データ分析・攻略

設定狙いは周囲の台の挙動にも注目しよう

よく「設定狙いは周囲の台の挙動にも注目するといい」って言いますよね。

僕もヘタクソなりに、なるべく周囲の台の挙動を見てシマ全体の設定状況を考えるように心がけています。

その中で、たまにはいい結果につながることもあったので、その実例も紹介したいと思います。

周囲の台の挙動とは

高設定狙いをしているとき、

「今自分が座っている台は高設定なのか?」

これが一番の関心事だと思います。

だからこそ、打っているときはついつい自分の台に意識が向いてしまいがちです。

 

しかし周りを見ることで、自分以外の台の設定を推し量ることができるようになります。

一番重要なのは、高設定確定演出でしょう。

これを確認したということは、自分の周囲に高設定が存在することを100%証明してくれるわけです。

それによって、自分の押し引きも一気に変わってきます。

例えば、

「シマに高設定が1台はあるだろう」という状況で他の台から高設定確定演出が出たなら、自分の台の高設定の可能性は限りなく低くなります。

逆に、全台高設定のシマを探しているときなら、隣の台で高設定確定演出が出れば、その機種の高設定の期待度は一気に上がります。

 

さらに注意して周囲を観察すれば、こんな情報を得ることができるかもしれません

  • 別の台から設定6確定演出が出た
  • 高設定確定演出が、すでに2台の台から出ている
  • 左右の台はどちらも設定1のような挙動
  • 全体的に偶数設定挙動
  • 角の台はどうも高設定のような挙動

全部を把握することは不可能ですが、こういう情報は多く持っていればいるほど有利に立ち回れるようになると思います。

自分の台をヤメたあとの移動先を探すときにも役立ちます。

 

この情報にプラスして、ホールの設定投入の傾向を考えていくと、より効率的に、自分の台を見切るか続けるかの判断をすることができることがあります。

 

これはAT・ART機に限った話ではなく、Aタイプでも使えたりします。

Aタイプでも、今は高設定確定演出がある台の方が多いですよね。

ハナハナでもBIG中のスイカ、ボーナス後のパネフラ、REG中のフラッシュなど、見れるところは意外とありますし、ハナビなどの場合、BIG中のハズレは重要な設定推測要素になります。

しかしジャグラーだけは、本当に何もないです・・・ボーナス回数くらいしか目に見える要素がないので、あまり見どころはありません。

まあ、単独かチェリー重複かは見れなくもないですが、それを全部見てカウントしたりするとかなりストーカーっぽくなりそうですが・・・

 

こんな感じで、まずは見える範囲から、

  • 高設定挙動
  • 低設定挙動

などを見ていき、わかったことを携帯などにメモっていくといいと思います。

最初はざっくりでもいいと思います。

この情報はその日役に立たなくても、今後同じホールで設定狙いをする際に役に立つこともあります。

なので、周囲の台にも意識を向けるクセをつけるといいのではないかと思います。

そして、自分が打ち慣れていない機種であっても、何がどうなったら高設定挙動なのかを意識することで、機種に対する習熟度も早く得られると思っています。(僕はこの点が大の苦手です。新台とかよくわからないうちに消えるから特に嫌いです・・・)

 

それでは、周囲の挙動を見ていたことで、少しトクをできた実例を紹介したいと思います。

高設定を後ヅモできた話

バジリスク絆を朝から打っていた時のことです。

自分の台は、朝イチ初当たりこそ早かったものの、2連で終了しあっさり飲まれ、追加投資の真っ最中です。

開始1時間で「朝イチだけ良さげで、後は悪くなるだけの台」のイメージが見えてきます・・・

 

自分の台が寒い挙動だったので、左右の台の挙動をずっと見ていました。

とはいえ、あまり顔を左右に動かすとウザがられるし、最悪の場合トラブルに発展するので、控えめにしていました。

まずは、左右の人がどんな人か見ます。

左の人は専業っぽい人なので、横に座ったおっさんに見られても怒ることはないでしょう。

右の人は、僕以上にソワソワ前後左右を見ていたので、こちらも大丈夫です。

とはいえ、顔をそちらに向けて見るとやはりいい気分じゃないと思うので、背もたれに深く座った態勢で、顔は真っ直ぐに保ったまま、レア役を引いた時とか何か演出があった時に、目だけ左右に動かします。

 

そんな中、右隣の台が、レア役を何も引いていないのに、「激熱」と出て、数ゲーム後にBCに当選したのです。

いわゆる謎同色BCですね。そのままBTにも当選しました。

朝からこんな挙動が確認できれば、しばらく粘れそうな台です。

 

サイッチー
このホールは、並びで入るって感じじゃないし・・・隣の台の可能性が上がった分自分の台の可能性は下がるな

と、早くも逃げの態勢を作ります。

サイッチー
自分は次スルーしたらヤメるか・・・

なんて思っていたら、隣の台が出玉が600枚弱でATが終了し、そのまま即ヤメしたのです。

 

サイッチー
 !? (特攻の拓風)

即押さえました。

サイッチー
打っていた人はプロでもないし、おそらく、せっかく出た出玉を飲まれるのを嫌ったのか

そう考え、移動しました。

 

謎同色一回くらいで高設定確信とは行きませんが、まだかなり早い時間で、自分の台は悪い挙動をしていたので、移動してみる価値はあると思いました。

結果、この台を夜まで打てました。

 

高設定確定演出こそ出なかったものの、謎当たり同色は5回出て、BT初当たりは1/197で24回取れました。

とにかく簡単にBTに入るけど、簡単に終わってしまうという、修行モードでした・・・

おそらく設定4だったと思います。

なにか奇跡を起こせないと1000枚を超えそうにない絶望感・・・

「メークミラクル」と長嶋監督の名言を何度も唱えていましたが、ダメでした。

 

しかしこれは、朝イチの台選びをハズしたものの、左右の台の挙動を注意していたから拾えた台でした。

朝から座った台がそのままいい挙動だったらいいですが、実際はそんなうまくいかないですよね。

なので、どこかで自分の台を見切り、次の台を探さなくてはいけません。

 

上手い人は、ホール全体を見ながらこれをやっています。

バリバリのプロの人とか、よくそんなところを見ているなというところを本当によく見ています。

朝イチの狙いを外しても、抽選番号が悪くても、昼からしか来れなくても、状況がいいホールなら、最後はツモっている感じなんですね。

打ったことがないはずの新しめの機種でも、高設定っぽい挙動を見逃しません。あれは経験の差なんでしょうかね。

僕にはそこまでは無理なので、とりあえず横の台だけ見ていました。

 

例で挙げたようなバジリスク絆の謎同色は、しれっと演出が出て当たるので、当たった後から「当選契機はなんだったのかな?」と思い返しても遅いのです。

自分の台ならそれでもいいですが、隣の台とかだと、ちょっと自信が持てないですしね。

もし自分の台だけに集中していたら、気付けなかったと思います。

設定4か6か

僕が打った台は、謎当たり同色の回数、BT初当たり確率から見て、設定6でも不思議ではないのですが、

やはり設定4だったと思います。というのも、設定6というには少し足りない部分が多かったのです。

  • 確定演出が出なかった(昼からは弦之介BCしか選んでいなかったのに)
  • 偶数撃破が2回出たこと(設定6なら、確定演出や奇数が出ても不思議ではないのに)
  • 初当たり24回で朧背景スタートが一度もなし
  • 城背景も一度も見れず
  • 絆高確が複合で光りまくるシナリオが1度しか来なかった

という感じでした。

ただ、謎同色が何度も出た時点で設定2というのはなさそうなので心強いですね。

スロマガのツールで推測すると、設定6が濃厚だというのですが、設定4の方が濃厚だったのかなと思います。

スロマガのツールは、謎同色の回数で設定6期待度がかなり変動するイメージですね。

まあ、設定4だったのは仕方ないと思います・・・

朝のあの段階では4か6かは判断できないと思います。

もし、「あそこは設定4までしか入らないから」とか言って見切れればカッコいいですが、そこまでクセとかがわかっている訳じゃないので (^_^;)

 

と今回は、謎同色で高設定っぽい台に気づき、座ることができました。

謎同色とかはあまり目立たないので、「すべてを絶対見逃さない!」とかやってしまうと、キョロキョロと怪しい人になってしまいますが、

少し意識を向けるだけでもいい変化があると思います。

バジリスク絆の場合、まずは、BT当選濃厚か確定の場合の弦之介BC消化時に確定演出が出るかどうかだけでも意識するといいと思います。

テンパイボイス矛盾、金帯、777人、300人、1001人、100人スタート、人数が多いのに赤帯変化、などですかね。

確定が出なくても、奇数撃破だったのか、偶数撃破だったのかを覚えておくだけでも、後々役に立つことはあります。

例えば、

  • うまそうな人が偶数撃破の台を捨てた → 設定2のリスクが高い
  • 奇数撃破 + 偶数撃破 + 一貫して初当たりが軽い+出玉も付いている → 設定6かも?
  • 全体的に奇数撃破が多ければ、そのシマのハズレ台が設定1が多い
  • シマ全体的に偶数撃破ばかりなのにしょぼい → 設定2祭り

こんな感じでパズルを組み合わせる感じで、有利な立ち回りをできるようになりたいものです。

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