データ分析・攻略

遠隔操作・ホルコン割制御はあるのか

ネットを見ていると、遠隔操作とか割制御の話題を結構見かけます。実際のところはどうなのでしょう?

僕は否定派ですが、パチンコ店で働いているわけではないので本当の内情は知りません。

しかし一般に公開されている情報や状況から判断できる部分もありますので、僕の意見をお伝えしたいと思います。

遠隔はあるのか

先に結論を言えば遠隔操作は可能ですし、実際にあります。

しかし、今現在、遠隔操作をやっているホールを探す方が難しいのではないかと思います。

下の動画は、遠隔をやって摘発された店舗で、実際に遠隔を行う様子が見れます。

「制限120」を押されると2時間無抽選になるそうです。

「台監」とか「連5警告発砲」とか、なんか海戦ゲームみたいでセンスもいいですね w

 

当時、悪ノリした人が「発砲してください」とか「制限120しないでください」と書いたプリントTシャツを売っていました。

それを着てパチンコを打ちに行くと、遠隔の被害にあることを免れることができるとか・・・

 

僕の勝手な推察ですが、昔は警察もそこまで厳しくなく裏モノも遠隔も多かったと思います。

遠隔は外からでは確実にわかりませんが、裏モノに関してはそこらじゅうにありました。

 

僕が個人的に好きだったのは「電撃あらっ太郎」という台の裏モノです。

心の準備をしていても震え上がってしまう爆音の告知音が好きでした。心臓が弱い人は心臓ショックで倒れないか心配したくらいです。

マタドールという爆音告知音の台がありますが、あれの10倍は怖かったと思います。

 

裏モノなので、ひとたび連チャンに入るとわずか数十分で6−7万近く吐き出します。

当時はこの台のやる気オーラみたいなものを感じられる気がしてて、結構連チャンを仕留めていました。

でもすぐにやめないから全部飲まれるんですが・・・

史上最恐の完全告知機「電撃あらっ太郎」 ↓↓↓

しかし裏モノは今はほぼありませんし遠隔はさらに減ったと思います。

見つけたら逆にラッキーくらいのレベルだと思います。

ちなみに、上の摘発されたホールは、いかにも昭和っぽい感じのホールで時代の変化についていけず、必死で集客をする中で苦肉の策として行ったと思います。

今はホール企業の大手化が進み、こういう小ぶりなホールは消え、それとともに裏モノや遠隔などは消えていったのだと解釈しています。

そういえば前に、大阪のあるパチンコ店の店長が捕まりました。

問題となったのは、店長が自分で雇った打ち子にスロットの高設定台の場所を教え、打ち子が勝ったお金を裏で折半していたそうです。

もしそのホールに遠隔操作があれば、そんなまどろっこしいことする必要はないと思います。

なぜなら、打ち子を適当な空き台に座らせて、台番号をカメラで確認してから「フリーズ発砲」ボタンを押せばいいのですから。

ホルコンで割制御?

遠隔と並んでよく聞くのは、「ホルコンには割調整という機能がついている」というものです。

あからじめ稼ぎたい利益の目標額を入力すると、それに合わせて大当たりやハマリを発生させて、閉店時には目標の利益額ぴったりにしてくれる優れものだそうです。

たしかにこちらの方が個別攻撃の遠隔よりももっともらしく聞こえます。

しかし僕はこれも信じていません・・・

 

こんな仕組みを実現するには、すべての遊技機メーカーの台がホルコンからの命令を受信して、命令の内容を理解して、その通りに動かなければなりません。

ホルコンメーカーは複数ありますし、遊技台メーカーもたくさんあります。

全ホルコンメーカーと遊技台メーカーが集まり、共通の仕様を決めないといけません。

通信の仕組み、コマンドの内容、結果の報告、失敗した時の処理、そういったことをみんなで協議して、仕様を策定します。

新しい機能が必要になった場合は、まだみんなで集まって仕様を更新します。

こんなことを、警察も業界関係者も誰も知らないところでできるでしょうか?

 

遊技台は一般人でも普通に買えます。

買うのはスロットファンだけではなく、ゲームセンター、競合メーカーもいます。改造業者、ゴト師も買うでしょう。

もしこんなプログラムが仕込まれていたら、ROM解析の専門家にバレてしまうでしょう。

 

こんな大掛かりなことをしなくても、低設定のスロット台とボーダー以下の釘調整のパチンコ台をずらりと並べておけば、勝手に確率の偏りが発生して勝った負けたのドラマを演出してくれます。

確率すごいもので、短期的には信じられないような偏りを見せながらも、試行を重ねれば重ねるほど収束します。

ガセ攻略法に注意!

実は、このホルコンの仕組みが存在すると騙り、それを攻略する方法を売る業者がたくさんいるのです。

そういう業者の思惑もあるのか、ホルコン割制御にはそれっぽい理屈がたくさんついて解説がされています。

あの手の攻略法を信じてはいけません。

やけにそれらしく解説していると思ったら、ホルコン信号が来るとスーパーリーチが一斉に発生するとか、

急にオカルトじみたことを書いているものが多いのです。

割制御なんて仕組みを作る側が、わざわざそんなバレやすい仕組みを組み込むでしょうか?

ホルコンから信号が来ると電圧が上がって周りの台も反応するとか、黒電話の時代ですかって感じですね。

オカルトのネタとしては笑って楽しめますが、高額な悪徳商材もあるので注意しましょう。

パチンコ・パチスロの攻略法は、機械割100%を超える台を打ち続けること以外にありません。

肯定派・否定派の意見

ここで、肯定派と否定派の意見を整理してみました。

肯定派:

  • 今のパチンコ店は大手企業が行うビジネスだから、運に左右されず確実に利益を上げるためには必要
  • オレが確率の3倍ハマリを食らったのだから遠隔確定
  • 爆サイでプレミアリーチが外れたって書いてあったから遠隔確定
  • 若い女が座ったらすぐに当たったから遠隔確定
  • パチンコ屋が法令順守などしているわけがありえない
  • ボナンザ(先ほどの動画のお店)もやっていたから
  • あの店はカメラに向かってお辞儀すると当たりで応えてくれる
  • 北斗のシマだけ爆出しとかおかしいだろ?遠隔確定!
  • 店員がインカムで話した後に急にハマった
  • ホルコン業者が、顔認証と組み合わせた割制御を特許を取得しているから

否定派:

  • 遠隔操作は法令で禁じられている(性善説)
  • バレたらその法人全体で営業許可取消になるからリスクが大きすぎる
  • 警察が抜き打ち検査に来たらすぐにバレてしまうからやるメリットがない
  • 実際に勝っている人が遠隔を否定している
  • パチンコ店関係者もないと言っている

僕は否定派なので、あえて肯定派の意見を多めに載せておきました。

個人的には、カメラにお辞儀とか、中指を立てるとか、そういうオカルトとかネタ的なものは大好きですがw

個人攻撃はあるのか

匿名掲示板を見ていると「店員が自分の後ろでインカムでヒソヒソやったら、急に流れが悪くなった」とかいう人がいます。

店員さんが事務所にいる誰かに連絡して「店長、この客私の脚をガン見してキモいんで、制限120お願いします」とか言ってるんですかね。

ないと思いますw

 

もしあったとして、事務所には誰がいるのでしょうか?店長?アルバイト?

もしアルバイトがやってたら、即ツイッターで公開ですよ。

店長が一人で操作するというのなら、店長は自分の仕事できないですよね?

 

パチンコ店にあるいかついカメラはたしかに穏やかではありませんし、台の異常などもホールコンピュータが常時監視しているでしょう。

しかしそれはトラブルや犯罪の防止のためであって、打っている個別の客なんか背景くらいにしか見えていないと思います。

パチプロの存在=遠隔がない証拠

僕が一番ストンを納得できるのは、実際にパチプロとか軍団が存在するという事実です。

パチプロって、大抵はそこそこの歳の男性でが多くて、若くて美人な女性はいませんよね?

打ち子軍団に関しては、ジャージにサンダルとか、無精髭そのままとか、あまり見た目もよくなく、マナーが悪い人も結構います。

 

もし僕が店長で、遠隔とか割制御ができるなら、まず彼らに集中攻撃を加えると思います。

期待値のみを信じて稼働する彼らは、ホールにお金を落とす客ではありません。

一般の常連客のために用意したオイシイ台を集団で占拠し、回収期には顔も出さず、他の甘いホールへと移動します。

 

軍団にボーダー+4くらいの台をあてがわせた後に「制限120」を連打し、返す刀で常連さんに「連5警告発砲」を連射すればいいのです。

なのにそうならないところを見ると、やはり存在しないのだと思います。

 

おまけ

さんざん遠隔・割制御を否定してきましたが、昔はあったとかなり本気に思っています。

僕が実際に経験した遠隔体験をご紹介します。

本当にあった遠隔体験

今回も遠隔に関する話題をしたいと思います。 前回の記事はこちら ↓ 今回は趣向を変えて僕の遠隔体験をお話ししたいと思います。 本当にあったエンカク体験 見出しところに自分で書いておいてなんですが、遠隔 ...

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