先日、新台入替日のホールで夕方からマイジャグラーを打ちました。
結果からいうと投資3Kの回収6Kでプラス3Kとなったわけですが、めでたしめでたしとはいえない内容で、打っていて

とさえ思わされました。
普段ジャグラーは短期的な結果で評価するべきではないと書いているのですが、最近は
こぜ6 → あって中間
という流れを何度か食らっているので、
設定3とかのハンパな台に翻弄されているんじゃないか
と思っています。というわけで今回は
がんばっても結果につながらないホールの特徴と設定3っぽい挙動
ということで思うところを書きたいと思います。
台に座った理由
まずは実際に打った台のデータを見ましょう。
ホール的には、正直そんなにジャグラーには期待してはいけないホールなのですが、たまにジャグラーに力を入れる時期があり、最近は全体的にジャグラー関係の数値が少しよさげということもあり、少し気にしています。
この日打ったのは
2485GでBIG8(1/310)、REG12(1/207)、合算1/124
という台でした。
REG確率は設定6の数値を超えていますが、このくらいのゲーム数ではまだなにも分かりません。
しかしこの日はこの台を打ちました。台の数値以外にも以下の根拠があったからです。
- この日はゴージャグ2の新台入替日
- このホールは昨年くらいから、新台入替日にかなり力を入れてくる傾向がある
- しかし新台には設定を使わず、それ以外のメイン機種に使ってくることが多い
- マイジャグのシマを見渡すと、REG先行している台がけっこう多い
- この日は年に1〜2回しかない、ジャグラーの新台入替日なのでジャグラーに期待が持てる
- マイジャグのシマに、アツい日にしか顔を見せない専業の打ち子がいた
- その専業の打ち子がマイジャグに座っている=マイジャグにも設定を使っている可能性が高い
- さらに専業の打ち子の台から並んで5台ほどREG確率が異様によく、自分の座った台もその並びに入っているので、並び系みたいな期待感もある
という感じでプラス材料が複合した上で、
2485GでBIG8(1/310)、REG12(1/207)、合算1/124
という台があったので、打ってみる価値は十分にあると踏みました。
打ち始めて600Gで高設定確信
そしてこの台を打ち始めると、すぐに単独REGのラッシュが訪れます。
600Gほど回した時点でのデータがこちら
打ち始めから1時間ほどでこんなデータとなり

なんて思っていました。
やっぱり撤収・・・
途中経過を全部省きますが、この数時間後この台を手放して撤収しました。
最終データはこちらです。
設定4以上の確率が90%以上あった3000G時点の面影はどこへやら・・・一転して設定3以下の可能性が23%、つまりほぼ1/4となりました。
ヤメた時点でのデータは
5259G
BIG18 (1/292)
REG24(1/219)
合算1/125
でした。
これだけ見ればかなり強いんですが、実際に打ちながら単独REGとかブドウの数値を知っているので不安感しかありません。
またこの推測ツールでは、「均等配分」というデフォルトの設定配分を使っていて、これは「設定1〜6が均等に入っている」というあまり現実的ではない仮定となっています。
そのため、出てきた数値をそのまま鵜呑みにするのはかなり危険で、多少差し引いて考えるか、自分なりに予想した設定配分をツールに入力する必要があります。僕は配分を入力するのが面倒なので、デフォルトの均等配分のままで自分の中の評価基準を変えるようにしています。
3094G時点のデータと比べるとわかりますが、2200G近く回して単独REGに一度も当たっていません。BIGに関しては、単独BIGは設定1以下の数値です。ちなみにこの日、BAR図柄揃いを二度引いています。
設定差のない部分を二度も引いてなお設定1以下の数値です。つまり、この中段チェリーの片割れを一度も引けなかったら、単独BIGは1/600となっていたわけです。
さらにブドウも悪いですね。僕はあまりブドウ確率を信用しませんが、単独REGが引けてこない、ブドウも悪い、強いのはチェリーBIGとチェリーREGだけとなれば不安にもなります。
ちなみにチェリー重複系は、そもそもの確率分母が大きいので、短期間に少し引けたり引けなかったりしてもあまり踊らされない方が良さそうです。もちろんたくさん引けるに越したことはないんですが。
そしてこの日も、一時期は1500枚近くあった出玉がみるみるうちに飲まれ、最後に雀の涙ほどの残りコインを持ってのトンズラとなりました
(>_<)
(T_T)
ジャグラーあるあるですが、
「こんな店、1000枚サクッと出た時点でヤメときゃよかった・・・」
と思いつつ家路につきました。
まあ、1000枚サクッと出た時点では合算1/98だったので、あそこでヤメるっていう選択肢には僕にはなかったですが・・・
やれない店のジャグラーの特徴
スロットはこれから起こる結果を予測することができないので、飲まれたという結果論を見てあれこれいうのは筋違いかもしれません。
しかし、こういうことがあまりにも頻繁に起こるホールにおいては、
「そもそも大した設定じゃないからいつも飲まれるんじゃないか」
と疑うことも重要かなと思います。
もちろん、一回や二回で決めつけることはできませんが、何度か検証したり、自分以外の台の挙動を見ることで判断の助けとなります。
ここからは、僕がジャグラーで結果が出にくいと感じているホールの特徴を紹介したいと思います。
出ても飲まれることが多い
単純ですがこれは意外と大事かもしれません。
1000枚1500枚と出ても、数時間後には全飲まれなんてことがしょっちゅう起こるホールでは、そもそも大した設定の台を打てていなかったのかもしれません。
ジャグラーは高設定でも1000枚くらいのアップダウンは頻繁にあります。なので一回全飲まれしたくらいで決めつけることはできませんが、ある程度の期間にわたって結果が出ないホールというのは、そもそも出玉率が高くない台=低設定や設定3など、が多用されている可能性が疑われます。
REGが多い時もチェリー重複が多く単独REGが足りない
今回の僕のケースもそうでしたが、終わってみれば単独REGは1/462でした。これに関しては

と決めていて、実際にそうなった時点でヤメたからというのもありますが、最初の600Gで6回も引けたものが、その後の2200Gで一回も引けないとか、確率にはいつも驚かされます…
ただ最初にどんな鬼ヒキをしようとも、最終的に1/462しか引けなかったというのがすべてなので、それを受け入れるべきですね。まあ1/462くらいならまだマシな方で、もしも打つたびに1/600とか一回も引けないということが頻発するホールは、かなり低設定の可能性が上がります。
ブドウが悪いことが多い
今回の台の場合、2800G回してブドウが1/6.5と設定1以下の数値でした。
ブドウに関しては僕はそこまでアテにしていないのですが、確率分母が一番小さいフラグなので、一番早く数値がまとまりやすいというのも事実です。
それを考えると、こういう悪い展開を食らい、しかもブドウもいつも通り悪いというのは、低設定や設定3くらいの一時的なヒキで勘違いさせられているだけかもしれません。
REG確率が高いのに全体の差枚数がかなり低い
この日のマイジャグのシマを見ると、4000Gくらいの時点ではREGが20回、つまり1/200くらいで引けている台が何台もありました。
しかし5000G、6000Gと回すと1/240、1/270と落ちていく台が多かったのが特徴的でした。
そしてさらに注目すべきは、これだけの数値にも関わらず、差枚数、出玉率が低いのです。
手元にあるデータから、シマ全体の数値を見てみると
- 総ゲーム数 = 71636G
- BIG確率 = 1/286.5
- REG確率 = 1/285.4
- 差枚数 = 2406枚
- 出玉率 = 101.1%
となっていました。
REGは設定4と設定5の間ですが、BIGに関しては設定1並みの数値です。そして出玉率が101%しかありません。これを素直に読むならば、平均設定3ということになります。まあ100%を超えていただけマシなのかもしれませんが・・・ただこの辺りは非等価ということもあり、ジャグラーに関しては100%に近い出玉率での営業が多いようです。
僕の経験上、ホールがしっかりやる気になれば、マイジャグラー全体の出玉率は104%を超えてきます。107%なんてこともあります。
1日のデータだけを見て決めつけるのは早すぎますが、シマ全体でみればすでに7万ゲームを超えるデータが集まっています。もしこんなことが頻繁に起こるホールにおいては、設定3メインの営業をしている可能性も高いと注意をした方がいいかもしれません。
REGが1/250を切っている台でも捨てられる
この日面白かったのは、午後8時、午後9時という時間にも関わらず、合算1/120、REG1/230みたいな台があちこちに空き台放置されていたのです。
どの台も少し出ては飲まれたり、REG先行で打ち手が耐えられなかったり、そんな台ばかりです。
一台だけ、BIG38、REG19みたいな感じで爆発している台がありましたが、それ以外はREG先行で捨てられまくっていました。
会社帰りの打ち手が飛びついたのに、当たらずにヤメたり、当たったけど飲まれてヤメたりといった感じです。
この日が週初めの月曜日だったことも関係あるかもしれませんが、こういう打ち手の警戒心は、普段のホールの行いに対して少しずつ積み重なって出てくることかもしれないので、よさげな台があっさりと捨てられるホールは何かあるのかなと勘ぐってみるといいかもしれません。
専業が捨てる
僕が台を打ち始めた根拠の一つに、
専業が同じシマで後ヅモを狙っていたから
というのがありました。
専業のタイプにもよりますが、彼らは中間設定は要らないというスタンスで打っていることが多く、そのため少しでも「中間臭」を感じると捨てていきます。
なので、専業が捨てた時点で多少は警戒をした方がいいかもしれません。
300Gオーバーのハマリを何度も食らう
そして最後は、
せっかく出ても300Gオーバーのハマリを何度も食らうので結果的に出玉が残らない
ということです。
数値的に考えれば、設定3の本来の挙動とは「出るときは出ても、その後しっかりハマって差枚を残させない」といえます。
設定6の場合、300Gオーバーのハマリ発生率は10%を切ります。300G以上のハマリを短い期間に3回も4回も食らうというのは、高設定では少し考えづらい数値となっているので、そこまで自信が持てない状況では300G以上のハマリ発生率に注目するといいかもしれません。
ただ、300Gハマリを頻発したらそれだけで低設定と決めつけるのもキケンです。昔マイジャグの設定6を打っているときに、
一桁連 → 300ハマリ → 一桁連 → 300ハマリ → 一桁連 → 300ハマリ
という流れを食らったことがあり、そのときはさすがにびっくりしました。なのでホール状況を見ながらの判断となりそうですね。