ギャップのイメージは、お客さんがサンドに現金を入れるたびに、110円ほどのホール側の利益が確定するイメージです。

なので、仮に平均出玉率が100%でも、100万円の売り上げがあれば、それだけで110,000円の利益です。

出玉率を下げれば、当然その分はホールの利益になります。

 

このような、平均設定が「3」に近いホールで、すでに貯メダルがある状態で、再プレーだけで遊技した場合、最悪でも負けずに済むということになります。

もちろん、ある程度のデータを集めて、高設定に期待できそうな日を探ったり、台選びを慎重にするなど、ある程度の努力をしながら立ち回った場合ですが、夜からの後ヅモ狙いとかそういう時に、「最悪でも期待値的には損はしていない(ハズ)」という精神的な余裕を持って勝負に臨めます。

実際に僕は、9時過ぎからホールへ行き、ジャグラーのシマを見たときなどに、「再プレーできる500枚だけ」という勝負をすることが多くあります。

このスタイルだと、換金ギャップを回避して、設定に期待できる台を狙え、最悪設定3くらいでも期待値はマイナスにならずに済むというメリットがあります。

そして、投資の上限は再プレー可能な500枚にしてしまうので、いい履歴なのに実は低設定な台というタチ悪の台を打ち続けるリスクも回避されます。

なので、ある程度まとまった出玉を回収できたときは、それを換金してすぐに現金を財布に入れたい誘惑を少しだけ我慢して、貯メダルしてみてはどうでしょうか。

ホールを見ていると、よくツモってそうな常連さんでも、帰り際には全て換金して、次に来たときは最初から現金投資をしている人も多く、意外と貯メダル再プレーをフル活用している人って少ないのかなと感じました。

「アンタもワタシも、どうせまたここに来て打つんだから、貯メダルにしときなよ」

と内心ではいつも思っています。

等価交換の時代からの習慣なのか、やっぱり勝った実感を得るためにもお金を財布に入れて帰りたいのか、換金派が結構多いようです。

とはいえ、換金ギャップがホールの大きな利益となっている以上、常連さんが全員再プレーをフル活用されたら、ホールの利益も減り、ひいては設定配分にも影響しかねないので、ライバルがこういうところでロスを出してもらったほうが自分には有利になるのでいいことですが (^_^)

貯メダルを複数ホールに持つ

ある程度の貯メダルを作って、再プレーをする環境ができたら、ゆっくりでいいので、こういうホールの数を増やしていきたいですね。

もちろん、貯メダルを作っている最中は手持ちの現金が少なくなりますが、貯メダルを持ったホールが複数あれば、状況が良さそうなホールを選んで換金ギャップなしで勝負できるホールが増えてきます。

こうすることで、非等価地域では有利に夜ジャグが狙えるかもしれませんw

現金投資はギリギリまで遅らせる!

あとホールでよく見かけるのは

「持ち玉があるのに現金投資する人」

です。

以下のパターンがよく見られます。

  • すでに箱に移したコインに手をつけると全部飲まれるまでやってしまうのが怖いから、現金投資する
  • 連チャンするとすぐにレシートに交換して、勝ちを確定させた状態で、現金投資する

いずれの場合も、持ち玉はあるのに、精神的な理由からあえて不利な条件で勝負をしているのです。

こういう人は、手元に割安な持ち玉があるのに、わざわざ割高なメダルを借りて勝負しているのです。これはパチンコでもよく見かけますよね。

これって、わざわざ自分の勝ち分を削って、ホールに手数料(換金ギャップ)を献上しているようなものなので、ホールからすれば本当にいいお客さんなのです。

 

どんな遊び方をするのも個人の自由ですし、そうしたほうが精神的に落ち着けるのかもしれませんが、本当にムダを省くという意味では正しくない行為だと思います。

せっかくここまで読んでくださった方は、もし思い当たる節がある場合、持ち玉と現金投資で借りるメダルの価値は違うということ、そしてその違いは、小役の取りこぼし以上に大きなロスであるということを、一度意識してみてはどうでしょうか。

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