ジャグラー

マイジャグの全6シマは最初の1000Gでどういう数値になるのか

安定感抜群で右肩上がりに出続けるイメージが強いマイジャグの設定6ですが、そのイメージが強いばかりに、ちょっと挙動が悪い時にうっかり捨ててしまうこともあります。

以前、某店が50台以上のマイジャグを全6にしたときのデータを残してあったので、

まずはそのデータをもとに「最初の1000Gではどんなデータになるのか」を知った上で考察をしてみたいと思います。

マイジャグ全6シマの最初の1000Gのデータ

ではさっそくデータの方からまいりましょう?

台番号 BB RB 合成確率
1 4 (1/250) 2 (1/500) 1/167
2 5 (1/200) 6 (1/167) 1/91
3 2 (1/500) 5 (1/200) 1/143
4 2 (1/500) 2 (1/500) 1/250
5 4 (1/250) 2 (1/500) 1/167
6 2 (1/500) 4 (1/250) 1/167
7 7 (1/143) 5 (1/200) 1/83
8 4 (1/250) 3 (1/333) 1/143
9 2 (1/500) 4 (1/250) 1/167
10 1 (1/1000) 1 (1/1000) 1/500
11 5 (1/200) 2 (1/500) 1/143
12 5 (1/200) 6 (1/167) 1/91
13 4 (1/250) 5 (1/200) 1/111
14 2 (1/500) 6 (1/167) 1/125
15 2 (1/500) 2 (1/500) 1/250
16 3 (1/333) 4 (1/250) 1/143
17 2 (1/500) 4 (1/250) 1/167
18 2 (1/500) 3 (1/333) 1/200
19 5 (1/200) 5 (1/200) 1/100
20 5 (1/200) 5 (1/200) 1/100
21 5 (1/200) 4 (1/250) 1/111
22 3 (1/333) 3 (1/333) 1/167
23 2 (1/500) 5 (1/200) 1/143
24 5 (1/200) 7 (1/143) 1/83
25 4 (1/250) 4 (1/250) 1/125
26 4 (1/250) 5 (1/200) 1/111
27 1 (1/1000) 3 (1/333) 1/250
28 5 (1/200) 4 (1/250) 1/111
29 5 (1/200) 2 (1/500) 1/143
30 5 (1/200) 4 (1/250) 1/111
31 4 (1/250) 2 (1/500) 1/167
32 4 (1/250) 2 (1/500) 1/167
33 9 (1/111) 1 (1/1000) 1/100
34 5 (1/200) 6 (1/167) 1/91
35 5 (1/200) 6 (1/167) 1/91
36 3 (1/333) 6 (1/167) 1/111
37 4 (1/250) 2 (1/500) 1/167
38 1 (1/1000) 5 (1/200) 1/167
39 5 (1/200) 4 (1/250) 1/111
40 7 (1/143) 6 (1/167) 1/77
41 7 (1/143) 4 (1/250) 1/91
42 7 (1/143) 3 (1/333) 1/100
43 1 (1/1000) 2 (1/500) 1/333
44 7 (1/143) 3 (1/333) 1/100
45 2 (1/500) 2 (1/500) 1/250
46 1 (1/1000) 6 (1/167) 1/143
47 2 (1/500) 0 1/500
48 3 (1/333) 5 (1/200) 1/125
49 6 (1/167) 4 (1/250) 1/100
50 7 (1/143) 4 (1/250) 1/91
51 7 (1/143) 6 (1/167) 1/77
52 4 (1/250) 4 (1/250) 1/125
53 0 4 (1/250) 1/250
54 2 (1/500) 4 (1/250) 1/167
シマ平均 1/257 1/260 1/129

 

ざっと見ると、「これなら絶対に捨てない」というデータもあれば「こんなの捨ててるわ」というくらいに弱いデータもありますね。

各台のデータはばらつきがあるものの、シマ全体の平均でみるとやはり高設定っぽい数値になっています。

「ホントに全6なの?」という疑問もあるかと思いますが、真相は部外者の僕にはわかりません。

ただこの日の最終データを見ると、54台で総計46万ゲーム回って、BIGが1/239.2、REGは1/238.8で全台がプラス差枚で終了していましたし、この店舗は過去には凱旋や絆といった機械割が高い機種や、マイジャグのように設置台数が多く、「全台系にするわけがない」と思われていた機種をあえて対象にして度肝を抜くというスタイルをやっていたので、状況も踏まえて客観的にみると全6だった可能性は相当高いと僕は思っています。

データから読み取れること

上記のデータから特徴的なデータを見ていくと、以下のことがいえます。

  • REG確率が設定6以上だったのは54台中19台で35%。
  • 合算確率が設定6以上だったのは23/54で43%。
  • REG確率が設定3以下だったのが20/54で37%。
  • REG確率が設定1以下だったのは14/54で26%。
  • 合算確率が設定2以下だったのも同じく37%

僕にとって衝撃的だったのは、1000Gの段階でREG確率や合算確率が悪い台が4割弱もあったということです。

マイジャグラーといえば設定6のスペックがぶっちぎりで高いため、「マイジャグの6なら5000枚出て当然」とかいいイメージが先行しがちで、設定6なんかどこにもないと都市伝説のような扱いを受けがちです。

たしかに設定6を使わないホールが大多数だと思いますし、打ち手の僕ですら「マイジャグは設定5で十分じゃないか」と思うほどです。僕などは、設定確認をさせてくれるのなら設定4でも打つと思います。

そのせいか、設定6に対する期待感が必要以上に高まってしまって、「6は出まくりでモロバレ」みたいな幻想を抱いてしまうのではないでしょうか。

しかし現実には、設定6だけがエクストラ設定というわけでもなく、むしろ1〜5の延長線上にある設定です(もちろんスペック的には凄いですが)。

そしてたかだか1000Gの段階では設定なんてあってないかのような動きをしてくれます。

打ち手はどうするべきか

では打ち手はどうするべきなのか。

いくつかのポイントがあると思います。

一つ目は、捨てることを恐れないこと。

マイジャグラーの6といえど短時間でジャグラーを看破するのは不可能に等しい。じゃあもっとじっくりと打たなきゃ、となりがちですが、まだ結果が出ていない方には、「ホール状況に自信が持てなければ捨てていい」という損切り重視の考えをおすすめしています。

このデータを見て、「全6なら捨てるわけない」と思っても、現実のホールで、REG1/500で合算も1/333みたいな台を見つけたらあまり打ちたくないですよね。

グループで打っているうまそうな人だってだってその数値で納得して捨てていく可能性はかなり高いですし、逆に「そんなクソ台早く捨てろ」とやめさせるかもしれないレベルです。そんな「知ったような考え」が平気で覆されるからジャグラーは難しいのでしょうね。

そこで次のポイントなのですが、それはホールの状況を見抜くことです。

上の店舗は過去に何度も全6をやっていたので、特定日には何かを仕掛けてくると考えられます。「そろそろマイジャグの順番か?」と思っている状況でシマに入っているのであれば、全体的な数値に目配せしながら、押し引きの判断をすることができます。

そのためにはシマを定期的にチェックするのもそうですが、下のようなシマ合算ツールを利用する方法もあります。

シマ合算確率算出ツール

<<更新>> 改良版のツールを以下のリンクにて公開していますので、よろしければこちらをお試しください。 改良版シマ合算ツール 初回使用時は使い方がわからないと思いますが、「?」 ...

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そして押し引きするときはその日の勝敗や期待値に捉われすぎず、「この店でこういう立ち回りをしていたら、数ヶ月という単位で見れば勝てるんだ」「だから今日この台が低設定だったとしても大した問題じゃないんだ」と自信を持てるように過去の傾向を把握するといいでしょう。

これはホール攻略が絡むので一朝一夕にはいきませんが、長くホールに通ったりデータを見て、実際に結果が出てくれb自信を深められます。

そしてもう一つは経験値と思います。

今回のようなデータを何度も見たり、「ダメだと思って捨てた台が高設定だった」「イケると思って粘ったらダメだった」こういう経験を重ねるうちに確率のブレ幅に対する感覚が身につきます。

できれば今回のような答え合わせができる状況がベストです。最近はホントに減りましたが、店長ブログやツイッターで設定状況をほのめかしたり、後日お店の人が「あの日は設定456でしたよ」とか教えてくれる時もあります。それを信用するかどうかも駆け引きなのですが、そういう状況でデータがどうブレるかを見ていると経験値は高まると思います。

確定演出がある台だと、設定4以上でもキツイとかいろいろ分かりますが、ジャグラーは確定が出ないので推測しかないんですよね・・・

あと、経験値がついたからといって設定を看破できるわけでないので注意が必要です。経験値がつくと「6でもこんなことはある」「低設定でもこのくらいの背伸びはしてくる」ということが冷静に見られるようになるという感じでしょうか。

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