データ分析・攻略

日曜日のデータと今後のスロットとの距離感

どうも!

今回は「日曜日」について少し書いてみたいと思います。

以前から「パチンコ屋は休日がかき入れ時=回収日」と言われていました。

この風潮は時代とともに変化しつつあると思っていますが、かといって単純に

「今は休日でもアツイ!」

と手放しで言えるほどよくなったとも思っていません。

というわけで今回は、僕自身がいく店で集めたデータを元に日曜日について考察したいと思います。これは一部の地域のごく限られた店舗のデータであり、ホールや地域によっては傾向は違う場合もあると思いますので、あらかじめご了承ください。

「日曜日は稼ぎどき」は事実

まずはいくつかデータを見ていきましょう。

これは僕の自宅の近所にある4店舗のデータの「曜日別の一台あたりの平均差枚数」をグラフにしたもので、ハイライトしている列が日曜日のデータとなっています。集計期間は過去3ヶ月となっています。

A店(大型店)

上のA店は「キツイ店」というイメージをもたれている系列の店です。データから見えるように、やはり日曜日はしっかりと抜いています。とはいえ一台あたりの差枚数は150枚弱で、「意外とマイルド?」なんて思うかもしれません。

 

B店(大型店)

続いてはB店ですが、こちらも日曜日は回収というイメージがくっきりと出ています。差枚数200枚弱ということで、現金投資ならば4000円程度となります。A店と比べると、こちらはかなりメリハリがハッキリしています。日曜日は厳しい反面、土曜日は3ヶ月という期間で見てもプラスとなっているので、土曜日は店の推し機種などを絞り込めれば戦いやすい状態ともいえます。

そして以下のC店とD店ですが、これらの店では日曜日がワースト1の曜日ではありませんでした。

C店(中型店)

D店(中型店)

 

とはいえ、日曜日が特別いい数字になっているわけでもないので、過度な期待は禁物といえます。

ここまで見てきて僕は、

「やっぱり日曜日はキツイのか」

という印象を新たにしたのですが、単純に日曜日の設定状況が一番悪いのかといえば、必ずしもそうはいえません。

なぜなら店の利益は、稼働量が上がれば上がるほど増える傾向にあるからです。日曜日の稼働はどの店でも平日の2〜5割増となっているので、普段と同じような設定配分であっても店側の利益が伸びやすいといえます。

それは裏を返せば、少なくとも店側は日曜日に出す気がないということになります。もし本気でやる気なら、B店の土曜日のように客側のプラスで終わっていてもおかしくないわけですからね。

ここでは4店のデータを挙げましたが、これらの店は

  • A店 = 大手法人の大型店
  • B店 = 大手法人の大型店
  • C店 = 中小法人の中型店
  • D店 = 中小法人の中型店

となっています。少ないサンプルではありますが、ここから

「大手法人ほど、大型店ほどセオリー通りの営業をしてくる」

ということがいえると思います。

大手法人の系列店とそれ以外で性格が違うというのは、当サイトでは何度か書いてきましたが、ここでも同じ傾向が見て取れます。

特定日なら日曜日でもチャンス?

「日曜日はあまり期待しない方がよさそう」というのはいいとしても、特定日はどうなのでしょうか。

広告規制がガチガチに厳しくなった昨今、特定日は暗黙の了解で集客ができる数少ない集客の機会となっています。もちろんここを「格好の抜きどき」と捉えるお店もあるとは思いますが、それもデータで検証してみます。

日曜日の特定日の一台あたり平均差枚数

  • A店(大手) = -181枚(客側のマイナス)
  • B店(大手) = 219枚(客側のプラス)
  • C店(中小) = 556枚(客側のプラス)
  • D店(中小) = 304枚(客側のプラス)

これを見て分かるのは、日曜日の特定日となると、中小店の方が元気が良かったということです。これはおそらく、経営が潤っているからではなく、

「二番手三番手ほど、こういう機会に集客につながる手を打っている」

ということの表れかもしれません。

B店は、大手チェーンでありながら、全体的にバランスがいいと印象があります。

普段は「ボッタ店のくせになぜか稼働がいいだけの店」という評価をしていましたが、それはもったいない考えだったと反省しています。稼働がいいのは、店側の営業努力があったのかもしれませんね。

何事にもいえますが、自分が正しくて他の人は間違っているなんて決めつけてしまうと痛い目を見るという好例ですね。

今後の日曜日はどうなるのか

以前、スロットで勝ちやすい曜日と勝ちにくい曜日について書いたのですが、これはあくまで僕個人の収支に基づいて、「金曜日が勝ちづらく、土日が勝ちやすい」と書きました。

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これを書いた当時、僕にとっては土曜日も日曜日も同じくらい勝ちやすい曜日だったのです。ただ土曜日と日曜日で明確に立ち回りは変えていて、

「土曜日は設定にも期待できるが、日曜日は慎重に動いてハイエナ優先で行こう」

みたいな考えをハッキリと持っていて、日曜日は朝イチから打ちに行くことも少なめでしたし、日曜日の夕方くらいになればREG先行のよさげなジャグラーが空くことも割とありましたが、それらにはほとんど手を出さないという感じでした。

最初の頃はそういう台に飛びついていたのですが、あまりにも結果が出ないことが多かったので、徐々に慎重になっていったという経緯があります。そして、とにかくマイナス期待値を踏まないことを優先し、散歩を兼ねてハイエナ的な台があれば拾いつつというスタイルでコツコツ勝てていた気がします。

 

しかし最近強く感じていたことがあります。それはハイエナが圧倒的にしづらくなったということです。その原因には、6号機をはじめとした新機種やマイナー機種に対応できていない、しかも勉強する気も大してないという、僕自身のハイエナとしてのレベルの低さもあるでしょうが、ハイエナしかしないエナ専といわれる人たちですら満足に拾えているようには見えず、今までほとんど店移動しなかった人たちまで頻繁に複数店舗を移動するようになるあたり、

「よっぽどキツイんだろうな」

とは思っていました。

そうなってくると僕自身もロクにハイエナをできない状況が増え、次第に「チョロチョロ歩いてもどうせないんだろう」と思うようになりました。

もしこれが旧基準機の撤去と6号機の浸透によって引き起こされている事態ならば、これは今後も続くことで、僕みたいなニワカはますますハイエナができなくなるでしょう。

そうなってくると「日曜日はハイエナに寄せて勝ちに行こう」という作戦そのものが通用しなくなる可能性もあります。

パチスロメインの専業者などであれば「じゃあ日曜日を休みにするか」とすればいいですが、週末の休みで楽しみつつお小遣いを増やしたいというサラリーマンスロッターにとってはキツイ問題となります。

もちろん、パチスロを楽しむということであれば何曜日でも構わないわけですが、昨今の台は事故が少なく、低設定は夢も見させてもらえないスペックの台ばかりだとあまり楽しい気分にすらさせてもらえない気もします。

となってくると、「日曜日はそもそも打ちに行かず、お小遣いが目的ならば違う方法を模索した方がいい」というそもそも論になりかねません。

もちろんここで挙げたのは店全体の差枚というマクロなデータと、「最近ハイエナができない」という泣き言を組み合わせただけのものであり、打ち手側に高設定やチャンスを見つけ出す眼力さえあれば、どんな状況であっても勝ち続けることはできるでしょう。

極端な話、たった一台でも自分が打てる高設定台を確保できればいいわけですからね。

とはいえ、大きな流れとしては高設定をツモりづらい上にハイエナもしづらくなってきており、その流れに逆らうには今後ますますの努力が必要なのかなと思うと、今後も楽しくパチスロと接していくためにはパチスロとの距離感を少し遠ざけることも必要なのかな、なんて思ってしまいます。

・・・あれこれ書きましたが、僕自身も1ヶ月ほどパチスロを打てておらず、最後の雑感に関しては夏頃にぼんやりと感じていたことなので、今現在、そして今後どうなってくるかはわかりません。

個人的には、今後ホールが「本当に面白いAT機が出るまではジャグラーに力を入れてこの場をしのごう!」とか考えてくれて、ジャグラーあたりを楽しく打てればいいと思っておりますが、そんな甘くはなさそうですね (^_^;

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