ジャグラー

ジャグラーで勝つために必要な心持ち

先日、ジャグラーで負けた後にこんなツイートをしました。

 

 

僕は負けた時に「負け犬の遠吠え」をするタイプで、主に自分が負けた日にジャグラーで勝つためのウンチクを呟いています…

 

今回はこのツイートに関連して、ジャグラーで勝つための心構えみたいものについて、僕なりの考えを書いてみたいと思います。

 

ちょっと痛々しいジャグキチの精神論みたいな内容なので、「ジャグラーで勝とうと思って立ち回っているのにプラス収支にならない」という方や、興味のある方にお付き合いいただければ幸いです。

オレはプロだ!勝ちに来たんだ!

上のツイートにもある通り、僕はジャグラーを打つとき

 

「オレは勝ちに来たんだ!」

 

といつも自分に言い聞かせています。

 

さすがに四六時中そんなに気張っているわけではありませんが、 うまくいかない時ほど意識していて、

 

「お前は本当に勝ちたいのか?」

「ちょっと座ってペカらせたいだけじゃないのか?」

「こんなことで勝てると思ってるのか?」

 

なんて感じで自問自答しています。

 

さらに

 

「最後にトータルで勝つのは自分だ!」

「オレはプロだ!」

 

などとちょっと思い上がった言葉で自分にハッパをかけたりしています。これらは心の中の声なので誰にも迷惑はかかりませんしね ☺️

 

こんな根性論を唱えていると、

 

「そんなブラック企業の精神論みたいなことをやって効果あんの?」

 

と思われるかもしれません。

 

たしかに誰にでも効果があるというわけではありませんし、こういう自己暗示が逆効果になってしまう方もいるでしょう。

 

しかし、少なくとも僕自身には効果てきめんでしたし、打ち手によっては効果があると思っています。

 

ではどんな打ち手に効果があるのかというと、それはジャグラーの高設定の挙動などを理解していて、「勝ちたい」と明確に思っているのにも関わらずうまくいかない方です。

 

こういう括り方には意味がないと思っていますが、有り体にいえば「初級者と中級者の間」くらいの方かと思います。

 

僕は最近でこそジャグラーでそれなりにプラス収支を出せるようになりましたが、2年ほど前までは勝ったり負けたりを繰り返していました。

 

当時はイベントをやっているお店を探して遠征したりと、今よりもアクティブでしたし、データを見て狙い台を考えたりしながら打って、たまに高設定をツモれることもあるのに、月単位で見るとなかなか全然収支が伸びていない・・・

 

ある月はプラスで終われて「ついにジャグラーの極意を体得した!」なんて興奮していたのに、次の月には同じくらいの額を負けてしまい、収支はいつまでも足踏み状態・・・

 

これの繰り返しでした。

 

そんなループから抜け出すのに役立ったのが、上の精神論だったのです。

 

具体的な効果はムダ打ち削減

「オレは勝つ!」

 

と心の中で気合いを入れただけで勝てるならこんなラクな話はありませんし、もし再現性があるのなら、僕は「念ずればペカる打法」として販売して、今頃は南国にコンドミニアムを買っているでしょう。

 

ですがスロットは感情を持たないコンピュータで、決められた確率で抽選をするだけなので、人間の感情や気合いなどは一切お構いです。

 

それでもこういう心持ちは大事だと思っています。

 

とはいえ、僕自身はオカルトめいた精神論だけで結果が好転したとは思っておらず、何が変わったのかといえば、

 

立ち回りがシビアになった

 

これに尽きます。

 

もう少し具体的にいうと

 

  • 数値に対してシビアになった
  • 押し引きに感情を持ち込まなくなった
  • 打たずに見るという習慣が身についた

という感じです。これらを一つずつ見ていきたいと思います。

 

数値に対してシビアになる

ことジャグラーの話になると

 

「ジャグラーは難しい」

「ジャグラーはわからない」

という話になりがちです。

 

「高設定でも何千回転でこんなに凹むことがある」

「低設定でも高設定みたいに出てしまうことがある」

 

みたいな話はあちこちで聞かれ、現実に毎日ホールで起こっていますし、僕も何度も目撃したり体験しています。

 

しかし、個人的な考えでは、そういうことはある程度結果が出てから考えても遅くないと思っています。

 

僕は、確率のブレという現実も踏まえた上で、あえてシンプルに考えるようにしていて、

 

  • 高設定ほどボーナスもブドウも落ちやすく、ハマりにくく勝ちやすい
  • 低設定ほどボーナスもブドウも落ちにくく、ハマりやすく負けやすい
  • 例外もあるが割合としては少ない

 

と単純化しています。

 

この単純な図式がすんなり当てはまらないからこそジャグラーは難しいと言われるのですが、それでも敢えて単純化するのです。

 

これは特にジャグラーで結果が出ていない段階では重要な考えだと思っています。

 

結果が出ていないイコール低設定をかなり打たされているという証拠なので、その状態であれば、目の前に現れた数値を素直に受け止めてヤメるという判断が必要になってきます。

 

これは特に「自分自身が打った区間の数値」に対してシビアに適用する必要があります。

 

高設定っぽい履歴の台を見つけても、自分に変わってから全然引けない。

気づいたら中間っぽい数値にまで落ちてきて、投資も20Kとかになってしまっていた。

 

ということが2回に1回などけっこうな割合で起こる場合、それはもう

 

「前任者がたまたま上振れした低設定に飛びづいて負けた(可能性が高い)」

 

と解釈するべきでしょう。

 

そしてそこから

 

「この店は大した設定を使ってないからこそ、いつもこういう目にあうんじゃないか」

「この店の常連も、この程度の台を打ち続ければどうせ沈むと知っているからこそ捨てたんじゃないのか」

「この店はよほどのことがない限り履歴打ちはしてはいけないんじゃないのか」

 

と、次の立ち回りの模索へとつながります。

 

押し引きに感情を持ち込まない

スロットの押し引きで一番邪魔になるのは、人間の感情だと思っています。

 

「チクショウ、なんで自分だけいつも朝からハマるんだ」

「昨日もBIG引けずに負けたのに、今日もまた引けねえとかおかしいだろ。この裏モノが!」

 

みたいな、台に対する怒りの感情もあれば

 

「あの野郎また出してやがる。あいつ、絶対にオレのことヘタクソとか見下してんだろ。ムカつくわ」

「自分が今ヤメたらアイツがこの台を確保しそうだな。そのあと出されてドヤ顔とかされたらムカつくから絶対ヤメねえぞ」

「最近全然勝てねえのに今日も負けたらヤベえだろ。とりあえずここでチャラになるまで持ってかないと」

 

みたいな感じで、周囲の客や自分の収支などから生まれる感情もあります。

 

しかし、こうした感情はスロットで勝つためには邪魔なものです。 

 

そんな時

 

「オレは勝ちに来たんだ!他人は関係ない!」

「キミたちはヒキとかオカルトで勝った負けたをやっててくれ!ボクは正攻法で月トータルで勝つんだから!」

 

と自分に言い聞かせることで、本当に大事なことが見えてきます。

 

ジャグラーにおいて大事なことといえば、「高設定かどうか」以外にありません。

 

アイツが座った途端にペカった

 

とかの単発的な事象は、「その台が高設定がどうか」にはほとんど関係ありません。

 

逆に、自分がBIGを引けずに苦しんでいようが、自分が高設定だと思う台を打っているのなら、それを続けることが正解となります。

 

「これは負ける高設定」

「もう当たる気がしない」

 

とかは、今出ていないという結果から生じる不安であって、機械の仕組みとは関係ありません。

ジャグラーは、ボーナスに当選すればいつでも光るし、当選しなければいつまでも光りません。

高設定と思っているのなら、その日は信じて回すしかありません。

 

打たずに見るという習慣

僕は最初は「ジャグラーなんか興味ねえ」というタイプだったのですが、ある時からジャグラー中毒になってしまいました。

 

惚れたものの弱みというか、好きになってしまうと「いつも打っていたい」という気持ちになってしまい、今思うと、それが収支の足を引っ張っていたと思います。

 

ジャグラーのニクいところは、設置台数も多いし稼働もそれなりにあるので、いつお店にいっても何かしら「打てそうな台」があるということです。そして低投資でマイルドに遊べることが多いので、気軽に座れるというのも、いいところでもあり怖いところでもあります。

 

当時と今では打ち出しの基準が全然違いますが、まだ結果が出ていない頃は、基準が今とは段違いにゆるゆるでした。例えば1500Gで合算1/120台とかならそれだけで飛びついてました。

 

そういうことを何百回もやって、痛い目も見て、これだけでは結果がついてこないという現実を受け止めるようになり、

 

「お前は遊びに来たのか?それとも勝ちたいのか?いつも勝っているヤツはこんな風に乱れ打ちしてるか?」

 

と自問自答するようになりました。

 

その結果、僕も「見」(ケン)という行動を身につけました。

 

 

これによって、立ち回りが根本的に変わった気がします。

 

「見」のメリットは二つあり、一つ目は低設定を打たされる時間を減らすことです。

 

一番目の「数値にシビアになる」ことと関連して、大した数値になっていない台を捨てることで、マイナス期待値を叩く時間を減らすことができます。

 

二つ目のメリットは、情報の収集です。

 

「見」はホールを徘徊してマイナス期待値を叩かないようにするだけではありません。徘徊しているだけなら危ない人になってしまいますからね。

 

「見」をすることによって、より高設定の可能性が高い台を見つけたり、ホール情報を自分の中に蓄積することができます。

 

僕はジャグラー打ちとしていろんな店を繰り返し「見」することで、いろんなことが見えるようになった気がします。

 

例えばこんな感じです。

  • 店のやる気
  • 打ち手の傾向や狙い目
  • やる気がある店は早い時間帯ではどういうデータになりやすいのか
  • やる気がない店ではどういうデータになりやすいのか
  • 後ヅモが狙えそうな時間帯の傾向
  • 設定投入の傾向やパターンやその変化

 

なんというか、データと出玉感から設定状況を推測する体感が身についた気がします。

 

ちょっと美化してますが、これは魚群探知機がない時代の漁師が、海、空、気温、風の強さなどを見て

 

「今日はあの辺に魚がたくさんいそうだな」

「今日は無駄骨に終わる可能性が高いな」

 

と目星を付けるような感覚かもしれません。

 

これこそ直感やオカルトと思われるかもしれませんが、これも断片的な情報の積み重ねであり、継続的に見ていくことで立ち回りの材料になると僕は思っています。

 

「見」を厭わない姿勢を身につけたことで、こういう情報を自分で得る力もついたと感じています。

 

こういう情報を蓄積して、そして自分なりに試行錯誤することで、それなりの状況に身を置ける可能性が高まり、結果的に楽しい台(高設定台)にたどり着ける可能性も上がっているのかなと思っています。

 

絶対に勝つという意志

「オレは勝つ!」

 

という謎の根性論が、発展して長文になってしまいましたが、、、

 

僕は「たかがジャグラー相手」にこのくらい考え、それを続けてみたらお小遣いくらい勝てるようになりました。

 

この時代のスロットで勝つことにどんな価値があるのかはわかりませんが、僕は学校を出てからは、国内外を転々とはしたものの、仕事に関しては会社員しか知らず、ある時「給料以外の方法で、一円でもいいから自分の力で稼ぎたい」という衝動に駆られました。

 

それで目をつけたのが、学生時代にハマっていたスロットだったわけですが、始めた以上は結果が出るまではやろうと決めていました。

 

最初は全然うまく行かず、「自分は若くないし、こういうギャンブル系のセンスがないんだ・・・」と諦めていた僕でも多少の結果は出せるようになってので、勝ちたいという意志のもとに、いろいろ考えて試行錯誤することである程度の結果は出せると思っています。

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