ジャグラー データ分析・攻略

「夜ジャグ」

しばらく離れていたパチスロにも復帰し、最近はまた高頻度で打っている自分です。

パチスロを打ちたくても打てない時期があるからこそ、改めて打てる幸せを噛み締めつつ楽しめるんですが、それでも不調期やうまくいかない時はダルい気分になることもあれば、うまくいっているときでも「所詮は同じことの繰り返しなんだよなぁ」と倦怠感を感じることもあります。自分はそこそこパチスロが好きな自信があるのですが、それでもこの倦怠感は拭えないことがあります。

まあ「パチスロが好き」とかいいつつ、一度も触ったことがない機種の方が多いし、特定の機種を除けば知識なんてほとんどないんですけどね・・・機種の原作や演出、パチスロ自体のゲーム性が好きとかよりも、うまく立ち回れれば小銭を掴んで帰還できるみたいなゲーム性が好きなんでしょうね(1日単位では爆死することもありますが)。この倦怠感を、もし専業の人たちも感じるのだとしたら、どう折り合いをつけているのでしょうね。

それはさておき、今回は復帰直後の立ち回りを振り返りたいと思います。記録を見ると、復帰初日から3日連続で閉店ギリギリまでジャグラーを打っていたようです。内容は以下の通りです。

某月某日(復帰初日)

  • 20:30〜22:45、マイジャグラー4、投資350枚、回収694枚、収支: 約6600円

某月某日(復帰二日目)

  • 19:40〜22:50、マイジャグラー4、投資730枚、回収502枚、収支: ー4890円

某月某日(復帰三日目)

  • 19:30〜20:05、バジリスク絆2ハイエナ、投資500枚、回収270枚、収支: ー4400円
  • 20:20〜22:50、マイジャグラー4、投資200枚、回収194枚、収支:ー100円

仕事の後だったので、どれも夜からの実戦です。

この3日は収支的にはちょいマイナスで、これだけをみたらパチスロ中毒者が仕事後に打っていたというだけの話なのですが、ここで注目したいのは終了時間で、どれも22:45とか22:50となっています。これは全て、「延長遊技」を希望して時間ギリギリまで打ち切った結果となっています。

歳のせいか当時の状況はあまり覚えていないのですが、僕はジャグラーでいい台を掴んだと思えば、時間ギリギリまで打ちます。ノーマルタイプのいいところは最後まで打てるところですしね。AT機や、ノーマルタイプでもRTの恩恵が強めの機種(ディスクアップとかリゼロAの設定ラムとか)だと多少時間を考えるべきでしょうが、ハナビ程度のRTなら閉店ロスを気にすることはないし、ジャグラーはそもそもRTもないので閉店ロスはゼロです。

なのでこれらの台も、ホール状況や数値を加味してその台が期待値プラス(設定4以上)である可能性がかなり高いと判断し、さらに復帰直後にそれなりの台に座れたことが嬉しくて打ち切ったのでしょう。

夜ジャグの最大のメリットは、すでにある程度数値が見えているところですよね。ジャグラーは根拠が大事とはいいますが、この格言は状況によって意味が大きく変わると思っています。朝から打つ人にとっては設定変更の傾向や法則、その日のホールのやる気などが全てですが、夜から打つ場合は、それに加えて当日のこれまでのデータもれっきとした根拠の一つに加えるべきです。

僕がよくいくホールの中に、マイジャグラーに設定は入るけどピンポイントでは狙えない(少なくとも自分は狙えると思っていない)ホールがありますが、そこは台数も多くて傾向もよくわからないので、朝から必死になって掘るくらいなら、夜になって空いてるよさげ台を打つ方がはるかにいいのです。

実際に専業が全く居つかないので、朝から狙うのは割に合わないのでしょう(その分常連客にチャンスがあり、ホール運営としては上手いやり方だと思いますが)。そういう状況だと、打ち手もガチな感じではないので、よさげな台でも夜に空いたりするのです。さすがに19時台とかは難しくても、打ち手にもよっては21時過ぎにはヤメていく可能性も高くなります。夜ジャグ打ちにとっては、設定6が入っても専業が打ち切ってしまうホールは無価値で、逆に専業目線でダメそうなホールこそチャンスだと思っています。

「いやそれって単なる履歴打ちじゃん」

という声もあるかと思います。たしかにこんなやり方だと低設定に座ることもあるでしょう。しかしここにホール経験値を加え、押し引きを工夫することで低設定を長く打つリスクを回避することはできます。一番手っ取り早いのは、自分が打ってすぐにいい挙動をしなければ捨ててしまうというやり方です。再プレーの500枚を使い切った、REGが全然引けない、ジャグ連しない、合算が落ちてきた、不安になった。ヤメるタイミングはなんでもいいのですが、考えて打ち続けるうちにホール経験値は上がります。

こんな捨て方をしていると高設定を捨てる可能性もありますが、それは「台にやる気(設定)がなかった」か「縁(自分のヒキ)がなかった」と割り切るくらいがジャグラーとのちょうどいい距離感だと思っています。高設定を捨てずに高設定滞在時間を最大化するのも一つのアプローチですが、その分低設定滞在時間も増えます。僕は、平日は夜に散歩がてら打つ程度なので、たまに捨ててしまったとしても、低設定の滞在比率を下げることで、相対的に高設定の滞在比率が高まれば期待値はプラスだし、それで満足というスタンスです。

「ジャグラー相手にそこまで必死かよ」

という声も聞こえてきそうですが、僕は、夜の設定の上下が見えてきたジャグラーこそ必死に回すべきだと思います。だから、閉店間際に大きなハマリを食らおうとも、最後の最後で出玉を減らそうとも、当日の収支がプラス域からマイナス域になったとしても気にしないのがベストです。

気分的にモヤモヤしたときは朝イチからジャグラーを打っている時の状況や不安感なんかを思い出しましょう。朝の何もわからない状況でREGが1/1000でしか引けなかったりストレートで500Gハマった時の気分を思えば、8000GでB30R35みたいな台が最後にちょっとバケを引けなくてもグダついても耐えられますしね。

「高設定なら素直に勝つだろ」

と思うかもしれませんが、夜の短時間を打っただけでは勝率はあまり高くないと思います。その日の勝ち負けなんてBIGを引けたかどうかで決まってしまいますし、マイジャグの設定5くらいなら一日打ってもクソ負けることも割とあるのだから、これはある程度長期的に見るべきでしょうね。高設定だからコンスタントに勝てると期待をして打つとほぼ失望するので、夜ジャグの細切れの稼働を何十日分も合算してトータルでは勝てているのか、数値は高設定寄りになっているかどうかにフォーカスした方がいいでしょう。

もちろんパチスロは楽しむことも重要な要素なので、閉店前のハマリとか出玉飲まれはいい気分はしませんし、「最後はダルかったな」とか思うことはありますが、「22時でヤメとけばあと1万プラスだったのに」とか思うことはありません。それよりも「今日はいい台を打てたな。いい台を用意してくれたお店と、あの時ちょうど空いていてくれた状況に感謝だな。そして適当なホールで妥協せず、足を使って目星のホールに足を伸ばしてあの台に辿りついた自分も少しは褒めておいてやるか」と納得感と充実感を噛み締め帰るのです。

最後になりますが、僕の夜ジャグの収支の一部で、22時以降に打ち始めたジャグラーのみの収支をお見せしましょう。

22時以降に打ち始めたジャグラーの収支

勝率は49.2%とあまり高くなく、負ける時は300枚〜400枚ストレートで負けて回収ゼロなんて気分の悪い日も意外とありますが、1000枚程度回収して勝つ日ももちろんあるので、トータルで見るのがベストですね。時給もおそらく出率換算で107%くらいの数値になっています。

わずかながら、アイム、スーミラ、ファンキーなど、マイジャグ以外のジャグラーも打っていますが、僕はマイジャグのみデータをつけているので、それを見ると、

13521Gで、BIG55回(1/246)、REG58回(1/233)、合算1/120と、普通に高設定の数値になっていました。これを20000G、30000Gと積み上げていけば収支はもっと伸びることでしょう。打った回数の割には金額が少ないので「チリツモ」という感じですが、別の用事をした後に、電車の中でデータをチェックして、帰り道に寄ったりということもあるので、ちょうどいい遊び方かもしれません。

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