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ポーカー用語の「ティルト」とスロットのメンタル管理と似ている点

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この前の週末はスロットで負けて、こんなツイートをしました。

 

 

いわゆる「不調期」は今までも何度もありましたが、過去の不調期は例外なく脱出してきました。しかし不調の真っ最中にいるときは気も弱くなり、「もうスロット勝てる気しないしつまんねぇし、もう引退だな・・・」なんて考えているわけです。

そして負けまくった夜にネットを見ていたら、ポーカーの「ティルト」という用語を知りました。

耳慣れない言葉ですが、スロットの立ち回りやメンタル管理にも当てはまり面白いなと思ったので、ティルトの解説とスロットとの比較をしてみたいと思います。

ちなみに僕はポーカーに関してはズブの素人です。昔、友達と遊んだり、ゲーセンのメダルゲームでやった記憶はありますが、外国でいわゆるポーカーと呼ばれる、降りるとか掛け金アップとかやるタイプのポーカーはルールすらわかりません…

ティルトとは

ティルトは「tilt」という英単語であり、主な意味としては「傾ける」「傾いていること」という意味だそうです。

一体どういう意味なのか、Wikipediaの解説を見ていきましょう。

ポーカー用語としてのティルトとは、プレーヤーが最適ではない戦略を取ってしまうメンタルの状態を指し、ティルト状態のプレーヤーは、感情的に不安定で、ストレスのせいで攻めっ気が強くなる。

なるほど、プレーヤーのメンタル状態が「傾いている」状態を指すのですね。いわゆる「メンタル崩壊」、「自滅」の状態であり、スロットでも同じことがよくありますね。

手堅く立ち回っていたつもりでも、理不尽な負けを食らううちに立ち回りが乱れ、「負けを取り返すにはこれしかない」といって、北斗無双やゴッド系などの波が荒い機種で一撃狙いをしてしまうのは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

よく回る台とか天井期待値がプラスとか、勝つための思考に基づいて座るならいいですが、茫然自失やヤケクソな気分で打つ時もありますよね。「どうせなら行くとこまで行ってやる」と、むしろ自滅を望む心理状態に陥ってしまう人もいると思います。

 

敵をティルト状態に陥れたり、自分自身がティルトに陥らないように対処することは、ポーカーにおいては非常に重要である。

ポーカーや麻雀は人対人の要素が強いゲームなので、ライバルを陥れた分だけ自分が有利になるという面がありますよね。

その点パチンコスロットの相手は機械なので人対人を意識する局面は少ないですね。僕が麻雀を好きになれず、スロットが好きなのもそこに理由があったりします。

スロットにおいて直接的にライバルをティルト状態に陥れる方法があるとすれば、自分の縄張りホールに来た気にくわない打ち手を恫喝するとか、高設定を打っている人の後ろに張り付いて威嚇したり、何日も風呂に入っていない体で横に座りタバコを吸いまくったりとかでしょうか。この手の嫌がらせを受けたら確実にメンタルやられそうですが、実際に起こる頻度もかなり低いでしょうし、明らかに悪質な行為であれば店側が対応してくれるかもしれません。

ティルトのきっかけ

ティルトは、イライラなどのストレス、他のプレーヤーに対する憎しみ、単純に運の悪さなどから生じやすい現象である。

経験あるプレーヤーは、自分がいまティルト状態にあると認識して、プレイに影響を与えないようにする方法を学習することを推奨している。

これはスロットでもありますよね。

 

上のツイートをした週末のことですが、とにかく色々キツかったです。

バジリスク絆に座ったらAT1回当てるまでに4万入り、しかも駆け抜け。

ATは何回当てても単発ばかり。1/32768引いて上乗せ特化ゾーンに入れても600枚だけ。

ジャグラーに座れば1800GでBIG2、REG3だけ。

他の人はもっと簡単に出せてるのに、自分は何を打っても設定1をはるかに超越した下ブレ・・・

猫がレバー叩いてももう少し出そうなのに。どうして自分だけ・・・

 

この時は他のプレーヤーのことは考えてなかったですが、単純に運が悪くキツかったです…

こういう時に

おいおい、今日はキツイぞ。ん?自分、今イラついているな

と気づけることがかなり重要で、それだけでティルトを防げるかもしれません。

僕も苦しい境遇には免疫があるつもりでしたが、まだまだ修行が足りないようです。また悪運が一気に押し寄せると、自己認識をする間もなくティルト状態になってしまったりするので、常日頃から油断してはダメですね。

 

ティルトの語源は、ピンボールマシンを揺らす(tilt)ことからきていると言われる。

ボールがフリッパー(羽根の部分)の間に吸い込まれそうな時、プレーヤーはボールの軌道を変えようと躍起になりマシンを物理的に揺らすことがある。マシンによってはこれを反則行為として検知し、ディスプレイに「TILT」と表示してフリッパーを動かせない状態にする。フリッパーを動かせなければそのボールは確実に失ってしまう。

ポーカーにおいては、ストレスのせいで攻めっ気が強くなり過ぎたプレーヤーは結果的に不利益な行動をしてしまうということを意味している。

ティルトはもともとポーカーで使われた用語であったが、最近では他のゲーム、特にeスポーツにおいても使用されるようになった。eスポーツにおけるティルトとは、怒りのせいで自制心を失ってしまうことを意味する。

ここはティルトの語源というトリビアな話ですね。ピンボールには原始的なドツキセンサーが付いていて、振動を検知すると下の羽根が動かせなくするペナルティが発動するそうです。

ちょっと話が逸れますが、ピンボールマニアの間では、「このマシンは横方向の揺れにはシビアだが縦方向は検知しにくい」とかマシンごとの特性を把握して台に合わせた揺らし方をするなど、高度な攻略法があったみたいです。

これはパチンコの一発台や羽根モノに似てますね。昔「ミサイル776D」という一発台があり、クルーンに玉が入ったら、玉が当り穴を通るタイミングでハンドルを思いっ切り引っ張り、その振動で当り穴に入りやすくするという攻略法がありました。

手をあげて台を叩くとバレるので、平静を装いレバーを思いっきり引っ張るのが流儀だったそうです。

そしてそれをいかに店員にバレずにやるかが腕の見せ所なんだと言われました… でも店側の注意も聞かずにバレてボコボコにされて出禁になった人もいたそうなので、僕は怖くてやったことありません。

ティルトのよくある原因

ティルトに陥る主因は「負けること」であり、特に衆目の中での負けや屈辱的な負けが原因となりやすい。

ポーカーにおいては、バッドビート(いい手を持っているのにありえないような成り行きで負けてしまうこと)をきっかけに平常心を失うことがある。また、他のプレーヤーのマナー違反などにイライラしてティルト状態に陥ることも多い。

「バッドビート」という用語が出てきますが、これもスロットではよくありますよね。

  • 高設定確定台を打っている自分が負けてるのに、ふらりとテキトーに座った人が大勝したり
  • きっちりとハイエナをしている自分は天井単発の嵐なのに、期待値マイナス台にテキトーに座った人がGOD引いたり
  • 自分はよく回るパチンコで1000ハマリ食らっている中、後からきた人が500円で確変引いたり

 

「設定なんか関係ない、期待値とか全部ウソ、ボーダー理論とかオカルト」

 

こういう感じで立ち回りの軸を乱してしまうのです。

この説明は、プレーヤーはすでに「正しいプレイとは何かを理解している」という前提でされています。スロットでいえば、勝つための知識や立ち回りを知っている人であっても、不運を食らううちにメンタルバランスを崩してしまうということなんですね。

 

あまり一般的に認識されていないが、いちかばちかの勝負に勝ったり、幸運が続いている時などのポジティブな精神状態をきっかけにティルトに陥る「勝者のティルト」も存在する。ポジティブ思考はネガティブ思考と同じくらいに有害なもので、普通のティルトも勝者のティルトも同じ悪癖を引き起こす。

 

荒い機種を数多く打っていれば、何も考えずに打った台が万枚出たり、軽い気持ちで座ったパチンコで5万発出たりということもあるでしょう。

スロットでは「エンペラータイム」という言葉があるように、何をやってもうまくいってしまう時期があります。勝者のティルトとは、こういう時に気が大きくなり、それがきっかけで立ち回りが乱れてしまうということでしょうかね。

ティルト状態に陥った時のアドバイス

初心者にとっては、ティルトの排除または最小化は非常に重要な改善項目である。

何千時間もプレイした上級者の多くはティルトを克服したというが、プロのプレーヤーの中には、プロになった今でもちょっとしたきっかけからティルトになる落とし穴があると認めている人もいる。

これはスロットにも言えますよね。

勝つための立ち回りを理解してかなりやり込んできた上級者でもティルトしてしまうことがあるというのは興味深いです。

僕は自分のことをプロだなどと思っていませんが、スロットにそれなりの時間を費やしました。にも関わらずたった2日くらいの不運でティルト状態になってしまったわけです。またプロでもティルトしてしまうということなのでとにかく油断は禁物ということですね。

 

ティルトと戦うためによく言われるのは、勝ち負け、特に確率、統計的に稀な現象を気にしないということだ。

強い手が入り、強気に賭けたのに負けてしまう、いわゆる「バッドビート」などを気に病む必要はほとんどない。このような負けは、まれな偏りが重なった結果であり、戦略の負けではない。

このマインドセットを理解するには、ポーカーとは、意思決定と正しいプレイを適切な資金管理の元に長期的に行うゲームだと理解する必要がある。

 

ここも示唆に富んでいますね。スロットでも設定6確定した台で負けたり、ゴッド凱旋の天井狙いで10回連続で単発食らったり、ジャグラーで1/250くらいのBIGが終日1/500でしか引けなかったり。

これらは確率的に「稀な現象」であり、戦略的な間違いではないので気にしてはいけないということです。この部分は、スロットとかなり類似していて興味深いですね。

 

ティルトを回避する別の方法として、たとえトータルの勝ちが減ったとしても分散(偏り)を下げるという考えがある。

たとえば、受け身のプレイを徹底して、たとえ他のプレーヤーよりもいい手かもしれなくても、よほどの手でなければ降りるという作戦である。これは守りを固めて有利な状況を待つということでもある。

これも面白い部分ですね。例えば、資金が少ない状態では沖ドキやゴッド系を避けるとか、パチンコは良釘でも全ツッパしないとか、そういう感じでしょうかね。

僕は元々がチキンなのでジャグラーが多いですが、そのジャグラーですらちょっとでも不安な要素が出てきたら逃げるとか、かなり守りを重視しているのかもしれません。

しかし、一度ティルト状態に陥ってしまうとその基準が壊れてしまうので、やはりティルトは未然に防がないといけません。

 

ティルト状態に陥ってしまったら、平常心を取り戻すまでテーブルを離れることが推奨される。テーブルを離れている間、休憩して、食事をして(アルコール以外)、必要であれば外の空気を吸ってリフレッシュするといい。

それでも状態がよくならない時は、ゲームそのものから離れ、ティルトの原因となった出来事を心の中で整理できるまでプレイしないことをすすめる。

これらのアドバイスの意図はあくまで、ネガティブな感情で動揺したプレーヤーがさらなる負けを作り、資金に悪影響を及ぼさないようにするためである。

 

これもよく言われることで、いわゆる「不調期」にはホールに行かないのも一つの選択肢といわれます。これはオカルトばかりではなく、メンタルを立て直すという意味合いもあるのかもしれません。

 

ティルトは決して軽視すべきではなく、プレーヤーはティルト状態にあることをできるだけ早く認識しないといけない。ティルト状態にある時はポーカーから離れるというのは最善の選択である。ティルトによって引退を余儀なくされたプレーヤーはたくさんいる。1週間のうちの6日勝っても、7日目に6日分の勝ちを全て吐き出してしまうプレーヤーもいるのだ。

こうしたプレーヤーは、怒りに自分を見失ってしまい、常にベストなポーカーをできていないので、プレーヤーとして上達しづらい。

このような状態に回避する一つの方法として、自分のプレイを統計的に見直すべきだ。以前よりも攻めっ気が強くなっていないか見えることもある。

ここも非常に興味深いです。スロットでは軍資金がなくなることを「パンク」といい、いわゆる専業者でもパンクする人はいます。

僕の行くホールでもパンクした人はいます。以前は打ち子を連れてきたりと専業っぽい感じだったのに、ある日作業服を着て外を歩いているのを見かけたり。。。おそらく資金がパンクしたので日銭を稼ぎに行っていたのでしょう。

何度も万枚出しているのを見たことがあるのに、そんな彼がどうして日雇いの仕事をしているのか。おそらくそれは、勝者のティルトに陥ってしまったり、普段から攻めっ気が強すぎるからだと思います。彼は、ちょっとしたことであの機種が配分高そうと強気に攻めまくるので、それが原因なのかもしれませんが。

攻めっ気の強さがティルトの結果なのかどうかはわかりませんが、ポーカーと同様、スロットにおいても攻めっ気が強い打ち手はうまく行きづらいということを表していると思います。

ポーカー楽しそう・・・

ここまでポーカー用語のティルトの説明を見ながらスロットのメンタル管理と比較をしてきましたが、ここまで書いていて思ったのは、ポーカーって確率論とメンタル管理が最重要とか、スロットとそっくりなんじゃないかということです。

短期的には運ゲーでも長期的には実力が大事なところや、確率的に物事を考える点、相手の表情や仕草から相手の手を読んだり駆け引きを打ったりとか楽しそうですね。

欧米のカジノのスロットマシンって味も深みもないレバーを叩いてジャックポットを夢見るだけの退屈な遊びだと思っていたのですが、向こうではスロットマシンではなくポーカーこそが花形なのでしょう。こんな興味深い議論がなされるポーカーを、純粋にゲームとしてやってみたい気もしますね。

スロッターならばポーカーも楽しめそうだし、ポーカーをやればスロットを上手くなるかも?なんて思いました。

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