どうも!
北電子から初の6号機「マイフラワー30」が検定を通過したそうです。北電子は自らいわないでしょうが
北電子版沖ドキ
といえばわかりやすそうな台です。
ただのパクリ、いやオマージュ台かと思いきやPVをみていたらかなり楽しそうだと思ったので紹介したいと思います。僕くらいのオッサンになると新機種が出ても全然打ちたいと思わなくなるのですが、これは素直に打ってみたいと思いました。というわけで駆け足で紹介したいと思います。
なお本記事は2019年2月10日時点の情報を元に1ゲームも打たずに書いています。今後追加情報とともに内容が古くなると思うのでご了承ください。
マイフラワー30のPV
本家北電子のPVはこちらから。
基本スペック
マイフラワー30は6号機で純増3枚のAT、30Φのみの機種だそうで、初当たり確率はこんな感じです。
スペックとしては沖ドキよりも少し初当たり軽めな感じですね。とはいえ設定1で1/210ってことはわりと普通に1000G近くハマるポテンシャルを秘めてますね。ただコイン持ちはどうなんでしょう?他の6号機のように1000円で50G近く回るのでしょうか。
ボーナスに関しては、 BIGが180枚、REGが60枚とのことなので、それぞれ60G、20GのATなのでしょう。
また設定6の機械割が108%と若干低めです。おそらく高設定確定演出も一切なしで、沖ドキ同様に設定狙い厨に簡単には狙わせないというスタンスなのでしょう。ハイエナができるかどうかは興味ありますね。
シナリオ管理型AT
プロモーションビデオをみていくと、
「シナリオ管理型AT」
「プログラムフラワーシステム」
なんて言葉が出てきます。
つまり初当たり時にATのシナリオが決定されて、それに基づいて連チャン性能が変わるというものですね。戦コレとかG1とかと似ているのかもしれませんが、ジャグラー中毒者をたくさん生み出してきた北電子と沖スロのコラボですから、女の子が胸を揺らしているだけの萌え台(KPEファン方ごめんなさい…)など足元にも及ばないようなアツくなるシナリオシステムを搭載していると期待したいところです。
どストレートな「たたきどころ」
ボーナス(AT終了後)の32Gがチャンスだというのは沖ドキ系の台のお約束ですが、マイフラワー30も同様ですね。沖ドキは天国モード時の当選確率が一律で1/8だったのですが、マイフラワーは均等な確率ではなく、特定のゲーム数を高確率に寄せてあるようです。
HEY!鏡のドライブゾーンみたいな感じ(ただし天国モード時は超高確率なハズ)でしょうか。
エピボなの?ドキドキなの?白7は恩恵ありそう
沖ドキシリーズはBIGかREGしかないというパターンでしたが、マイフラワー30においては白7揃いは特別な意味を持つようです。
BIG獲得枚数は赤7揃いも白7揃いも同じようなので、違うのはシナリオ選択率、もしくはモード(という概念があるのかは不明ですが)の優遇なのでしょう。
しかも一度REGが揃った後に白7に昇格したりなんてこともあるようです。この辺は擬似ボーナスの機種ならではですね。
かなちゃんランプ的なものも!
さらには中段チェリーも搭載していて、PVではそこから「かなちゃんランプ」的なランプが点灯するシーンもありました。
神々しく輝くジャグリー!?
まだ名前は不明!!!
ファンキージャグラーのワンちゃんみたいに公募するのか?!
なんだかわからないですけど、このランプが光った時点で1G連確定なのか、はたまた超ドキドキランプのように天国シナリオ確定なのか。気になりますね!
打ってないけど感想
PVを見ただけですが一度くらいは触ってみたいと思いました。というわけで、少し個人的な感想を述べたいと思います。
リール配列
リール配列なんですが、こちらに関しては以下のようにいわゆる普通の沖スロ、それも北電子系の沖スロっぽい配列になっています。
リール配列に関しては「遠慮なく沖ドキをパクれ!」と思ったけど、白7が特別な意味を持っているということを考えればこれはこれでいいのかもしれません。ちなみに僕はハナハナは常に白7を狙う派でしたし(白系の音楽が好きでした)。
完全告知機なのですが、ゲチェナとか左中段白7に一確目とかはまあ普通にあってもいいのかもしれませんね。あとBAR揃いですが、これはおそらくプレミアフラグなのでしょうか。
ハイビスカスがキレイ!
僕がかなり気に入ってしまったのは、この美しいハイビスカスです。
たしかこれ、ロイヤルマハロとかと同じ筐体のデザインなんですよね。しかしロイヤルマハロなんかホールで見た記憶すらない僕にはマイジャグかシークレットハイビスカスのような感じだと思いました!
そしてハイビスカスのデザインがいいですね。正直いって、ハイビスカスのデザインに関しては沖ドキを素直にオマージュすればいいと思っているので、この大きなハイビスカスはかなりプラスポイントですね。北電子のマタドールとかマハロ系の沖スロはあまり好きではなかったので…
シンプルさと裏腹の複雑系は大好物
さてこれは詳細なスペックが出ないとわからないですが、本機はシナリオ管理のわりと複雑なシステムを搭載しているようです。基本シナリオに加え、自力ストック(強制連チャン)やモードの概念とかが複雑に入り組んでいるようだと僕はかなり好きになれそうです。
沖ドキが人気になったのだって、あの単純明快なゲーム性と裏腹に複数のモードの行ったり来たり、そこに1G連をからめてみたいな多彩さがあったからだと思います。
今回も光れば当たりみたいなシンプルなゲーム性の裏で複雑なモード移行など、知識介入ができればいいのですが。ですが正直なところ、そういうのはユニバ系が秀逸なんですよね。だから本機はそこまでの複雑さは期待できないかもしれません…
音楽は沖ドキにはかなわないのか…
あと、この手の機種で大事なのは、顔の見えないキャラと音楽ですよね。僕は今では全く打ちませんが、昔は沖ドキがかなり好きでした。当時は等価のホールも多くけっこう打っていたのですが、投資が5万円を超えることも多いこの機種を非等価で打つのはあまりにもキツイとなり、遠ざかっていました。
で、沖ドキが大好きだった理由の一つに1G連確定時に流れる音楽があります。あの歌は「私バージョンアップ!」という歌で竹達彩奈さんという声優さんが歌っています。一度鳥肌が立つほどに感動したのが、普通にBIGを引いたらいきなり「私バージョンアップ!」が流れてきたのです。普通はカナちゃんランプが光ってからあの歌が流れるので、その時は違和感がすごかったです。
まあ恩恵的には普通に1G連が確定していただけだと思うのですが…BIG当選と同時にあの歌の出だしのドラム音が聞こえてきた時に半ベソをかきましたね。その日の夜には自分のスマホに「私バージョンアップ」をダウンロードして「私バージョンアップ」だけをリピート再生していましたからね。ニクイ演出です。
ちなみに「私バージョンアップ!」はこれです。
曲名も何も知らない時は「私おばあちゃん!」という曲だと空耳していました。「私がおばあちゃんになっても私だけを見てねテヘ」的な歌だと思い、勝手にストーリーまで作ってましたからね、無知なくせに思い込みだけ激しいオッサンほど危ないものはないですね。
話が逸れてしまいましたが…マイフラワーのPVを見ても音楽などの話が全然出てこないので、そういう音楽とかのコンテンツがなさそうなのは少し残念ですね。
25Φがないのはいいことなのかも
さて、これまでリール配列だの音楽だのを云々しましたが、少し真面目な話をしますと、この機種は当初は30Φのみで展開するようです。これはなんでなのかなと思ったのですが、今の寡占状態の30Φに入っていくためにあえて30Φのみに特化したのかななんて邪推しています。
もっとも沖ドキは2020年5月までは設置され続けるので、この機種がすぐに沖ドキの代わりになるとは思えないのですが、6号機に移行したところで北電子も30Φ沖スロAT機のジャンルに食い込もうと意思なのかはわかりませんが、いきなり変なジャグラーを出すのではなくて、ちょっと弱めの市場でテスト的なことをするのはいいのかなと思います。
「オマージュ」しあう文化は好き
最後に思うことは、僕はこの手のオマージュ文化がけっこう好きです。まあ悪くいえば「パクリ合い」なのですが、僕はこういう冗談が通じる文化はけっこう好きですね。
そもそも沖ドキは裏モノっぽい沖スロのゲーム性をユニバがAT機として再現したものです。最近のパイオニアのシークレットハイビスカスなんかは北電子のマイジャグラーのパクリです。そして今度は、シークレットフラワー(北電子)が沖ドキとシークレットハイビスカスをまとめてオマージュ返しするという三すくみの構造です。
こういうやりとりは見ていて面白いですよね。個人的にはその輪に山佐にも参加してもらいたいものです。
一度は打ちたい
さて、あれこれPVの感想を書いてきたわけですが、マイフラワーがホールに導入されたら打つか?と言われたら…多分一度は打つと思います。そしてもしも、ハイエナが有効ならば僕は積極的に打ちたいと思います。まあ導入時期も何もまだわからない状態ですが、実際に導入を開始したらまたこちらで更新されていただきたいと思います!
ただ僕のいる地域、30Φはなんとも微妙なんですよね…沖ドキの先を見据えてまとめて導入してくれるホールがあることを願うばかりですが、現実にはユニバが沖ドキの続編を出してそっちが素直に人気が出る流れなのでしょうかね。