データ分析・攻略

朝イチの店選びや立ち回りを数値化する参加期待値

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スロットの設定狙いは椅子取りゲーム的な色合いが強いので、たまたまだろうと何だろうと自分が腰を下ろした台が高設定であればそれでなんの問題もないわけですが、毎回そう都合よく高設定に座れるわけではありません。

狙い台がハズれていたという悔しさもあれば、狙い台は的中していたのに人が多すぎて座ることができなかったりすることもあります。

そしてそんなことがしばらく続けば

「ホントにこれでいいんだろうか?」

と、立ち回りそのものへの疑問もわいてきます。そこで今回は「参加期待値」という概念を使って、この疑問を払拭する考え方を書いてみたいと思います。

参加期待値とは

スロットにおいては期待値という言葉がよく使われていて、勝ちを目指す打ち手にとっても、利益をあげる店側にとっても必要不可欠な概念であります。

今回は「参加期待値」ということで、期待値に「参加」という言葉が付いています。参加期待値の意味するところは

 

「特定の立ち回りに対するリターンを数値化したもの」だと理解しています。

 

普通は個別の台に対して期待値がプラスとかマイナスというわけですが、参加期待値は応用的な考え方で、立ち回りそのものの価値を表すものだと理解しています。

 

参加期待値の例「時差開放台=設定6」

ここで、僕が実際に体験した中で参加期待値を一番イメージしやすかった事例を挙げてみましょう。

これは昔住んでいた地域のホールで、この店は特定日に特定の数台だけ夕方6時に開放する「時差オープンコーナー」を作っていました。対象機種は日によって違うのですが、ジャグラーの日もあればAT機の日もあり、ジャグラーの場合はハッピージャグラーが3台設定6、AT機ならばなんとバジリスク絆やまどマギが設定6になっていました。

この「イベント」をやる日はメールで告知が来て、17:55くらいになると抽選を行います。ジャグラーの時差コーナーの告知が来た日に店に足を運んでみると、抽選参加人数は6人でした。

対象台数は3台で、抽選参加人数は6人。この時点で抽選突破率は50%あります。

つまり、50%の確率で機械割109%(ハッピーの設定6)に座れるわけです。

運よく座れた場合は閉店まで3700Gほど打てるので、期待収支を計算すると

3700G * 3枚(1Gの投入枚数) * 9% = 999枚

となり、期待収支は2万円弱となります。

抽選突破率は50%なので、2回に1回は2万円の期待値を取れます。逆に抽選に負けた場合は何も打たずにプラマイ0のまま退店することができます。

なので、この時差オープンの抽選に参加することの参加期待値は

2万円 * 50% = 1万円

となります。

もちろんお店に足を運ぶという時間と手間はかかりますが、告知メールが来た日だけ夕方にこの店に足を運ぶだけで期待値1万円となるわけです。「ジャグラーなんか6でも打ちたくねえよ」という方もいるかもしれませんが、スロットで勝つという観点でみればかなりオイシイ状況だといえます。

これが参加期待値の基本的な考え方となります。

今はこんな露骨な煽りもできないので、意味がないと思われるかもしれません。でも僕は、たとえ曖昧でも推測の域を出なくても、自分の店選びを数値化する努力はいつか実を結ぶと思っています。

では次は、最近実際にあったリゼロの事例を考えてみましょう。

 

特定日にリゼロに高設定を使い始めた店の参加期待値

先ほどの例はすでに廃業した店の話で、しかも射幸心をそそる煽りをしていたお店だったのであまり参考にならないかもしれません。しかし次は最近(2019年)の話で、現在人気のRe:ゼロから始める異世界生活の実例です。

このお店にはリゼロが7台あり、前回の旧イベ日には、

  • 2台がおそらく設定6
  • 1台は設定45かわからないけど中間設定っぽい
  • 残りは12かわからないけどおそらく低設定

という感じでした。つまり単純に見れば、リゼロに座ることができれば、3/7=43%の確率で機械割100%オーバーの台に座れます。

この店の特定日は大型店の特定日と被っていて、抽選参加人数はそこまで多くなく、週末でも50人ほどです。

この状況で全員がリゼロに流れると仮定すると、抽選を突破してリゼロを確保できる確率は14%(=7/50)です。しかしこの店はバラエティ機種が豊富お店で、朝はマイナー機種に流れる人が割といます。朝の整列中の会話などを盗み聞きしていると、「大好きなアノ機種を打ちたい。どうせ打つなら少しでも高設定に期待できる旧イベ日に!」と考えて遠方から来店する人もいるようです。

たま〜にバジリスク絆を全台系や高配分にすることもあり、そのインパクトが強烈なので毎回そっちに流れる人もいます(僕もその夢を追ってしまう一人ですw)。

そういう予想も踏まえると、おそらく抽選20番、場合によっては25番くらいでもリゼロに座れるでしょう。つまりリゼロの確保率は50%にまで跳ね上がります。リゼロに座った時点で43%で中間設定以上、抽選を突破してリゼロに座れる確率が50%と考えると、この店に朝並んだ時点で約21%でリゼロの高設定を掴める可能性があるといえます。

先ほどの配分予想で行くと、リゼロに座った場合

  • 2/7で設定6
  • 1/7で設定4
  • 4/7で設定1

となります。

設定6を掴んだ場合はブン回し、設定4を掴んだ場合は捨てるかもしれないし、ビビりながら打つかもしれない。そして低設定を掴まされた場合は朝の2時間以内で捨てるという動きができたとすると、期待収支は以下のようになります:

  • 設定6=9000G回す(期待値65000円)
  • 設定41/2の確率で気づけて打ち切る(17000)1/2の確率でビビって捨てる(3000)
  • 設定1なら朝の2時間で捨てる(-2400)

これらを合計すると、(65000*2) + ((17000 + 3000) / 2) + (-2400 * 4) = 130400

リゼロは7台あるので平均すると、130400 / 7 = 18628

そしてリゼロに座れる確率は50%だったので2で割ると、9314円がこの店の特定日で朝イチリゼロを狙う際の参加期待値となります。

配分の予想さえ大きく間違えなければ、この店の旧イベでリゼロ狙いをすることの参加期待値は確実にプラスだといえます。これが超有名店だったら、たとえリゼロ20台が全台6だと前日からわかっていたとしても、抽選参加人数が1000人だったりして、しかも良番が全員リゼロに流れると仮定すると

抽選突破率=リゼロ確保率は2%、つまり50回に一度しかツモれない確率なので、参加期待値にするとたったの1300となってしまいます。

 

しかしこれらの予想は、今回も前回と同じ配分にしてくれると仮定した場合の話です。実際にはそんな約束も保証もどこにもありません。

この辺は店の傾向を長期的に把握していく必要があるわけですが、店によっては「リゼロは前回に餌を撒いたから、今回はリゼロは低設定にして絆に設定を入れよう」なんてやるかもしれません。

また、単純に特定日といっても、平日と週末では配分は大きく異なります。この店の場合、人の目に触れやすい週末ほど頑張る傾向があり、これは僕にとってもありがたいことです。

こうした傾向も考慮する必要はありますが、リゼロが確保できなければ絆に流れる、あとは最近設定を使っているハナビ通を狙う、あとはマイジャグにもいくつか狙い台を作れそう、という感じで保険の動きを考えることもできます。

さらに高設定が入りやすい場所のクセを読むことができれば、高設定奪取率はさらに上がりますし、同時に低設定を回避する確率も上がります。

・・・・といった感じで、まずは大まかな参加期待値を推測して、そこからそれをさらに高める動きはないか、リスクを低減することはできないかと模索していくのです。

 

参加期待値を意識するとライバルが減る

参加期待値を意識すると、ライバルや競争率というものがいかにジャマなものかわかることもあります。信頼度の高い激アツなお店というのはありがたいですが、逆にそれが仇となることも多々あるのです。

余談ですが、先ほどリゼロの例で挙げたお店は普段は過疎っていてイメージがかなり悪く、この店で打っているというと

え?あんな店いってんの?養分乙ww ププッw

といわれかねないお店です。でもそこが逆にチャンスだと思っています。多くの人は、実際にデータを見ずにイメージや人の噂だけでお店を判断することが多いと思います。

いわゆるプロといわれる人たちでも、「あの人はこの店には絶対こない」とかそういうのがかなりあります。過去に出禁になったのかもしれませんが、多くの場合は「あそこは見る価値もない」とスルーしているのではないかと思います。

またこれは個人的な趣味ですが、僕は競争率が高い有名店よりも、信頼度を多少犠牲にしても競争率が低いお店を好む傾向があります。

抽選何百人という並びの中でお祭り的なワクワク感を感じることもあるかもしれませんが、いつも抽選で悪い番号を引いてしまい何も打てなかったり、「せっかくきたから」と打ちたくもない台に座ってしまうことを思えば、僕はライバルが少ない穴場を探す方が価値があると思っています。

自分の目と足を使って、誰も気づいていない穴場を見つけ出した時、そしてライバルを出し抜いて自分の狙いがツボにハマった時の喜びこそがスロットの一番の楽しさだと思いますし、一度そういうことができるようになれば、状況が変わっても自分一人で新しい状況に対応できるようになるので、取材・イベント規制が入っても、軍団が引き子を連れて押し寄せてきてもあまり気にならなくなります。

まとまりのない内容になってしまいましたが、お店選びをするときには参加期待値を意識してみてはいかがでしょうか(^_^)

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